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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)小説 徳間書店(Chara) キャラ文庫 鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?【SS付き電子限定版】
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ライトノベル
鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?【SS付き電子限定版】
2巻完結

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?【SS付き電子限定版】

640pt/704円(税込)

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作品内容

【電子限定版】書き下ろし番外編「写真家 氏家紹惟は砕けない」収録。●売れない元子役のアイドルが、一夜にしてトップモデルへ転身!? クビ寸前の永利(えいり)を抜擢したのは、完璧主義の天才写真家・紹惟(しょうい)。彼のモデルは代々『ミューズ』と呼ばれ、撮影中は一心に紹惟の寵愛を受ける。求めれば抱いてくれるけれど、冷静な態度は崩さず、想いには応えてくれない。深入りして、疎まれるのは嫌だ…。そんな思いを抱えたまま、十年――。恐れていた、新しいミューズが現れて…!? ※口絵・イラスト収録あり

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レビュー

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?のレビュー

平均評価:4.4 101件のレビューをみる

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高評価レビュー

10年間の一途な想いのその先へ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく面白かった!小中大豆先生の作品はどれも楽しく読めるけど特別はまるほどではないという感じだったんですが、こちらは自分の好みにガツっと嵌まりました。
特別に変わった設定などがあるわけでもない普通の現代ものなのですが、ストーリーに緊迫感と迫力があって、のめり込むようにして一気に読んでしまいました。じっくりと恋愛を描いた物語がすごく読み応えあり、胸に染みて面白かったです。

永利目線の丁寧な心情描写がとにかく見事で、前半の孤独な気持ちをずっと抱えてきた辛さや紹惟に依存するように惹かれてしまう気持ち、後半の苦しみもがきながら1人立つ決意をする強い思いなどが手に取るようにわかって、まるで永利と同化して一緒に10年を生きているような気分になりました。

この作品は永利の成長物語でもあると思うのですが、簡単に事が運ばないところがすごく良かったと思います。ギリギリまで追い込まれた永利の感情が生々しく苦しい程で、これは上っ面だけじゃないしっかりと地に足ついた人間を描いているなと感じました。
特に後半の撮影の場面が非常に面白く、2人の関係と仕事とが絡み合った真剣勝負のやりとりにすごく興奮しました。

紹惟のやり方に関しては確かに酷かったかもしれないけれど、まぁ芸術家だしそこが魅力でもある訳で、突き放したのも自分自身で殻を破って欲しいという気持ちからだろうと思って読んでいたのであまり気にはなりませんでした。わかりづらいけど紹惟の愛を感じたし、一緒にもう一段上の高みに行こうってある意味最高のプロポーズではと思って胸が熱くなりました。
10年もの間彷徨っていたけど、落ち着くべきところに落ち着いたし、最後には甘いシーンも用意されていて大変満足しました。自分にとって当たりの作品に出会えて本当に嬉しいです。
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9件
2022年2月8日
面白かった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さまには珍しい?芸能界モノ。
売れっ子天才カメラマンの紹惟×元子役の崖っぷちアイドル永利。
一途な永利に対して、永利と長年身体の関係があっても紹惟は『仕事のために(作品を良くするために)必要とあらば誰とでも寝る人』なのが切ない。
芸術肌だから仕方ないのか?と思いつつも、気持ちがどこにあるのか、優しいのか冷たいのか分からない感じが読めなくて怖かった。
紹惟のミューズとなり身体の関係は持ちつつも想いを伝えられることはなく、自分だけ素直になる事も出来ない永利が不憫。
新たに永利ともう1人の新しいミューズとの写真集・ドラマなどに使われる『白雪姫』のモチーフも趣味が悪い。
まるで紹惟の寵愛を無くした『魔女(宰相に置き換えてる)』の永利が『白雪姫(新しいミューズの子)』に奪われることを暗示してるようで。
また紹惟のクセなのか、永利を精神的に囲い込んで公私ともに紹惟に依存させていたのでお互いの殻を破るための粗治療にもなったのだけど…
主人公の永利がモデル兼俳優なので、お芝居とか感情を身体で表現することが好きな人はそういう意味でも楽しめるんじゃないかな。
恋愛だけじゃなくてお芝居の葛藤とかヒリヒリする感じがとてもリアルで良かったです。
周りのマネージャーや俳優さん達もいい人が多くて永利と一緒にヤキモキもやもやしつつも楽しく読めました。
書き下ろしは本編では何を考えてるのか分かりにくかった(本編の最後にも語られますが)紹惟目線で心の内が知れて良かったです。
彼もかなりのカッコつけの拗らせ大人で、永利の独りよがりじゃなかったことが分かって安心しました。
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1件
2022年4月24日
健気受け最高!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 氏家紹惟(39歳写真家)×瀬戸永利(32歳俳優)

「心は貰えないなら、体だけでも欲しい…」
健気受け最高!!

紹惟(攻)に見出され被写体となった10年前から、体の関係も結んできた永利(受)。互いに縛らないからこそ続いてきた2人。関係を終わらせたくないから、この気持ちは伝えられい…
永利は遊んでるフリしてるけど、実は紹惟しか知らない体!!健気過ぎ…

母親からの愛情に飢えた永利は、紹惟から与えられる優しさに溺れていく。しかし、彼の優しさは作品(ミューズ)のためだと気がついてしまう…
永利にとって、紹惟から与えられる優しさが全てなのに…
それでも、好きになるのを止められない…

それから10年、次の仕事でミューズの交替!?
岐路に立たされた永利の選択は…

ずっと愚痴を聞いてくれた永利の友人がまた良い奴!!彼も幸せになって欲しい〜。

紹惟から離れ、一皮剥けて成長した永利。
最後は公私にわたるパートナーへ!

