なんと表現して良いのか書き出すまで固まってしまったけれど、主人公であるオークが受けている状況は酷め(幸せそうと言ったら怒られる多分)なのに始終作者の言葉使いが面白すぎて、なんでかホッコリしてしまうというお話。出会いは地雷だ〜とか言われそうだ
けど、別にそういう出会い方しか無いんじゃん?と受け入れれば良い。始まらんし。酷いといえば酷いけど嫌ーな事件が起こるわけでもないので、是非読んでもらって「あ〜」となる状況を楽しんでもらいたいなと。こう書いているだけでオークのツッコミが飛んできそうで笑える。壮大な事件が起こらないのに色々回収されていてサイドストーリーもちゃんとしていて良作だと思いました。ただ、挿絵が無いのであんまり表現の割にはサラッとしている感じがするのは残念。ほんとーに表現はめっちゃされているんだけどなー。何でだろう。ギャグ路線というかオークが明るくて重くならないのが良い点でもあり、悪い点でもあるのかもしれない。気になったのが、オークとゴブリンのイメージがミックスされていそうな気がするのと、日常系で終わりが無いので終わった感じがしない(もっと読んでいたい)
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