愛の巣へ還れ!【イラスト入り】(樋口美沙緒  街子マドカ )の注意事項

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愛の巣へ還れ!【イラスト入り】

950pt/1,045円(税込)

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285pt/313円(税込)

作品内容

「好きだから、手放したかったんです」 ロウクラス種フジミドリシジミチョウ出身の藤見千翠は、生まれたときに母を、17歳で父を亡くし天涯孤独になった。自分を愛してくれた両親のために、生きる気力を持たねばともがいていたある日、大学でハイクラス種タランチュラ出身の七雲翔と出会う。千翠は彼のことを知っていた。性モザイクという特殊な体質の千翠だったが、翔は対性モザイクの特効薬を開発した医師の息子だったのだ。翔とひょんなことから交流ができた千翠は彼に惹かれていくが、翔からは「シジミチョウ出身者とは仲良くしない主義」と線引きをされてしまい!? タランチュラ×性モザイクのシジミチョウ。原点回帰のムシシリーズ最終巻!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 愛の巣へ還れ!【イラスト入り】

    950pt/1,045円(税込)

    「好きだから、手放したかったんです」 ロウクラス種フジミドリシジミチョウ出身の藤見千翠は、生まれたときに母を、17歳で父を亡くし天涯孤独になった。自分を愛してくれた両親のために、生きる気力を持たねばともがいていたある日、大学でハイクラス種タランチュラ出身の七雲翔と出会う。千翠は彼のことを知っていた。性モザイクという特殊な体質の千翠だったが、翔は対性モザイクの特効薬を開発した医師の息子だったのだ。翔とひょんなことから交流ができた千翠は彼に惹かれていくが、翔からは「シジミチョウ出身者とは仲良くしない主義」と線引きをされてしまい!? タランチュラ×性モザイクのシジミチョウ。原点回帰のムシシリーズ最終巻!

レビュー

愛の巣へ還れ!【イラスト入り】のレビュー

平均評価: 4.9 11件のレビューをみる

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高評価レビュー

シリーズ最後の作品。本当の幸せとは何か。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ1作品目『愛の巣へ落ちろ!』の二人の息子・翔と、フジミドリシジミ蝶で性モザイクの千翠のお話。
ある事件がきっかけで性モザイクの治療がうまくいかなくなり、以前よりもずっと弱く生きづらくなってしまった千翠が、“生きるとは何か”“幸せとは何か”を考えるうえで、フランクルの『夜と霧』での考え方、言葉が出てきたのには強く胸を撃ちました。
“絶望の中にあっても、人は生きる意味を見出すことができる。”
このシリーズを通しても、深く共感できるテーマだな、と。

翔はお父さんとお母さんの良いところを綺麗に半分ずつもらったんだな〜。心底優しくて強くて、自分の意志を曲げない頑なさもあれば、柔軟にいろいろと対応していくしなやかさもある。
千翠は辛く悲しい過去を背負いつつ、ときには無力感に苛まれたり、生きている意味を問うほどさまざまな要因で精神的に追い詰められたりもするけれど、とても芯の強い人です。生きてきただけで、本当に偉い。
生きていくうえで避けては通れない“死”が、この二人にとっては決して遠い存在ではなく、目を逸らすことができない距離にあること。喪うことは怖いし、遠ざけてしまいたくなるけれど、それでも向き合うこと。向き合って、一緒に過ごせる時間を大切にして、心底愛し、愛されること。本当の幸せが、これからもできるだけ、二人やすべての登場人物に降り注ぐことを祈ります。

そして、あらためてシリーズ最後の作品の刊行、本当にありがとうございました。長い年月、お疲れさまでした。
先生のあとがきを読んで、もしかしたらいつの日にかまた会える日がくるかもしれない。そんな幸せな日が来るといいなと願いつつ、このシリーズに出会えたことに感謝します。素敵なお話たちをありがとうございました。
いいね
18件
2026年7月5日
死生観、生きるとは、幸福とは
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。母親が性モザイクで夭折し、自身も性モザイクで治療が上手くいっていない受け。攻めは一作目カップルの息子で母親が性モザイク。二人とも親に性モザイクを持つ境遇で、受けは自身も当事者。死が身近にある二人は死の悲しみや恐れ、生きる意味について日々考えていて、哲学本の読書サークルに所属する。受けの日々の苦痛と抱えている希死念慮、自分を愛してくれた両親への申し訳なさ、それらに板挟みな気持ちが辛い。その人が幸福かどうかは寿命の長さとは関係なく、短い寿命だとしても幸福な人生だってあるということは理性として理解している二人。攻めも勿論そうだと長い時間をかけて受け入れてきたけれど、実際肉親の死が迫った時にそうは思えなかったり、気持ちや考えが揺れ動く描写が胸にくる。大切な人の死が常に身近にある環境ってめっちゃしんどいし、攻めが受けを「自分には荷が重い」と一度は逃げようとする気持ちもわかる。大切だからこそ荷が重い。受けがドタイプで少しでも関われば好きになってしまうだろうと避け続けてきた攻めだけど、そうなっている時点で手遅れ笑。攻めは受けにベタ惚れなんだけど「受けはクリスマスツリーに飾るオーナメントみたいな人だ。つまり、天使みたいに可愛い」って言葉に笑った。受けの父親との思い出が温かなものばかりなのも泣ける。妻に先立たれ、子供までも同じく性モザイクに生まれてどんな気持ちだっただろう。
いいね
2件
2026年8月25日
原点!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ完結です(泣)
最終作もすっごく良かったです!

