ドラマがこの構成で、この長さで本当に助かりました。もしこの先の物語も萩原さん八木さんと今回の製作陣で描かれていたら、私の想像ではなく画面の中で映像として視認出来てしまったとしたら、間違いなく私は天に召されてしまうからです。
ですが人間とい
うのは欲深いもので、映画や連ドラのシーズン2、テレビの2時間のスペシャル枠などの何かしらの映像で、また平良と清居に会いたいと、強く願ってしまいます。
私はこのドラマに出会うのが少し遅く、5話から見始めるという大失態を犯してしまいました。放送直後に1話から徹夜で一気見して、次週の放送までにSNSを隅から隅まで味わい尽くし、満を辞して6話を迎えました。これはむしろとてつもなく幸運なことで、私が『美しい彼』に出会うべきタイミングは5話だと、アヒル隊長のお導きがあったのだと思います。たまたま5話を見てしまい、うっかり出会ってしまった尊い清居の衝撃で失神寸前になりながらサブスクに入会して1話を再生したあの夜は今でも忘れられません。
もちろん原作もすぐさま購入し、アヒル隊長を追いかけて金色の川を漂っておりました。
私も監督さんと同じ気持ちでいます。絶対に二人に干渉することが出来ない空気になって美しい純愛を見守っていたいんです。スポットライトが照らす光にも、現実から切り離れたファインダーの中にも確かに存在することができる無味無臭の空気として『美しい彼』の世界に関わっていたいんです。
こんなに素晴らしい作品に出会えてとても嬉しいです。
どうか、“続き”をお願いします。
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