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BLマンガ
めまい
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めまい

250pt/275円(税込)

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作品内容

【この作品は単行本版『SLOW STARTER』にも収録されています】「いっしょに逃げてくれよ」いつの間にか少し不良の雰囲気を持つようになった昔なじみのてっちゃん。うだる夏の放課後、てっちゃんが家に招き入れ僕に見せたのは、彼の両親の惨殺死体だった。二人だけの、明日さえ知らない逃避行。それでも、僕はてっちゃんとならどこまでも一緒に行ける気がしたけど、ホテルの同じベッドの中、彼は僕の胸にうずくまりながら…。多くのBLファンから高い評価を受ける、ハートエイクBLの名作!!

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  • めまい

    250pt/275円(税込)

    【この作品は単行本版『SLOW STARTER』にも収録されています】「いっしょに逃げてくれよ」いつの間にか少し不良の雰囲気を持つようになった昔なじみのてっちゃん。うだる夏の放課後、てっちゃんが家に招き入れ僕に見せたのは、彼の両親の惨殺死体だった。二人だけの、明日さえ知らない逃避行。それでも、僕はてっちゃんとならどこまでも一緒に行ける気がしたけど、ホテルの同じベッドの中、彼は僕の胸にうずくまりながら…。多くのBLファンから高い評価を受ける、ハートエイクBLの名作!!

レビュー

めまいのレビュー

平均評価:4.3 13件のレビューをみる

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高評価レビュー

かなりの問題作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしているレビュアー様のレビューから、ずっと気になっていた作品。現在半額セール中です。5/11まで。

【以下、完全にネタバレしてます。この作品はネタバレを読まないほうがいいので、未読の方はご注意ください】

たぶんこの短編の最大の謎は、なぜてっちゃんは本当のことを言わなかったのか…だと思う。
そこがこの物語の最高に気持ち悪いところで、疑問に明確な答えはなく、読後、いつまでも苦く残る。

読み方によっていろんな解釈ができると思うけど、私は…ずっとてっちゃんは幸太郎が好きだったのかなと思いました。BL的に。

子供の頃は自分を憧れの目で見てくれていた幸太郎だったけど、年月とともに自分は背も高くなくなって、成績も下がっていって。
たくさん他に友達ができて、自分とは疎遠になってしまった幸太郎に、ただ自分だけを見つめてほしかったのかなと。

自分とは全く関係ない事件なのに、一緒に逃げてくれた幸太郎。
「ずっと一緒にいて、お前のために働くよ」と言ってくれる幸太郎に、良心の呵責に耐えられなくなったてっちゃん。。
そうこうしてるうちに幸太郎が大変なことになってしまい、自分のエゴのせいでこんな事態になったことに対して責任を感じたてっちゃんは、最後の選択をしたのかな……と。

あとからその事実に気が付いた幸太郎の、物語の残酷さが私にはツボでした。
幕をスパッと切り落とす、落とし方が鮮やか。
苦く、苦しく、切ない思いが余韻で残る。
本当に一度読んだら忘れられない、見事な短編だと思いました。
いいね
7件
2023年4月30日
若さ
逃げ場の無い逃避行。
一度読んだら、絶対に記憶に残ってしまう作品ですね。
90年代の漫画の空気感もとても良かったです。

10代、20代をもう一度過ごしたいと思う時があっても、
心底そう思わないのは、若さに潜む息苦しさも知っているからかなと思う。
今なら上手く対処できることも、今なら間違いだと気付けることも、そうでなかった若い頃があったからだとも思う。

