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ライトノベル
エス 【イラスト付】
8巻完結

エス 【イラスト付】

850pt/935円(税込)

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作品内容

警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。椎葉は新宿の武闘派暴力団・松倉組に籍をおく男を情報提供者として工作している。ある日、寝起きの椎葉に一本の不明な電話がかかってくる。おまえのエスに気をつけろ、と。劣情と矜持、孤独が交錯する男たちの物語!!  ※本作は過去に配信していた「エス」に挿絵を加えたものです。ストーリーに変更はございません。

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レビュー

エスのレビュー

平均評価:4.7 49件のレビューをみる

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高評価レビュー

好きになってはいけない人に惹かれてしまう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ エス本編は全4冊で第1巻であるエスは本編+宗近視点で描かれている短編が収録されています。本編は全て椎葉視点ですので宗近視点の短編は初めて宗近の心の内を垣間見る事ができて楽しかったです。その後第2巻の咬痕(かみあと)、第3巻の裂罅(れっか)、第4巻の残光(ざんこう)と続いてフィナーレです。
エスの短編集がstill recallです。構成は短編7つ+奈良千春先生の漫画一つという形です。これは本編中の時系列のものもありますが、大部分は本編終了後の話です。メイン二人の視点だけではなく他の主要人物からの視点で描かれたものもあり、本編では分からなかった過去なども語られています。改めてこの物語のバックグラウンドの深さを感じました。
デコイの2冊はエスのスピンオフ作品です。デコイ第1巻が囮鳥、第2巻が迷鳥という感じで連続した一つの物語です。エスの世界観の上に二組のカップルの話が描かれています。本編とは全く別のストーリーです。宗近と椎葉はほんの少し登場します。
最後、最果ての空。これは本編に出てくる椎葉の義兄が中心の物語です。これにはちょいちょい椎葉が登場します。そしてこれもまたデコイと同じようにこれだけでも読める、全くの別のストーリーです。
私はこの物語が大好き。そもそもこの物語はBLっぽくない。本編はあんなにも二人の絡みがあるのにも関わらずです。最果ての空に至ってはほぼ絡みもない。文章もライトなノベルではなくて本格的な文芸小説のようです。ライトと思って読んで本格的な文章が襲いかかってくるのでそのギャップにびっくりするのも分かります。でもそのリアルな文章を読みこなす頃にはこのエスの世界観に魅せられています。そしてよくあるサスペンスなら主人公と共に謎を解き明かしてここで終わりですが、これはBL本です。まぁ二人が絡む絡む。最初は身体の関係だけ。そこに心は無い……と見せかけて本音を隠し必死で耐える。それが切ないんです。その描写たるや……作者は天才としか言いようがないです。そしてお互いのことが好きすぎて耐えきれなくなり、関係が破綻する——。
はぁー、最高です。
めっちゃ楽しかったです。
いいね
12件
2021年2月18日
禁断の関係に相応しい世界観にハマる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編4作読み終わりました。『DEADLOCK』シリーズが凄く良くて、作家さん繋がりで何となく読み始めましたが…BLというよりミステリー重視とも言えるような肉厚な内容でした。謎というか事件の真相や、そこに至るまでの過程も全く予想がつかなくて驚きの連続でした。私の勝手な解釈ですが、『DEADLOCK』より『エス』の方が重い気がします。何というか人の死に対して容赦がないです…『DEADLOCK』は本格的アクション・ミステリーの中にありつつも、そこまで徹底的な悲劇は少なかったように思うのに、『エス』は椎葉に感情移入しすぎると辛くなるくらいでした。「BL というより〜」なんて偉そうに言いましたが、BL としても良かったです。何となく「作家さんが同じだとシリーズが違っても似たような表現になるんだろうな」という偏見がありましたが、全然!!でした。『DEADLOCK』のような甘さ優位な感じではなく、そもそもの【禁断の関係】に相応しく濃くて苦しい、重みのある世界観にどっぷりハマってしまいました。小説は読むのに時間がかかるので、普段はチマチマ読むのですが、これは読みたい気持ちが止められなくて次々と一気に読んでしまいました。〜2024/9/19追記〜本編を読んで一息着いてそのまま続きを読むつもりでしたが、デコイから更に辛そうな内容になる気がしたので、まだ読めていません。
いいね
6件
2022年2月12日
デコイが1番面白かった。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ エスシリーズの中ではデコイが1番面白かったです。2カブの対比が効いていました。殺し屋✕刑事(記憶喪失)、ヤクザ部下✕ヤクザ上司(ふたりはほぼ対等の相棒)。ヤクザの加賀谷✕那岐カップルが英田作品史上1番好きかもしれません。特に報われない片思いを抱えて一途に那岐を支える加賀谷がたまりませんでした。最期はラブラブになりますが。殺し屋カブの方はそうはいかず、受けが攻めを憎みながら、一緒に海外に出て行きます。
次に好みなのは、最果ての空。篠塚義兄さんがお気に入りなので。篠塚義兄さんは、妻を亡くした生粋のノンケだし、一人で生きていくと決めているので、もう誰とも結ばれません。が、そこがいいのです。
エス本編はそこそこ好きです。あのカップルはそんなに好みじゃないかも。
いいね
2件
2024年3月28日
続きを読む手が止まりません!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 拳銃押収のスペシャリストの刑事・椎葉と、その情報提供者(エス)となったヤクザ・宗近の禁断の恋です。ビジネスに徹するつもりがお互いに強く惹かれあい、苦しさを募らせてしまう…刑事とヤクザの行き着く先はどこなのか。
本編4冊→アウトテイク1冊→スピンオフ2冊→椎葉の義兄が主役となる最終巻1冊で、絡みのシーンもたっぷりで愉しめますし、全巻通して英田サキ先生の造詣が大変深く、刑事モノとしても申し分ないです。
個人的にはエスから数年を経た「最果ての空」が大好きです。このシリーズの完結は、あれで良かったと心から思えます。
1巻目を購入したら最後まで大人買いしてしまうのは確実ですが、オススメです!
いいね
5件
2021年3月31日
面白い!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ お仕事シーンが長過ぎると飽きてしまうことが多いんですが、この本はお仕事シーンが面白くて夢中で読み進めてしまいました。椎葉も宗近もカッコよくて魅力的なんですが個人的には安東が不憫で…。安東にも餌やってよ!!て気持ちになりました笑
早い時期から宗近に惹かれてたんだとは思いますが誰にも懐かない山猫のような性格から、色仕掛けでも使える手札は使う!的な感じに途中からなるのがちょっと気になりました。でも、それ以上にエスという関係性が魅力的で続編もすぐ買ってしまうくらい面白かったです。
いいね
2件
2019年11月7日

