脳内を98%くらいはBLに侵食されているので、TLを読んだらまぁ、新鮮な事。私史上二人目のTL作家さんとなります。前に読んだTLさんは、エッチな描写が雑で、話もピンとこず終了。こちらの作品はエロな描写も心理描写も丁寧に描き込まれて、読みやす
かったです。ちゃんとTLのLoveが入ってますね。勝ち気な氷の女王が鷲見によって、じわじわと落ちて行くのがわかります。身体もトロトロに溶かされていくのが上手いし、心も傾いていくのがちゃんと描かれていて良かったです。鷲見自身、言葉少なで、何を考えてるのかわかりにくいキャラ設定ですが、表情や佳織に見せる優しさがグッと来ます。恋してるんだなぁ…
佳織の父親は、娘を思い通りにする父親のイメージとは違い、ものわかりの良いお父さんでナイスミドルなパパで素敵です。まぁ、企てと言えばそうなんですが(笑)一枚上手ですよね。でもハピエンでなによりです。面白かったぁ。
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