紹惟が本心を吐露した時の言葉「潰れても〜」に、この人の器の大きさを感じた!読後ジワジワ染みてくる攻めの包容力。この人、めっちゃ受けの事愛してるし凄い人だよね!実は相当な溺愛攻めだったw

永利が変われたのは、周りの人のおかげもあるけど、何よりも10年間ずっと紹惟に守られ育てられ注がれてきた愛情があったからなんだと感じました!!

紹惟は、これまで読んだ小中先生作品で1番のいい男かもしれない!!!
いいね
9件
2022年6月23日
1冊読了も可能。さらなる続きも気になる!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在、全2巻。
1巻完結→その後的な追加続刊、です。

一言でいうなら、源◯物語的シンデレラストーリー、とでも言うんでしょうか。

無名のパッとしない美人アイドルくんが、有名写真家の目に止まって、、、
という〜、、女性読者ならドキワクしちゃうストーリー展開(笑)。

でもそこがありがちなハーレークイン的にならず、読み応えのある作品になっているのは、作者さまの力量ですね。

主人公の不安や悩み、恋や人生への想いがしっかり書かれていて、背景ストーリーの展開にも惹き込まれました。

才能あふれるスパダリ様に、真っ白な状態の美人くん。
自信のない主人公の心情が丁寧で、ぐっときました。。

2巻では後日談的なその後のお話。
年若い新キャラも登場し、主人公の新たな壁と仕事を背景にお話が進みます。

この話はそこで終わり(キリの良いエンド)ですが、正直、生意気くんのその後が気になる!!
さらなる続刊、もしくは後輩くんのスピンオフでもいいから、ぜひとも続きが読みたいです!

作者さま、シリーズ続刊書いて欲しいです。。
担当者さま、お願いします〜。
気長にお待ちしております。。
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6件
2023年9月27日
あなただけ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの紹惟は天才写真家で何事にも完璧だけど、恋愛はポンコツすぎ。離婚多すぎ。でも写真家として自分にもモデルに対しても、絶対的な厳しいプロ魂は尊敬する程カッコいいなぁと思いました。受けの永利と偶然に出会いますが、2人とも仕事に対しても真面目で頑張り屋さんです。カッコいいですね。でもお互い好きなのに自分にカッコつけすぎて、ウジウジしすぎて10年も…ホントに君たち何やってんの?ですね。言葉足らずすぎですね。
攻めの自分勝手なプロ魂のせいで、受けが可哀想で悔しくて辛くて読んでいる途中で胸が痛くて、頑張れ!もう素直に気持ちを伝えなよ〜!と何度も思いました。
終盤の恋に本気になった紹惟の、永利にだけ見せる緊張して余裕ない姿もやっぱりカッコいい。凄い執着と独占欲も素晴らしかった。壊れても潰れても手放す気はなかった、って執着が凄いなぁ。読み終わった後もいろいろ心に思い、しばらく余韻が残りました。
みずかね先生のイラストがとても綺麗で全てがよかったけど、特に最後のイラストが好きで、2人の想いが凄く溢れて見えてとても綺麗だなぁと思いました。
梅田さん達の2人を守り立てる会、私も参加してみたいです。
いいね
6件
2022年1月29日

最新のレビュー

受がしんどい1巻、攻が焦れる2巻
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は「攻が好きで飽きられないよう気を遣って10年過ごした健気受」、2巻は「ドラマでの受の相手役に嫉妬露わな攻」と、お互いの相手への焦れと熱量が良かったです✨

1巻めは攻のミューズが皆元嫁だったことから、次のミューズが出たら自分とも終わりだと恋心を隠しセ◯レに甘んじて関係を続ける受。
そして幸か不幸か次のミューズは新しい子と自分の2人。妬心をセーブし演技にかける受がひたむきで全力応援しました。そして10年頑張った受には、最後にまさかのサプライズが!

2巻めは攻と恋人になり順風満帆の受。でも元々自己評価が低く自分に厳しいので、ドラマで主演抜擢なるも共演ライバルに負けないよう必死です。しかもライバルが自分に敵対心アリなので、最初は疲弊するも負けじと応戦!これがカッコよくてスッとするのですが、その後ライバルがとんでもなく大変な状況なのを知り、優しい受は放っておけずアレコレ面倒をみることに。それで当然受に懐くようになったライバルに対し、大人な対応をしつつも攻は「これは俺の!」とはっきり言動で示し…。

どちらか一方がしんどかったり熱量差があると不満が残るのですが、この作品は1巻で受がしんどかった分、2巻では打って変わって攻が独占欲を露わにするので満足度が高かったです。
それも受に妬心を暴力的にぶつけるのではなく、対外的に自分達の関係を指輪で示したり、当て馬に堂々と受の所有権を主張するのがとてもイイ!

1巻では攻への評価が悪かったですが、2巻で爆上がりになりました(笑)遊び人だったのが受一筋になり、当て馬に焦れても受を信じてひたすらステイする大人攻、対してずっと頑張り屋かつ健気な受と、仕事でも恋愛でも素敵な大人の成長物語でした✨
いいね
1件
2025年4月6日

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