出だしはミステリーで疑問を残しその後数か月後からお話が進みます。割と早く主人公の素性が読者のみに明かされますが、何故そうしたのか、どうやってそうしたのかの工程が謎のままなので興味を引きます。こう書くとミステリー小説っぽく感じるかもしれません
が、主人公と周りのやり取りが結構コミカルで面白いです。転生者あるあるの地球(日本)の知識、(主に料理とお菓子)神に愛されているでしょ的なチート能力。その割には神様一切出てこないし、主人公も信仰心皆無です。割と良くある設定なのにちょっと斬新だったりクスっと笑えたりハマります。「素性」に気付いた人が「疑問」を調へ始めるが暗礁にのるところで3巻終了。非常に上手な作者さんの思惑通り続きが気になります。
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