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第3のギデオン 1
青年マンガ
第3のギデオン 1
8巻完結

第3のギデオン 1

690pt/759円(税込)

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作品内容

舞台はフランス革命前夜。
三部会の議員となり、貧困にあえぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。
目的のためなら残酷でも最短の道を進もうとする、貴族のジョルジュ。
国を変えたい二人の男が、共にその足を踏み出した。
正義と悪と愛と憎悪の共同作業がむかうのは、血の地獄か、理想の未来か。

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レビュー

第3のギデオンのレビュー

平均評価:4.2 51件のレビューをみる

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高評価レビュー

ルイ16世夫妻がいかに魅力的な王族だったか
フランス革命って流れが二転も三転もして、「なんでそんなあちこち話がズレていくの…?」という疑問を感じずにはいられない出来事なんですけれども(女性たちの行進とか、ヤる気満々で攻め上がったのに「国王夫妻万歳!」で終わるのほんと意味わからんな…って昔から思ってます)、ルイ16世もマリー・アントワネットも非常に魅力のある人物で、目の前に立った人をファンにせずにはいられないくらいだったんじゃないかな、と想像してみると結構しっくりくるんですよね。国民議会側の性急なやり方も、「ノンビリしてたら国王夫妻ファンが増大して革命がウヤムヤになってしまう…!」といった焦りを孕んでいたのかもしれない、と思えば筋が通るようにも見えます。
この作品に登場するルイ16世とマリー・アントワネットは、まさにそのようなカリスマ性のあるキャラクターとして作中19世紀フランスに降臨していました。
こんな描き方ができるのは乃木坂太郎さんしかいない、と断言できるでしょう。
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4件
2024年4月28日
壮大でリアルで
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄の耽美さと、情景描写の丁寧さ、心理描写の巧みさ。そして台詞、創作物らしい文章的な台詞も上手く、日常生活で普段私たちが何気なくぽっと出してる言葉、口語の使い方が非常に上手い。「かっこ悪いことにそいつは抱きしめられたい男なんだ」の一言であのシーンを、あの状況を、ジョルジュの葛藤と苦悩と未来を劇的に変えてしまうだけの説得力を端的に表す天才的なセンス。皆が皆人間らしく、善良だが時と場合により悪にもなり状況が変わると善に戻る、泥くさいありのままのヒューマンドラマを、この美しい画風で読めるのはすごい。ラストのなんと処刑場での明るすぎる(ロワール家にとってのみの)ハッピーエンド、ギデオンとジョルジュとソランジュの波乱に満ちたわちゃわちゃ生活を予想させるヒーロー漫画のような終わり方には本当に驚いた。最初から最後まで予想できない展開の連続、面白かったです。
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5件
2020年5月10日
運命と愛に翻弄された主人公達
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後感の満足感がはんぱない。
よくこの短い巻数で、ここまでのキャラクター、世界観を描けたと、作家さんの才能に圧倒されます。

人間はそう信じられるほど強いものではなく、誰しもがダークサイドに墜ちる可能性を秘めている。人は愛されていることで、強く健やかに生きられるのだなと感じさせられました。
今回のテーマは「親からの愛」です。実際には色々な愛の形があるため、登場人物のように「親からの愛」にこだわらず、生きていけたら楽なのにと思います。孤独でなければ人はまっすぐ生きられますよね。

後半に主人公が闇に墜ちる描写は、雑(急いで)にかかれている感もありましたが、それでも十分に心情と過程を理解できます。
読みごたえ、没入度、表現力、どれをとっても満足でした!
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5件
2019年12月1日
話がワクワクして、指が止まらない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ これは、マンガではなく、もはやドラマです。
乃木坂先生の、読者を「あっ!えっ!?え!!」と驚かせる作風はそのままに、こんなに愛さずにいられない王妃マリー・アントワネットが自然とそこにいるのには、気づいたときにはもうどっぷりハマってしまいました。
私の1番のお気に入りは、ルイ・オーギュストとマリー夫婦がわかりあえず、妻の望まぬ夫の愛ゆえに、また空回る夫婦の絆を、御子のお言葉で、マリーが言葉とか理屈じゃあない夫への愛を思い出し、夫のそばこそが世界で1番安全(安心)なところだ と言い放つシーンです。
主人公がお金のために書いたであろう官能小説よりも、
官能的で、男女の妙がそこにありました。
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4件
2020年5月12日
続きが気になって全巻買いました。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ためしに読んでみるつもりが気付けば全巻購入していました。それぐらい続きが気になるお話です。絵がとっても上手な作者さんで他の作品も読んでいます。どの作品も人物がとても魅力的で、この作品も主要人物みんなキャラが強くていいですね。実際のアントワネットのお話をもとにしているようで、終わり方はとても悲しくてバッドエンドが好きではないのでショックでした。
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4件
2018年8月5日

最新のレビュー

序盤は良いけど途中から駆け足のキャラブレ
3巻までは文句なく面白かったのに、8巻ではテーマもキャラもブレまくりで、序盤とは別の漫画みたいで戸惑いました。
マリーとルイだけは一貫してた気がしますが。
革命前後のフランスを舞台にしたギデオンとジョルジュの物語だと思っていたら、いつの間にか二人は脇役になり、マリーとルイの物語になっていた感じ。
最初からそうならともかく、序盤では、非暴力を貫いて解決しようとする愛想の良い子持ちの男と、複雑な背景から手段を選ばず目的を達成しようとする孤独な男の物語と思わされたので、なんだか拍子抜けでした。
いいね
1件
2025年4月2日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

娘を想う父親は強い
分析:いっちゃん(シーモアスタッフ)
ドラマ化された「医龍 ~Team Medical Dragon~」の作画をされた乃木坂太郎さんの作品です。フランス革命前を舞台にギデオン・エーメは身分制度の撤廃を民衆や貴族に訴えます。血を流すことなく実現出来ないかと例え自分が拷問を受けても娘の未来のために奮闘する姿は尊敬すべき父親像です!

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