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民族と国家
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民族と国家

1,389pt/1,527円(税込)

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作品内容

今世紀最大の火種を解き明かす
二十一世紀最大の火種となる「民族問題」。イスラム研究の第一人者が二十世紀までの紛争を総ざらえ。新時代を生きる現代人の必読書。解説・佐藤優

【目次】
第一章 イメージとしての民族と国家 ―レコンキスタから冷戦終結まで―
 1 湾岸戦争とボスニア=ヘルツェゴヴィナ内戦
 2 神話・象徴複合としての民族
 3 二つのナショナリズム
第二章 イスラム史のなかの民族 ―ムスリムと啓典の民―
 1 イスラムにおける民族の系譜
 2 レンズを通して見た非イスラム世界
 3 ムスリム・キリスト教徒・ユダヤ教徒
 4 中東とヨーロッパのキリスト教
第三章 パクス・オットマニカ ―ミッレト制による「諸民族の平和」―
 1 オスマン帝国とアラブ独立王朝
 2 ボスニア=ヘルツェゴヴィナのイスラム化
 3 イスラム国家とヨーロッパ
 4 多民族と平和共存
第四章 愛国心か、ナショナリズムか ―ムスリムの見た外国と異民族―
 1 ヨーロッパの中のイスラム
 2 国名のない国家
 3 フランス革命とオスマン帝国
第五章 ムハンマド対マルクス ―資本主義・労働運動・民族問題―
 1 クウェートとサウジアラビアの原型
 2 「アラブ国家」か、エジプト国家か
 3 民族問題と経済問題
 4 民族モザイクの変容
 5 バルカンの労働運動とアナトリアのアルメニア問題
第六章 「高貴な民」の目覚め ―アラブ人とトルコ人―
 1 ミッレトから民族へ
 2 「高貴な民」としてのアラブ
 3 イスラムから生まれたアラブ意識
 4 預言者の正系とアラビアのロレンス
 5 中央集権化 対 地方分権化
第七章 イスラム帝国の終演 ―国民国家に向かって―
 1 植民地分割か、国民国家の成立か
 2 エジプト・ナショナリズムの開花
 3 ムスリムからつくられたトルコ人
 4 イスラムと複合アイデンティティ
 5 ユーゴスラヴィアの「ムスリム人」
終章 民族と国家のリアリズム ―構想と神話―
補論 新しい中東の分割と断層線 ―「境界の破枠」と新バルフォア宣言―
解説 佐藤優

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  • 民族と国家

    1,389pt/1,527円(税込)

    今世紀最大の火種を解き明かす
    二十一世紀最大の火種となる「民族問題」。イスラム研究の第一人者が二十世紀までの紛争を総ざらえ。新時代を生きる現代人の必読書。解説・佐藤優

    【目次】
    第一章 イメージとしての民族と国家 ―レコンキスタから冷戦終結まで―
     1 湾岸戦争とボスニア=ヘルツェゴヴィナ内戦
     2 神話・象徴複合としての民族
     3 二つのナショナリズム
    第二章 イスラム史のなかの民族 ―ムスリムと啓典の民―
     1 イスラムにおける民族の系譜
     2 レンズを通して見た非イスラム世界
     3 ムスリム・キリスト教徒・ユダヤ教徒
     4 中東とヨーロッパのキリスト教
    第三章 パクス・オットマニカ ―ミッレト制による「諸民族の平和」―
     1 オスマン帝国とアラブ独立王朝
     2 ボスニア=ヘルツェゴヴィナのイスラム化
     3 イスラム国家とヨーロッパ
     4 多民族と平和共存
    第四章 愛国心か、ナショナリズムか ―ムスリムの見た外国と異民族―
     1 ヨーロッパの中のイスラム
     2 国名のない国家
     3 フランス革命とオスマン帝国
    第五章 ムハンマド対マルクス ―資本主義・労働運動・民族問題―
     1 クウェートとサウジアラビアの原型
     2 「アラブ国家」か、エジプト国家か
     3 民族問題と経済問題
     4 民族モザイクの変容
     5 バルカンの労働運動とアナトリアのアルメニア問題
    第六章 「高貴な民」の目覚め ―アラブ人とトルコ人―
     1 ミッレトから民族へ
     2 「高貴な民」としてのアラブ
     3 イスラムから生まれたアラブ意識
     4 預言者の正系とアラビアのロレンス
     5 中央集権化 対 地方分権化
    第七章 イスラム帝国の終演 ―国民国家に向かって―
     1 植民地分割か、国民国家の成立か
     2 エジプト・ナショナリズムの開花
     3 ムスリムからつくられたトルコ人
     4 イスラムと複合アイデンティティ
     5 ユーゴスラヴィアの「ムスリム人」
    終章 民族と国家のリアリズム ―構想と神話―
    補論 新しい中東の分割と断層線 ―「境界の破枠」と新バルフォア宣言―
    解説 佐藤優

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