あっと言う間の４巻です。小説にありがちなまどろっこしさが一切ない、物語の世界観がスッとはいってくる、キャラクターもしっかりしてて整合性がとれています。また伏線の回収が本当に上手くて、読んでいて小気味いい感じがします。
なので読んでいて不快
感がない。
何より素晴らしいのは紙の上からキャラが立ち上がってくる感じ、イメージしやすいんですね。ファンタジーにありがちな独りよがりがないのも好印象。だからと言って平凡なファンタジーではなく、とても個性的で面白いです。
個人的にはリーンハルトと、コニーが上手くいって欲しいのですが、張り巡らされた伏線からすると不幸になる空気が漂っています。
いや、そこからの起死回生を願いたい。いや、王国どうなるの？
ハッピーエンドを願いつつ、その裏をかくような、でも皆が納得するようなそんな物語の閉じ方がされるのだろうと期待しています。
早く続きが読みたい
この一言につきますね。
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