ネタバレ・感想あり親なるもの 断崖のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

一年たっても忘れられない
2016年4月4日
この作品を読んでもうすぐ一年(当時シーモアではまだ読めませんでした)ことあるごとに思い出してしまいます。忘れたくてもわすれられない。ほんとうに悲惨で思い出すだけでつらい。二巻に少し救いがあるぐらいで、ほぼほぼ絶望感漂う。
現実に同じようなことがあったなんて、信じたくない、信じられない。でもみんなに読んでほしい。万が一でも、繰り返さないためにも。この時代に生まれた自分自身の幸福を考えるためにも。
読むときは覚悟して読んでください。ほんと忘れられない漫画です。壮絶です。
生きること。
2016年2月26日
なかなか現代の報道では知ることも出来ない、えぐられるような痛みを描いています。
女性たちが自分の道を歩むという選択肢がそもそもない。
ただの商品。
その中でも決して魂だけは汚れずに、まっすぐに優しく逞しく生きた様々な女性の姿。
つらい気持ちにはなりますが、たくさんの方に読んでもらいたい作品です。
漫画という枠を超えてると思います。
現代人である幸せ😢
2016年2月21日
衝撃でした。無料分のみ読みましたが、内容が辛過ぎです。昭和初期に現実にあった身売り。女の子は遊郭行きで、外見が良かったり身体が出来上がっていると即客を取らされる。性を仕事とし、自由がない日々。自決する子や、もちろん病気で早死にする子達もいたでしょう。今を生きる私たちには非現実的過ぎて理解出来ません。社会の教科書として沢山の方に知ってもらい、作品としてもっと評価されるべきです。今、自由に暮している幸せを大切にしなければと考えさせられました。
女という生き物
2016年2月9日
広告が気になり購入して読みました。
みなさんのレビューにもあるように、北海道で
昭和初期の時代に、こんなにも悲惨な人生を送らなければならなかった人がたくさんいたという事実に、読んでいて哀しく辛かったです。
女ってなんだろう…ってつくづく考えさせられる作品です。
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命の価値
2016年2月5日
最初から最後まできついお話。
人の命の価値が現在とはあまりにも違いすぎて、日本であって日本じゃない感じ。
ただ、この時代の上に我々がいる。いろいろ考えさせられます
魂の話でした
2015年12月13日
何度も読み返しています。
女性の魂の話でした。
こんな話はフィクションだからと、割り切れない力強さで心に責めてきます。
日本女性史を代表する歴史的作品
2015年11月29日
日本人女性の姿を描いた漫画としてこれ以上の歴史的価値がある作品はあるでしょうか。
偉人ではなく、日の当たらない、しかし確実に存在した女達の生き死に様。親に商品として育てられ男に体を売るしか生き延びる術がなかった女郎とその周囲のこれまた凄惨な人間たちを時代背景と共に忠実、詳細に描いています。
漫画なので主人公の人離れした美しさなど花を添えている部分はありますが、おぞましい戦争の時代に生きなければならなかったごく普通の女性たちを知るのに十分な一冊です。
彼女達は決して特別ではなく、私達自身でもあります。たまたまいつの時代に生まれたかの違いはあれど、女の哀しい宿命を教えてくれました。
名作です
2015年11月28日
涙が止まりませんでした。
1人でも多くの人に読んでいただきたい名作です。
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いろいろ
2015年11月15日
この時代のことはわかりませんが、この時代にこんな街があって、そこではこのような文化があったのだなと衝撃を、受けました。面白かったです
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すごいいい!
2015年10月29日
すごくよく調べあげられた表にでにくい生々しい事実が描かれていてよかった
買ってよかった
2015年10月2日
北海道に住んでいながらこの様な歴史があるとは全く知りませんでした。大変勉強になり買ってよかったと思いました。
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ずっと読むか迷って読みました。
2015年9月19日
広告とかで気になってたけどずっと迷い続けて読み始めました。 かなり重そうな感じだったから迷ってたけど、やっぱりおもいし、辛い内容。 でもいつかは読もうかと思ってた作品でした。 辛い内容だけど目にとまったなら、すぐじゃなくていいから読んで欲しいと思います。
色々な意味で深く重い。
2015年9月4日
ずっと気になっていた作品でした。読んで良かったと本当に思います。そして終戦70周年の今だからこそ沢山の国民の目に触れて欲しいと思いました。戦争の是非が議論されている今だからこそ多くの方に読んでもらい、そして「自分の考え」というもので是非を問うて欲しいと思いました。作中の出来事を現実だと知っていて尚、現実感がないのは致し方ない事なのだと思います。全てが「過去」で、「今」ではないという考えになるのも、「今」を生きてる以上、致し方ない事なのだと思います。だからこそ尚更、良い悪い・正しい正しくないは置いておき、この作品に触れることで各々が各々の感情や感覚でしっかり考えて欲しいです。そんなきっかけになり得る作品だと思います。作中に比べれば、各自意見を主張でき、自由というものを手にしている現在です。血肉や涙、忍耐や苦痛の上に現在が成り立っているのだと襟を正す気持ちも大事だと思いますが、この事実をいかにして今に活かすか、を考えなければ意味がない気がします。広く深く、そして狭く深くも考えさせられました。この作品に感謝です。ありがとうございました。
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涙なくしては読めない
2015年8月27日
戦争の辛さに胸がつぶれる思いです。娘を持つ母として、読んでいて何度も涙が出ました。グロい表現も多々ありますが、一読の価値があります!
泣きました
2015年8月26日
私の知らないことが沢山書いてありました。
こんな世の中だったんだなぁと色々考えさせられる話でした。
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泣いちゃいました。
2015年8月22日
読んでよかった。一気に読みました。

