前巻を読んで、謎を残したままだったのが2巻目で回収された感じでした。言葉のテンポも使い方も、世界観も独特で、The BL!というよりは青年群像劇やファンタジー、文学に近いのかなぁ?と思います。1巻では主人公の一人称のみで語られるので、楯くん
が謎のまま分からない!けど出てくるキャラがみんな個性的でわたしは引き込まれて一気読みしました。ありきたりな表現に飽き飽きしている人には良いと思います。爽やかだし可愛い。確かに2巻目に行かないと分からないことが多いけど、世界観の説明として2巻で収めきるにはこれだったのかなぁと。好みは分かれるのかもしれませんがわたしは大好きです。
もっとみる▼