おとぎばなしは決して幼い子どもだけのものじゃない。大人の女性たちに送る、心と官能が満たされる物語。
部屋を暗くして、キャンドルを灯して、ようこそ恍惚の世界へ――。
★知りたがり屋の女の子ゴルディロックスが迷い込んだのは、くまの家?――いいえ。森の中の一軒家で、本当は何があったのか、あなただけに教えましょう……。★
彼女が迷い込んだその家には、3人の男爵が世を倦んで暮らしていた。だがその朝3人はちょうど森へ散歩に出かけており、家はもぬけの殻……。おとぎばなしに語られているとおり、彼女は家の奥に寝室を見つけ、男らしい香りが染みついた枕に顔を埋めると、眠りに落ちた。目覚めたとき、彼女は3人の逞しい男たちに顔を覗き込まれていた。「もしやこの女が……?」「そうだ、そうに違いない」「伯爵もなかなか乙な贈り物を」3人は彼女の服を玉葱の皮でも剥ぐかのようにむしり取ると、さっさと裸で仰向けになり、屹立したモノの上に彼女をのせた。「な、何をするの! こんなの……か、硬すぎるわ!」もう1人が彼女の前にまわり、口を開かせる。「こ、これはまだ柔らかすぎるわ……」そして3人目が後ろから貫く。彼女は喘いだ。「あん、いい……。これは、ちょうどいいわ」(次作『白雪姫(番外編)~女王と魔法の鏡~』)