母の愛の深さを思った。私も娘がいます。

私の子も幸せな子どもだと思った。

そう子どもに伝えて共に生きたい。


おすすめです。
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救われない現実
ネタバレ
2015年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックシーモアでの公開を心待ちにしていました。北海道室蘭に実在した遊郭で、本当に辛い、生き地獄の日々を暮らす遊女たちの物語。貧困と戦争へと向かう世の中に翻弄されてゆく姿が、ただただ辛いです。遊郭というと江戸時代を連想しがちですが、昭和の時代まで公的に存在していたんですね。しかも遊女=華やかさが描かれがちですが、そんな作品とは一線を画した、これが現実に行われていた扱いなんだと思い知らせてくれる漫画です。堕胎の方法とか、酷すぎる…。第2部のラストが少し救われる終わり方で良かった。復刊を機に、多くの人に読んでもらいたい作品です。
名作
2015年8月12日
地獄穴で孕んだ女郎の乳を、腹を空かせたほかの女郎が吸うシーンは衝撃的
苦界に生きる女を率直に描きつつも、強かな女のドラマがあり、情念のドラマを絡めた力作
当時の時代背景も詳しく描写されていて、広告こそセンセーショナルだが、読んで損はないと思った
涙なしには
2015年8月11日
読めない内容です。女であることの辛さ、悲しさ、現代では想像もつかない壮絶さ…
世の中の流れに巻き込まれた、少女たちの命。今の世の中の平和が様々な犠牲のもとに成り立っていることを感じます。
涙とまらない
2015年8月8日
この本を読みたくてシーモアに登録しました。
あまりの悲惨さに何も言えませんでした。

しかし、主人公のたくましさや、その子供へと続く
歴史の物語に圧巻されました。

久々にこんなに読んで感動したマンガに出会いました。
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待ってました!
ネタバレ
2015年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数ヶ月前から各所で話題沸騰だったこの作品、こちらで配信がなかったので、読むのを諦めていました。しかしこの度の配信開始を知り、すぐに購入してしまいました。

肝心の内容ですが…。(第一部中心です)
遊郭ものの漫画と言えば、江戸時代の吉原・島原を舞台としている場合が多いですが、この作品は昭和初期の幕西遊郭(北海道室蘭)が舞台です。また、よくある女同士のいざこざや、遊女の客の取り合いはあまり中心に描かれていません。それどころか、同じ境遇を生きる者としての「仲間」意識すら感じられます。この点は、遊郭を舞台にした作品には珍しいな、という印象を受けました。
そして遊女だけでなく、女将や芸妓、番頭や労働者といった全ての登場人物にスポットライトを当て、上手く個々の内面を描き出しています。それぞれが必死に生きた時代のこと、「この人なんだかな~」と思う事はあっても、本気で腹の立つような人物はいませんでした。ここまで多くの人物に感情移入できたのは、私自身初めての経験かもしれません。