樋口先生の書かれる受けは、結構精神的にも肉体的にも加害される事が多く、時には辛すぎて受け入れられないものもありました。
今作も心配で、胸が嫌な音を立てる中読み進めましたが、翔くん(攻め)のおかげで安心して読み終わることができました(拝み♡)

主人公二人の想いがとても胸に響きました。
また、翼くんと澄也氏、原点の二人にも会えてすっごく嬉しかったです。
原点の二人から愛されて育った翔くんは、イケメンで落ち着いて見えるのに、根が素直で優しくて思い遣りに溢れてて、自分の好みを把握していて予防線を張ろうとする可愛らしい攻めでした。
蓋を開けてみれば両想いという♡
まだまだ、シリーズとして読みたいです。
シリーズ完結と、「もしかしたらまたどこかでひょっこり再開することもあるかもしれません。」と、あとがきにありましたので、色褪せぬシリーズとの再会を期待してしまいます♡

しかし、一旦お別れです(泣)
これまで、素晴らしい作品の数々を本当にありがとうございました!
とりあえず、シリーズを全巻読み返したいと思います(笑)
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2件
2026年7月19日
最終巻だなんて!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 樋口先生を知るきっかけとなったムシシリーズ!
本当にどのストーリーも夢中になって読みました。
今回、最終巻を読んでて、思えば1巻目てもっとファンタジックで、どのキャラも起源種の特徴を武器にしてたりしてたなぁーとか、今作ではほぼそーゆーのないな?と考えてたんですが、アフターストーリーで”ここ10年ほどで、起源種の力を人前で使うのはよくないことに…”てあって、なるほど!!そんな風にも作品の中でちゃんと時代が動いてるんだ!て妙に感動しちゃいましたwさすがです!
ラストが翔のお話で良かった!翼の最期を覚悟して読みましたが、最後にほっと…。それも良かったです。
大好きなシリーズ!今まで本当にありがとうございました。
ラストのラストは、今までのキャラのその後がちょっとずつ覗けるのかな?とちょっとワクワクしてたのですが、あっさり無かったことで、まだどこかで番外編とか読めるんじゃないかと期待してます!お願いしますっ!!
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0件
2026年8月3日
一周回って
翔と千翠の物語。
生きづらさを抱えている千翠が描と出会って近づいて改めて生きることを諦めない生き方を選べるようになるまで。
オニヤンマくんはじ自分性的なアイデンティティのありかが受け入れられなかったからの行動なんだと思いましたが。許すまじです。
ハイクラスだか人を蔑ろにしていいわけではない。
翼の時からまだまだ深化していかないクラス間の壁。現実も同じですね…。
翔は臆病だった気持ちにサヨナラして新しく一歩を。
きっと澄也みたいに一筋になるんだろーなぁ。
一気に読んでしまった…。
シリーズこれでラストとのこと。
寂しいですが、またショートをお書きになるかもってことなんでその日を楽しみにしてます。
あっちゃんとこうさく!読みたいです。
いいね
1件
2026年7月18日

最新のレビュー

終わってしまった…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ラノベの中で1番と言っても過言では無いほど大好きなシリーズが完結
してしまい悲しくて寂しくて辛い。
あとがきで先生が当初思い描いていたラストと変えてくれて本当に良かった!!
翔がめっちゃ良い男に成長してくれて嬉しいのと、パートナーに選んだ相手がチアキなのととにかく最高の最終巻でした!
願わくばもっとシリーズのメンバー絡んでるところ見たかったし2人のその後も気になるので是非またどこかで続編読めたら良いな、と思います。
いいね
0件
2026年9月5日

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