※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページ、付録が含まれない場合がございます。国鉄では古くから等級制が導入され、戦後リクライニングシート装備の「特別2等車」(特ロ)が製造されたことから、従来の2等車は「普通2等車」(並ロ)と呼ばれ、料金で差を付けられました。本誌では鋼製客車の並ロ各形式をまとめ、形式紹介とその果たした役割を解説します。目次カラー口絵写真はじめに1. 並ロの歩み/1.1 ロングシートだった2等車1.2 2人・4人掛け併用 / 1.3 戦中・戦後の運用停止と戦後の新製車1.4 復活特急にオロ40使用 / 1.5 特ロ重視の戦後2等車1.6 3軸ボギー車改造で補った戦後の2等車不足 / 1.7 急行では特ロと併結1.8 偏りもあった並ロの配置1.9 近代化改造は並ロから/1.10 長距離鈍行で活躍1.11 電暖改造は一部の形式に / 1.12 2等級制への移行とグリーン帯1.13 最後の並ロ運用1.14 本書で取り上げる並ロコラム1:希少価値の「2」等標記数字コラム2:電車と気動車の並ロ2. 並ロの形式別解説 / 2.1 オロ302.2 オロ31コラム3:なぜオロフ30は生まれなかった?2.2 オロ312.3 オロハ302.4 スロ322.5 スロ332.6スロ342.7 オロ352.8 スロ432.9 スロフ302.10 スロフ312.11 オロフ322.12 スロフ342.13 スロフ432.14 スロハ312.15 スロハフ302.16 スロハフ31上巻のおわりにスタッフ