さっと読むだけだと、さらっと流せるし軽く読めるのですが、
読み込むと色んな
伏線や作家さんの思いやりなど感じて
思いの外深いお話が多かった。
ストーリーもオリジナリティがあるし、リアルな心理描写もあります。
こういう時、このキャ
ラならどう動く?とか
しっかり考えられていて、キャラがイキイキしてると感じます。
エロも多くはありませんが、ありました。
身体のバランスは良い方だと思います。
「眠りの〜」表題作は、目覚めるといつの間にか隣家で寝ている主人公。
なぜ隣家に向かうのか…など後半ぐっと引き込まれました。
「etc,etc」付き合っている彼氏と上手くいかない主人公。
冒頭は別れた直後で、その後別れるまでと別れてからが描かれています。
不器用なゲイカプの不安と愛情が入り混じって、読み応えがありました。
「西瓜とストローク」大学受験を控えた高校3年生カプ。
ちょっとした言葉尻を捉えて抜き合う関係に。
そこから発展するまでが可愛らしいお話でした。
書き下ろしの4コマもたっぷりあってファンには嬉しい
特に最後の、「西瓜と〜」に出てくるおばーちゃんに萌え
この作家さん、読んだのまだ3冊ですが、
モブの女性にも味があるんですよね。
もちろんファンタジー色も強いですが、所々に出てくる
リアルな描写に惹かれました。
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