最新のレビュー

孤独
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ エス
宗近さん作家になれば良かったのに。才能ありです。刑事さんモテモテね。でも立場のある大人の2人がそこまでお互いに夢中になる理由とは何なんでしょう?その辺り少々不自然に感じてしまいました。

咬痕
刑事2人の赤裸々な告白、う〜んあれは無しかな。あり得ないと思います。受けは2人の人から大切に思われ/想われ幸運ですね。同僚の彼にはそんな相手がいなかったからあんな風になってしまったのでしょう。愛と信頼とビジネス、確かに複雑かも。

裂罅
攻めの過去が判明、そしてラスボス登場。この受けはB級ホラー映画で開けてはいけないと言われた扉を自ら開く人でしょう。犯罪者相手にしているのに本当に学習しない、今までよく無事で生きてこられましたこと。

観客ありにお外でとかバラエティありでした。寝室だけではマンネリ?ですかね(笑)

このお話しの真のヒーローは義兄ですね。

残光
自死を考え思い出すのは攻めのオヤジギャグ。生と性の滑稽さですね。義兄との関係、ブロマンス以上の匂わせがいいです。彼に姉ではない別に支えてくれる人がいればいい、でもそれは自分では無い、とそんな考えが出来るのは自身にお相手が出来たからというのは実に人間的です。恋をする女子学生のような彼ら、聞いてて恥ずかしくなるような大袈裟な愛の言葉にいい意味ではないギャップを感じます。最後刑事を辞めるなと言う攻めが格好良かったです。

デコイ
番外編其の一は記憶喪失もの。スピンオフとしては関連が薄く完全に別のお話しとして読めます。謎が重なるのいいです。この2人に肉体的な関係があるのはいいですが、恋だとか愛だとか甘い感情っていうのには違和感がありです。

最果ての空
番外編其の二 お義兄ちゃん〜 いやぁこれは寂しい。

シリーズ全部を読み思うのは人との繋がりを欲する気持ちが誰にでもあるということかな。五堂はずっと自分を殺してくれる仲間を探し、火野も相手にどんな感情でもいいから強く思われたいって。過去に縛れることを選んだお義兄ちゃんは本当に強い人なのかしら?それとも…
いいね
0件
2025年4月9日

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