マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 白泉社 1限めはやる気の民法(白泉社文庫版)1限めはやる気の民法
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

1限めはやる気の民法

716pt/787円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

法学部三年の田宮が、純粋な学問への興味から選んだゼミは超楽勝ゼミで知られる通称・龍三研究会(たつさぶゼミ)! 田宮以外は、付属高校出身のお気楽な金持ち連中ばかりの中で、ひと際ケーハクそうな代議士の息子・藤堂に、ほのかな友情を抱き始める田宮。一方、藤堂は田宮に自分と同じゲイの匂いを感じているのだが…。良家の子女が集う名門大学を舞台に繰り広げられる、一風変わったキャンパス・ラブ・ストーリー「1限めはやる気の民法」がついに文庫で登場!(この作品はボーイズラブ作品となります。)

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 1限めはやる気の民法

    716pt/787円(税込)

    法学部三年の田宮が、純粋な学問への興味から選んだゼミは超楽勝ゼミで知られる通称・龍三研究会(たつさぶゼミ)! 田宮以外は、付属高校出身のお気楽な金持ち連中ばかりの中で、ひと際ケーハクそうな代議士の息子・藤堂に、ほのかな友情を抱き始める田宮。一方、藤堂は田宮に自分と同じゲイの匂いを感じているのだが…。良家の子女が集う名門大学を舞台に繰り広げられる、一風変わったキャンパス・ラブ・ストーリー「1限めはやる気の民法」がついに文庫で登場!(この作品はボーイズラブ作品となります。)

