メイン二人のキャラが非常に立っていて、面白い。
が、このふたりのキャラ造形はかなり好き嫌いが分かれるやつで、そこでまず評価は大きく二分されそう。
そしてサブキャラ勢は立場に見合った造形がされている印象。つまり、未熟な冒険者は未熟に描かれ
て、ある程度の経験と実績を持った冒険者は相応の人格と判断力がある、みたいな。その描写が実際に起こる劇中のエピソードに直結しており、愚かな物は舞台を去って、堅実で賢い者は生き残る。それが徹底しているため、ここでも評価は分かれそう。
つまり、好きな人は好きで、受け入れられない人にはとことん無理な作品。
作画も上手く、マンガとしての表現もバトルは迫力があるし、日常シーンやコメディが入るシーンの描き方も上手い、とかなりハイクオリティ。
キャラクター造形と冒険者稼業の悲惨な一面が大丈夫ならばかなりの良作。
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