5年前事故死した彼との思い出の地は死の真相を知っていた――
かつて愛した彼との思い出の地を再び訪れると、彼の奥さんと娘に出会ってしまった。
こんなこともあるのね…なんて彼のいない寂しさをかみしめていると
彼が事故死した湯畑にひとりの少女が立っていた……
「幽霊? まさか! 単なる見間違いよ……」
さらに偶然がかさなり、彼の奥さんたちと同じホテルに泊まることに。
部屋にもどると
「たすけて……」
という“か細い声”が聞こえてくる……
いったいコレはどういうことなの!?
次々と襲い掛かる恐怖体験はいったい何を訴えているの?