フォローしている方のこの作品レビューを拝見させてもらった時に、表紙とタイトルからは想像出来ない深い内容に、読んでみたいな…と思っていました。ただやっぱりその表紙からか、なかなか読み放題でも後回しになってしまって…(すみません。) 今回、内容
は違いますが、同じ被り物の作品を読んだ後に、おススメで上がっていたので読んでみたら、もう最後まで一気に読んでしまいました…。(8話までは読み放題で読めます。)
「殺人はダメだ。」を「殺人はあかんで。」て言われたら、何かやっぱり後者の方が、親身に思って言ってくれてるのかな…と感じてしまいます。そんな、本当に気の毒な状況になる、関西在住の主人公 太一さんと特殊な環境で育ち、殺人を繰り返す ディータさんのお話です。
ディータさんの覆面が、ちゃんと洗濯されて干されてたり、意外と家事全般が得意な所…そんな彼が太一さんと過ごしていく中で、感情を取り戻していく様子が見ていて感動しました。殺人を繰り返していたその理由も、ちゃんと作者さまが描いて下さっていて、深いお話でした。単行本化して下さったらな…と最後は思ってしまうくらい、長編…?分冊版でした。最後のシーンは…ディータさんも辛いと思うけど、何だかんだと優しい太一さん、がんばれ…と思いました 良かったです。
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