レビュー

1限めはやる気の民法(白泉社文庫版)のレビュー

平均評価:4.8 37件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

母校を舞台にした空気感がリアルなBL
この作品に出会ったのはBLにハマった初期にこの衝動はどうして生まれるのか知りたくて読んだ「BLの教科書」(これ面白いですよ!)でよしながふみさんの発言や作品に興味を持ったからでした。読み出すと同世代の自分が学生だった90年代頃のキャンパスの情景が蘇るリアルな描写に惹かれました。
作者様が卒業したK大法学部(大学院進学後中退)を舞台にしたそうで納得。附属校上がりの内部生と大学から入学した外部生が混在して、とりあえず卒業できればOKなメンツと少数ながら学問を志す者の雑多なエネルギーが混在したキャンパスのリアルな空気感の中、まだ自分のセクシャリティが定まらない優秀な外部生田宮と、代議士の息子で親の意向で自分の意思とは無関係に法学部に進学させられたゲイである藤堂が知り合い、2人の距離がゆっくり近づく様子が描かれます。
この文庫版のいいところは、連載版の田宮が次第に自分の性的指向を見定めていく過程を藤堂がゆったりと寄り添う心情面重視のパートと、それから7年後の田宮が刑法の助教授になってからの大人シーン有りの同人誌掲載の同棲生活パートが同時収録されているところなのです。なんせ、総ページ数478頁。読み応えたっぷりです。そして昼は学生をうっとり、時にはゲッソリさせる田宮が、夜、藤堂に抱かれるときの色っぽさよ…。ツンデレ受けなので、発言は素直じゃないのですが萌えます。また、田宮の学問に対する真摯さの描写は、作者様自身の経験が反映されているように思えてトキメキます。
メインCP以外の藤堂の弟宏明と、同大学教授で可愛いオジ様伊藤CPの物語は優秀でミステリアスな年下攻めに翻弄される教授の戸惑いを堪能できると共に代議士という親の期待や価値観に対峙していこうとする成長物語でもあります。
最後の「彼は美しい人だった」は宏明とその先輩佐々木を描いた物語。こちらは、親の期待に応えようとした末の切ない物語で、宏明と伊藤の物語と対になっています。
発表時期は96年〜2002年ですが、背景描写がリアルで、キャラも個性的で今読んでも面白い。もしかしたら田宮みたいな学生が同じ空間にいたかも…と考えるとキュンとします☆
性的指向の多様化は知られてきても、親に伝えるのはハードルが高いですよね。娘の友達は親にカミングアウトできず関係も拗れたと聞いて胸を痛めていた折、素晴らしいレビューに触れ親として感銘を受けました。
いいね
14件
2022年7月16日
藤堂兄思ったより田宮さんにベタ惚れだ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの藤堂兄、出会った頃はチャラいボンボンの先輩(なんとなく飄々としてるかんじとか先輩っぽい)感が凄く強かったんですが、家ではいそいそとご飯作ってくれたり、少しでも2人の時間を作ろうと大変健気です。それに、一度も無理強いしてないしね。なんか、代議士の息子であることないことパーパー吹聴されるし、本人頭ラーメンな軽い遊び人と思っていたもんですから、後半の展開には驚きです。何より7年間もしてなかったことにびっくり。思った以上に、優しくて気の長い人だったんですね。。田宮さんの気持ちが整うまでちゃんと待っていてくれました。田宮さんも、同じゼミの頭パーな子たちに言う時は言うし、流されないのがかっこいい……男らしくて惚れるわコレはという感じで。それにしても、漫画とはいえゼミの同級生頭おかしいのんばっかりか!という感じで倫理…。仮にも法学部の学生でしょ?ないわーなかなか言えないけどちゃんと攻めのこと大好きで、髪切った攻めカッコいいと思ってる田宮さんは可愛い。乙女だ…居酒屋で機嫌悪そうに見えたのは、顔緩まないようにしてただけなんでしょ。見惚れそうになってる自分をイカンイカン!と自ら戒めていそうな受けである。その日のえちは本当良かったよ。中に入れて、のとこ田宮氏服着てない!田宮さんも待ってたんだ!となんか感激したよ。兄カプも弟カプもなんだか可愛らしかった。大学時代って4年しかないんだよね。あっという間に過ぎ去ってしまったけど、この人たちずっと大学にいるんだよね。どこかいつまでも気持ちが若いままで止まっていそう。いいなぁ〜
いいね
1件
2023年10月3日
否定 拒絶 羞恥 葛藤 心の成長 BL
自分のセクシャリティを認めたくない田宮と、彼を想い無理強いせず、ひたすら尽くす藤堂の恋物語。超真面目で正義感が強くゲイであることを否定し続け、葛藤に苦しむ田宮を理解し優しく側で見守る藤堂の思いやりの深さに心打たれます。こんなに愛されて田宮は幸せ者です。朝早く起きて朝ごはんを作ってくれるなんて最高です !
私のゲイの友達も料理が好きな人が多いです。
藤堂は金持ちのバカ息子に見えても、代議士の親の圧力で自由に将来が選べず、2人の悲しいすれ違いの後、自立して自分の道を選び田宮と再会やっと結ばれるのですが、相変わらず田宮は超シャイで素直に気持ちを表せず、それを勘違いして悩む藤堂....昼間は厳しい助教授でも、夜はまるで少年の様に恥じらう田宮の可愛さがたまりません ! 表情の描写が素晴らしいです。
藤堂の弟は超クールで成績優秀、高校時代から既にカムアウトして、現在の恋人の伊藤先生がまるで乙女で超可愛いぃ~!!
田宮の心の成長と藤堂兄弟の魅力に笑いを交えたよしながBLワールド。
いいね
1件
2024年4月21日
もう、すごく良いっ!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 478ページ、今なら半額です。作中の田宮がとても好きです。人には押し付けないけど自分の中の正義をちゃんと持っていて、とても好き!「がっこナメんな」とか名言がいっぱい。藤堂が惚れるのも仕方がない。ツン強めな田宮と、大らかで包容力ある藤堂の組み合わせは間違いない。夜は逆転するのもたまりません。後半は藤堂弟も関わってきて、そのお相手もまたこれがイイ味出してます。ちょっと仄暗い過去を抱えた藤堂ブラザーズの「愛してる」が重たくて熱くて、最高に良かったです。ピリッともするけど胸が温かくなる、最高にオススメできる1冊です。〈追記〉よしなが先生もっと読みたい!マイ本棚に 未読のよしなが作品があったハズ、、と探したら、な、な、んと リブレさんから出版されている 同じ作品を購入しておりました 汗。リブレさんは1、2巻で出ていて、白泉社さんはこの1冊でまとまってます。救いはリブレさんの方を1巻しか購入していなかった事。どこか内容違いあるのかしら。皆さんも購入の際はお気をつけください~
いいね
1件
2023年7月24日
これはまた…
*読み応えたっぷりなよしながワールド、素晴らしかったです。
藤堂兄弟の魅力たるやとんでもないな…そして彼らが心から惚れる田宮くん(後半は田宮センセ)と伊藤センセも、ホント素敵。
誰が一番とか決められないくらい全員乙女じゃん!と思えて仕方ない、、というか恋したら誰しもが乙女になっちゃうんだよそれこそ仕方ない(笑)
割とコミカルに明るいムードで楽しく読み進めていたのですが、最後の最後に藤堂弟くんの高校時代の先輩とのエピソードをぶっ込んで来られたことで、人生の中の恋や愛の存在が一気に切なくて苦くてそれでも愛おしくて美しいものに感じられました。
よしなが先生あっぱれ!!
いいね
3件
2022年9月27日

最新のレビュー

読了後にため息...
全ての登場人物の舞台裏まで想像させてくれる作家様。モブにすら人権が発生してますよね!読了後にため息が出るほどの作品に出会える幸福。ありがとうございます!
いいね
4件
2024年11月22日

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