想う気持ち、葛藤を抱えきれない未熟な心、純粋さ故の愚かさ。狭い世界で盲目になってしまう。
痛ましいけれど、その年代にしか表せない美しさにグッと心を掴まれました。

「SLOW STARTER」に含まれる作品ですが、クーポン利用してどうしても今読みたくなって購入しました。
「SLOW …」の方も結局読みたくなりました。
夏の終わりに、ピッタリでした。
いいね
15件
2022年8月28日
「なぜだ!」…何なんだ…。
期せずして読むことになったこの作品。
2周、3周してもこれだという終着点にたどり着きません。
あのセリフは、あのコマの意味は…。
てっちゃんの真意は?幸太郎の表情はどう読み取ればいいのだろう。
私の拙い推測で出たストーリーならば、苦虫を嚙み潰すような、題名のごとくめまいのようにぐわんぐわんとやり切れないエンディングになってしまう。
そこに至るまでのてっちゃんのこともわからない…。
最後の幸太郎は、直前のカットと対照的過ぎてどう捉えればいいのだろう。
結局、わからないんです。

先生の頭の中にはすべての答えが詰まっているのでしょう。
悩ましい、悩ましい。

読んだら最後、ずっと噛み続けていないと気が済まないような作品を読みたい方にお勧めです。

**44ページ**
いいね
16件
2022年11月30日
行間が読めません
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度読み返しても結末がわからない。もしかしたらこうかも。違うかも。何度も考えてしまう。てっちゃんが犯人でなければ警察に届ければ普通によかったのでは?「逃げてくれ」とは?試していたのか?
途中荷物盗ろうとした幸太郎は◯しちゃったって事だよね。それもかぶっての飛び降りをした?
幸太郎の行動は謎が多い。刃物で脅されてとか被害者ぶったり、てっちゃんの両親の真犯人が見つかった時、球技大会の話を呑気にしてたり(もっとてっちゃんの事悲しむものじゃないの?)私はこの幸太郎がおかしくてしょうがない。
いいね
0件
2024年11月23日
ボタンのかけ違いのような青春のあやまち
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の時の優劣は、大人になったら全く通用しない。だからこそいつまでも昔にしがみついて現実を否定したい時があるのかもしれない。短編なのに奥行きが深い。BLなのにラブはない。ただただ青春のあやまちがクローズアップされて終わる終わり方にこちらが目眩を起こしそう。幸太郎はこれから生地獄を味わうだろうよ、きっと。
いいね
5件
2023年5月9日

最新のレビュー

蜃気楼の先に見えるもの
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生の頃、山にぐるりと囲まれた町で生まれ育った自分には、山の先にまだ世界が続いているなんて思ってもいなかった。世界の広さを知らなかった頃の自分は怖い物知らずで、無邪気に笑っていられたのを、今では記憶とも言えないくらいの朧げな手触りだけが残ってる。だからなのか、哲雄が幸太郎を選んだ気持が分かるような気がした。
結末を知ると、あの逃避行は破滅へ向かうものではなかったし、哲雄が現実を迎え入れるまでの猶予、最後の青春を一番自分が輝いていた頃を知ってる友達と味わうための時間に私は思えた。
父親殺しが少年時代からの脱却的な表現がよくあるけど、強制的に親離れをさせられた哲雄。最後の寄す処が幸太郎との時間。しかしもう戻れない世界に哲雄は行ってしまったのかもしれない。追い打ちが幸太郎が犯した罪だった。両親のことも含めて自分が手を下したものではないからこそ、コントロールの利かない同仕様もない絶望に、哲雄は自分だけが抱えて消え去ろうとした。が、それも叶わない。
幸太郎よ、お前はどんな未来を生きるんだ。お前がもう戻れない過去はどんな景色か。蜃気楼のように見えるものはないか?
いいね
1件
2024年12月10日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

最後の、逃避行
編集:鋼女(シーモアスタッフ)
田中鈴木先生といえば振り幅が大きい作家さんだなあ、というイメージですがこちらはダークなほうです。両親が殺害された現場を見せ、一緒に逃げてくれと幸太郎に言う哲雄。2人の逃避行の結末はあまりにも悲しく、そして哲雄の幸太郎への愛が伝わってきます。

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