作品中の言葉ですが、親が子を捨てなければ生活できなかったように、子が親を捨てなければ生活できなかった…。まさにそんな時代の話だと思います。読後はしばらく考え込んでしまうくらい、私にとって衝撃的な作品でした。
必死に生きようともがいた人々と、容赦無く迫り来る激動の時代。パーマネントやトーキー(映画)という言葉も登場する昭和時代だからこそ、よりリアルに感じられます。
今まで幕西遊郭を知らなかったという方にこそ、是非おすすめしたい作品です。
つらいけど
2016年1月7日
遊郭に売られた少女たちの生きざま。あまりに
悲しく、衝撃的な場面も多くて読んでいて辛くなりますが、彼女たちの生きる強さも感じられ、かなり読み応えがありました。1巻だけで胸がいっぱい、2巻目はどうしようか考え中です。救いがあるのなら読みたいかな…
読んだ後に
2015年9月30日
色々と考えさせられる話です。
そんな大昔前の話でなく、ほんの少し前のこと。
現実にこういった事があったという史実に基づいて書かれている話。
胸に刺さるものがありました。
腰を据えてジックリ‥
ネタバレ
2015年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻購入して一気に読んでしまいました。
重くて読み応えのあるお話なので腰を据えてジックリ読まれることをお勧めします。
私はお梅と直吉の絡みが好きだったので、お梅がアッサリ日鉄の人に嫁いだ時は少しガッカリでした。
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壮絶
2015年9月30日
ここまで壮絶な人生を表現した漫画を読んだのは初めてかも知れません。読んだ後、しばらく呆然としました。素晴らしく人間の感情表現が上手いです。★5つ付けたいのですが、後味がいい作品ではないのでオススメしずらくひとつ減らしました。この作者さんの他の作品も読んでみたくなりました。
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気になった方は読むべし。
2015年9月7日
他所で長めの試し読みしてからずっと読みたかったのでここで読めて嬉しい。
抑圧の時代で人の命が今よりずっと軽かったからこそアカの思想が正義に見えますね〜。
1巻目はどこにもハッピーエンドが見当たらないのが良いです。
プロレタリア文学みたいです。
重くてソーゼツな話だけど読み応えはあります。
2巻目は太平洋戦争が始まっててこの辺りで昭和の話だったのかと改めて気づく。
遊郭ってそんな大昔の話じゃないんですね。
日露戦争の時代と思ってました。
婆様が孫娘を体を張って守る姿に泣ける。
犬に令状が届くとこも泣けます。
こんな真実知りませんでした。
1巻目でバラバラになった人の糸がまた結ばれるのが良いですね。
こっちは大団円となって終わるのですが道生の成長がすっとばかされ過ぎて「え?」となりました。
悲しい
2015年8月22日
涙なしでは読めません。他の方のレビューが気になり購入しましたが、本当に涙なしでは読めません。そう前ではない時代にこういう事があったことを知りませんでした。絵ははじめは馴染みにくいですが、話にあっていて、とてもいいです。
生きて行く強さ
2015年8月17日
あまりにも現在とは状況が違い過ぎて絶句します。
どこかに救いは無いものかとページを進めていましたが、やはり辛い事ばかり。裏切りや絶望、その中の一筋の希望や幸せ。そしてまた踏み躙られる・・。
それでも生きて行く強さ。
忘れてはいけない、でも繰り返してはいけない。そんな時代があった事を教えてもらいました。
考えさせられる
2015年8月14日
豊かな時代に産まれ、当時を知らない身には想像を絶する世界です。
実際にあった出来事なのだと思うと考えさせられる事が多く胸が詰まります。
重い
2015年8月9日
昔の貧しい農村ではよくあった話なのかもしれませんが、あまりに過酷な運命を辿る少女たちに心が痛みました。近代化していく過程での闇の部分がよく描かれています。全体的に重く暗い話で気が滅入りますが、読みごたえのある作品だと思いました。
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つらくて
2015年9月3日
2度目は読み返さないと思います。
もちろんこの時代のこと、戦争のこと、女性の生き方、すべて本当にあったことで眼を背けてはいけないと思いますが、主人公の人生が悲惨すぎて耐えられない内容です。どこまでいっても救いがないのかと、絶望した気分になります。
つらい…
2015年8月31日
こんな時代があったのかと衝撃でした。。
つらすぎて読むのがしんどくなるほど。こういった歴史の上に今があるんだと勉強になりまた。
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時代か
2015年8月27日
すごく切ないです。
でもそんな時代があったんだと改めて心うたれました。
今は比較的自由な時代。
ありがたいと思って生きねば
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悲しすぎる
2015年8月7日
本当にあった出来事なんですよね。
今でこそ女性も強くなってきましたが、まだまだ「女のくせに」なんて言われる時代。
もっと男女平等になれる時代になって欲しいです。
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辛かった
2016年1月7日
読んでいて、辛くて涙が止まりませんでした。やりきれないです。
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作家名: 曽根富美子
ジャンル: 女性マンガ
出版社: 宙出版
雑誌: YLC