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少年マンガ
藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>4 未来ドロボウ
8巻完結

藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>4 未来ドロボウ

1,200pt/1,320円(税込)

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360pt/396円(税込)

作品内容

巨匠、藤子・F・不二雄が遺した数々のSF短編すべてを、単行本未収録作品も含め年代別に完全収録し、愛蔵版単行本として刊行。全8巻・112話におよぶ珠玉の名作集。

SF=SukoshiFushigi。上記の表題作「未来ドロボウ」をはじめ、父の威厳の失墜と、流行という現象を鋭く風刺した「オヤジ・ロック」、原作/藤子・F・不二雄、画/小森麻美という異色の共作「宇宙人レポートサンプルAとB」、名作の誉れ高いタイムスリップ物「あのバカは荒野をめざす」など、色々なタイプのSF短編作品全11話を収録した『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版』の第4集。初出誌は『ビッグコミック』『SFマガジン』『別冊問題小説』などが多く、初めから大人が読むことを前提に描かれているだけに、コミカルな話や、ほのぼのとした話だけではなく、ほろ苦い作品も収められている。ひと味違う藤子・F・不二雄の世界が楽しめる決定版!

学は受験勉強に没頭する中学生。名門高校へ入り、一流大学へ進み、人生の成功者になることを目標にしている。ところが、父親の勤務先が倒産し、進学を諦めなくてはならないことに…。失望して家を飛び出した学だが、翌日、なぜか前夜とは見違えるほど明るくなっていた。その一方、「僕の未来を返せ!」と叫ぶ謎の老人が学の前に現れて…(第8話)。

※本書はデジタル配信用に再編集を行っております。紙版とは一部内容が異なります。

目次
第1話 カンビュセスの籤(くじ)
第2話 ユメカゲロウ
第3話 考える足
第4話 オヤジ・ロック
第5話 宇宙人レポートサンプルAとB
第6話 ぼくは神様
第7話 未来ドロボウ
第8話 宇宙人
第9話 あのバカは荒野をめざす
第10話 老年期の終り

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レビュー

藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>のレビュー

平均評価:4.1 19件のレビューをみる

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高評価レビュー

少年漫画ではなく青年漫画である
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品集は、藤子・F・不二雄のブラックユーモアが込められており、私達の(社会的・精神的)世界は、私達の思い込みという既成概念の上に成り立っているが、その既成概念が何らかの要因で綻び崩れ、もしくは私達の既成概念が一切通用しない社会があったならば、その既成概念が通用しない場所で如何に生きるか、どう順応するか、あるいは抵抗するかを様々な角度から説いております。

ドラえもんのような作品を期待しない方がいいとレビューを書いている方がいますが、それはお門違いです。

なぜなら、ドラえもんのような作品ならば、もっと子供受けする愛嬌のある装丁で出版されています。それが、子供には手の取りづらいベージュ色の装丁ということは、そもそも子供向けではないということです。

この作品集は、長年、電子書籍化されておらず、日本社会をあの有名漫画か風刺・ブラックユーモアを込めて違う視点で描いた作品があるとマニアの間では昔から有名でした。
異世界の話も他の惑星の話もUFOの話も宇宙人の話も私は大好きですが、地に足ついていない話はどうも虚構を意識しすぎて子供の頃のようにのめり込めない。

そんな大人逹に贈る最高のSF(すこしふしぎ)な作品集、是非あなたも読んでみてはいかがでしょうか?

個人的には、5巻がオススメです。
いいね
2件
2018年12月2日
SF漫画の巨匠、藤子・F・不二雄
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 110編程からなる短編集、今でも半分近くのアイデアは通用すると思う。シンギュラリティポイント(作品内では別表現)が題材の作品を日本の漫画で読んだのは後にも先にも「宇宙人」(4巻・8話)以外に無い。「銀英伝」のエピソードを思い出したり、「寄生獣」だったり「デス・ノート」だったりと誰かの何かの発想の起点になったかも知れない作品群。全てが素晴らしいとは言わないが、この作品集を刊行してくれた方々には感謝しかない。
いいね
2件
2023年3月7日
青年向け短編集の金字塔
ドラえもんなどでしか藤子先生を知らない人にとっては衝撃だと思うが、これこそが藤子先生の真骨頂であると思う。
子供向け漫画では描けなかった、先生のセンス、ブラック・ユーモアが満載で、ぜひもっと沢山の人に読んでほしい。
PERFECT版という事で、これまで収録されなかった作品もあり、中には短編ゆえに若干の当たり外れはあるが、傑作の方が多く、読んで損はなし。
いいね
4件
2021年1月2日

最新のレビュー

初めて
この作品群を読んだのは二十歳くらいの時(現在56歳)
あの頃は「あー、藤子先生もこんなの書くんだー。」くらいの認識でしたが、今になって読み返すと先生が何を恐れていたのかがわかる気がする。
食料事情の話が多いのは戦中戦後の食糧難を経験していたからかもだけど、人口爆発での食料危機も連載当時は言われていたからでしょう。
神様が出てくる話も多いが、西洋(風)の神のイメージが強いのか和風の神はあまり出てこないのは敗戦を経験しており、そのためなんだろうか?

ドラえもんやパーマン、キテレツなどのイメージが強く、40歳の妻に読ませたところ「絵柄がドラえもんなのに内容が怖い」とのことだった。

ネットミームになっている「抱けーっ」も元ネタ知ったら皆んなびっくりするであろう。

惜しむらくは62歳の若さで亡くなられた事であろう。

若い人にも勧めたい作品です。
いいね
0件
2025年2月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

F先生の「少し不思議」は大人にこそ効く
制作:クリームめろん(シーモアスタッフ)
生と死、倫理観、心の闇など、人間の弱さや不条理な社会を時にシニカルに、時に風刺を効かせて描き出した藤子・F・不二雄先生の魂が込められたSF短編集。『ミノタウロスの皿』で異文化間の残酷な倫理観を描き、『気楽に殺ろうよ』で逆転概念による真理の追求、『イヤなイヤなイヤな奴』で集団心理と本能をえぐり出す。そこには、『ドラえもん』をはじめとする数々の児童漫画を世に送り出したF先生の「少し不思議な物語」のもう一つの表現方法として、F先生が何を感じ、そして何を考えていたのか、垣間見れる気がします。この短編集は読み終えた後には、私たち自身の価値観や社会のあり方について深く考えさせられる、まさに「大人のための藤子・F・不二雄」とも言うべき作品です。当時の時代背景ならではの表現など、現代にない描写も必見です。

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