ナイトミルクホリデー: 2

丸々表題作。168P/艶かしいエロあり。修正白抜き/内容★5、キャラ★5、終わり方★5/☆ストーリー☆貯金1000円、明日の生活も危うい貧乏学生の昌。すぐにお金が必要で焦って見つけたバイトは男性専門の風俗店だった！経験も知識もない昌はとりあえず黒服として働き始める。そんな新人相手にも毒舌でワガママでキツイ対応をしてくる店No.1のキャストつばめ。勝手に予約をキャンセルしたりやりたい放題なつばめがなぜNo.1なのか疑問に思いながらもキャストは店の命！全力でサポートする昌。そんな時、つばめが実は本番行為をしてると言う噂を聞き、勢いで本人に聞いてしまう。返事の代わりに、試してみる？と、強引に上に乗られて手で逝かされそうになるが、DTな昌は初めては好きな人としたいと寸前でつばめを引き剥がす。その言葉に呆然とするつばめ…。昌の方はこの件以来ずっとつばめが頭から離れず悶々としていた。ある日店に出勤するとつばめが休みで理由を聞くと系列店にヘルプで行ってて店長に迎えに行くよう頼まれる。そこは風俗店では無くホストクラブでトイレで酔い潰れていたつばめを抱えて自宅へ連れ帰る。酔いが残るつばめにまたしても上に乗られてしまうが今度は拒まずお互い手で逝ってしまう。寝落ちする間際につばめが本音をポツリとこぼし…その言葉を聞きながら抱きしめる昌。少しつばめと距離が近づけたと思ったら次の日にはまた突き放されて…そんな時つばめにライバル意識を持つ斗真が店に来てつばめの過去を聞いてしまう。ますますつばめを大切にしたくて昌の真っ直ぐな想いを丁寧にゆっくり言葉にしていく…それを聞いていたつばめは店を辞めた。それを知った昌は脇目も振らずつばめを追いかける、つばめを捕まえる事ができた昌と、もう迷いの無いつばめが自分の本名を言って昌に身を委ねて…。最後にソファーでくつろぐ2人の会話にニヤリとしてハピエンです。//昌がつばめを思いやり真っ直ぐで本当に良い子です。しかしつばめの元カレはクズですね。新宿駅の伝言板にXYZと書いてシティーハンターこと冴羽獠にこらしめて貰いましょう。あっ、でもモッコリできないから無理か。つばめと昌はモッコリできるけど…あっ、モッコリ違いか…モッコリの事で悩みだしたので終わります。

168ページ、1冊表題作（おまけカバー下2pのみ）。

絵がきれいですが、特にカラー絵雰囲気あるな～。
タイミング良く入る手抜きちび絵がキュートで、自分的にはポイント高かったです（笑）。

お話的には意外にさらっとまとまっていて、もう少し深みのあるまとまりにしてくれたら尚良かった！
せめておまけ描き下ろしで、後日談が欲しかったなー！

それでも、キャラがそれぞれに魅力あって良かった。
ツンで美人（設定）のつばめは色っぽくてほうっておけない感じだし、主人公がまっすぐで可愛い。
ニコニコ店長や学習しないスタッフもいい味でした。

けど！
本編終了後で読んだカバー下のおまけ！
なにこれ！
すっごく気になる（笑）。

これはぜひ、スピンオフ期待です！
店長さんの話読みたい！
ついでにこの人たちの過去の逸話も入れて欲しい！
そんで本編2人のその後も入れてください！
作者さん、担当者さん、ぜひともよろしくお願いします！

お話だけなら星4と迷いましたが、ちび絵とおまけの続編を超期待して、盛って星5です。

男性風俗店の黒服として働くことになった貧乏大学生が、そこで出会った毒舌でワガママなNo.1キャストと恋に落ちるお話。
最初読んだ時は、昌と歩が惹かれ合う過程が少なくあっさりとくっついた印象だったので、あまりハマらなかったんですが、シリーズ作品を読み続けていくと、寂しさをワガママで隠していた歩に一歩踏み込んで関わろうとした昌の真っ直ぐさに心惹かれるのがよく分かりました。この世界ゆえに表面だけで生きてきた歩には、昌のような真面目で真っ直ぐな人の愛情が必要だったんだなと感じます。世界観にどっぷり浸かると楽しめるお話でした。
恋人同士になってからは、普段の上下関係がえちの時には逆転する二人の関係性がとても良かったです。何だかんだで、昌の無理難題にも応じる歩と、そんな無茶を受け入れてくれる歩に暴走する昌の関係性がエロくて最高でした。もっと二人のイチャイチャを見たいです。