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暇恋い【電子特典付き】

谷カオル

（4.6）投稿数90件

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作品内容

亡き祖父の家に住むことになったサラリーマンの幸一朗。しかしその家には、霊力を失った座敷童子が先に住みついていた。名前がないという彼に「あずき」と名付け、彼の霊力が戻るまで一緒に暮らすことになって…？
【電子書籍限定描きおろしマンガ5P「幸せの勉強」収録】

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暇恋い【電子特典付き】

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亡き祖父の家に住むことになったサラリーマンの幸一朗。しかしその家には、霊力を失った座敷童子が先に住みついていた。名前がないという彼に「あずき」と名付け、彼の霊力が戻るまで一緒に暮らすことになって…？
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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

電子特典付き

作品タグ

：不器用な恋 / 受けが可愛い / 幸せな気持ち / 発想が面白い / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

： KADOKAWA

雑誌・レーベル

：あすかコミックスCL-DX

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2017年11月1日

ファイルサイズ

： 31.2MB

出版年月

： 2017年11月

ISBN

：

9784041061053

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

暇恋いのレビュー

平均評価：4.6 90件のレビューをみる

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高評価レビュー

vam さん

(女性/～9歳) 総レビュー数：1872件

泣きすぎました。

初読み作家様。座敷わらしのお話でファンタジーではありますが、と～っても感動しました。
大人が読める絵本のようで、優しく温かいんです。
心が豊かな愛ある家から、力をもらい自分の霊力を保つ座敷わらし。そのお返しに、家族に福をもたらします。ありがたみを感じてもらう事もあれば、逆もまたしかり。疫病神扱いを受けたり、要らないと追い出される。ずっと家族の輪に入りたかった寂しそうな座敷わらしに、もう涙。
出会った幸一郎は欲がなく、見返りも求めずただただ優しい。人間不信の座敷わらしも、あずきと言う名前をもらい、徐々に心を開いて行きますが…
二人の心が通い合い、互いに空っぽな心を埋め合うのが、喜ばしくもあり、切なくもあり…やっぱり涙。心が豊かになればなるほど、あずきの霊力は戻り消えてしまうから…二人が離れがたくなっているのが切ないし、さみしいし、哀しいんです。
側に居たい、側にいて欲しい。
ずっと、子供の頃から聞き分けがいい我慢する『良い子』だった幸一郎の最初で最後のワガママ。
はぁ、涙が止まりませんでした。
BLですけど、それ以上に種を越えた深い愛に感動です。
幸一郎と愛を育むために、びぃ～えるを勉強してる
あずきが可愛くてたまりません。
素晴らしい作品をありがとうございました。
ちなみに半額５月６日まで３００円也。お得ですよぉ。

9件

2021年4月23日

:::::::: さん

(－/－) 総レビュー数：656件

泣いて笑って泣いて笑った

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の心の痛みは伝わりつつ、流れるように読めるお話で、その流れに乗っていたら、あまりにも唐突な展開に涙があふれてきて…、ポタポタ泣きながら読み進めていたら、今度はうれし泣きになって、最後は、〇エプロンのプリッ〇〇に笑いました。感情が忙しかった…いい意味で。フォローしてる方のレビューを見て購入したのですが、読んでよかったです。ほんとにフォローさん方のレビューがありがたいです。
ストーリーの組み立てが上手くて、キャラの生かし方や表情も絶妙で、読みやすくて、ともするとあっさりな印象なのに、とっても満たされました。しかもとってもあったかいもので満たされた感じです。人間に対して臆病になってしまったあずき（座敷童）が、見返りを求めない幸一朗の優しさに触れて、ドキドキしたり嬉しくなっちゃったり、心豊かになっていく(「好き」の気持ちを取り戻していく)のが可愛くて（面白くて）、「家」を大切に思うあずきが健気でたまらなくなります。そして、初めてお願い事をする幸一朗が切なくて…そんな切なさに泣かされた後に、「びーえるや」て笑。最後の最後まで見事にやられっぱなしです。あずきの「そっち側に行きたいなぁ」というお願いも叶って本当に良かったな。この2人とお友達の妖怪さんたち、もっと読みたいなぁって思いました。5/6までセールです。

