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戦後直後の激動の昭和において、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治が、ペンの力で庶民の暮しをより良くしようと提言してきた散文、随筆、評論、コラムから 厳選収録した選集全3巻を刊行します。
花森安治選集 第2巻『ある日本人の暮し』
第2巻は、名もない人のありのままの日々の記録――。
花森安治が最も心血を注いだ企画である連載「ある日本人の暮し」の傑作集です。
情感にじむモノクローム写真と、書き手・花森の卓越した文章で織りなした名ルポルタージュ、全30編を収録。花森は市井の人々の懐に飛び込むと、家計の事情や本音を巧みに引き出し、日常茶飯にひそむ哀歓を見事にとらえました。
そこには、あきらめずに生きる人々の、人生の輝きを見つけることができます。