9件

2021年4月27日

ピカニキさん

(女性/－) 総レビュー数：1748件

リーマンと座敷童子のふんわり優しいお話

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 家族の温かさを霊力とする座敷童子は､願いを叶えたい時だけ都合良く利用されることに嫌気がさして､もう人間とは関わらないと死を覚悟して空き家に入り込んでいました｡そこに突然男が入って来ます｡弱っていた座敷童子はびっくりした拍子にふらついて男に抱き止められます｡人間から見えていること､触れられていることに驚いた座敷童子は気を失ってしまいます｡霊力が弱ったせいで座敷童子は人から見えるようになっていたのでした｡お家の人に連絡しなきゃと心配する男に自分は座敷童子だと告げると､古谷幸一朗と名乗る男はとても喜んで｢ゆっくりしてね｣と言います｡霊力の回復に協力するなら願いを叶えてやると言っても､幸一朗は特にないなとのんびり返してくるのでした｡料理の下手な幸一朗に料理を教えたり､おはぎに喜んだり､あずきという呼び名も貰って座敷童子が幸一朗との生活に馴染み､だんだん家族になってゆく姿が描かれます｡初めて貰ったお土産に喜び､出かける時にも持って行こうとするあずきの可愛らしさにキュンとします｡ポワポワした幸一朗と寂しがり屋の座敷童子のキス無しエロ無しほのぼのBLてす｡

2件

2023年5月9日

aa さん

(女性/40代) 総レビュー数：1129件

じんわり心が温まる

初めての作家さん。セールにて。フォローしてる方々皆さん高評価でレビュー通りとっても素敵なお話でした。ずっと温かい家族の団欒に憧れ、その中に入りたかった座敷童と母親に常にいい子でいる事を求められ気持ちを呑み込んで育った幸一朗。幸一朗との共同生活は座敷童のあずきがずっとずっと焦がれてきた暮らしで、嬉しさを隠せないあずきがとっても可愛い。冒頭あずきの事が見えないおばあちゃんにお礼を言ってる健気な姿があったから読み手もあずきと喜びを共有できます。2人の空気感が温かく愛しいと思う気持ちへ変わっていく様子が自然で好きでした。幸一朗が気持ちを呑み込まずに素直になれたこと。互いに与え、与えられ、慈しむ存在になれたこと。じんわり心に沁みてくる、あたたかいお話でした。あっという間に読み終わっちゃったので、もう少し2人を見ていたかったなぁ。描き下ろしのツヤツヤお尻が忘れられない笑（エチではないです可愛いキスのみ）びーえる頑張って習得して幸一朗をメロメロにしてね笑末永くお幸せに！

10件

2021年4月27日

ミニッツメイドさん

(－/－) 総レビュー数：197件

聞き分けが良過ぎる孤独リーマン×座敷童子

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ え？泣かなかったけど！？良いお話で切ないけれどライトに読み進められたからかな？？...そして最終ページを繰った瞬間...じわぁ〜とあたたかい何かが目からこぼれ落ちた...。何これ？やっぱり泣くじゃん！涙じゃん！！優しく優しい、傷口を塞いで治してくれるような絆創膏のような作品。ラブ要素やエロ要素はとっても少なめですが、三田織先生や、田中森よこた先生、よよよ先生達のような魂救済BL好きな方には是非！糖度は低いけど、例えるならば白砂糖ではなく和三盆のような、控えめなのに甘さへの満足は満たしてくれつつ血糖値を上げ過ぎることのない身体に優しいとでも言うような一冊でした。BLとしては浅いけれども一体いつから、何百年寂しかったのか、何百回傷ついてきたのかを考え馳せるともう...堪らんのです。

4件

2022年11月21日