花降るふたり【電子限定おまけ付き】(ここのつヒロ )の注意事項

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花降るふたり【電子限定おまけ付き】

800pt/880円(税込)

会員登録限定70%OFFクーポンで
240pt/264円(税込)

作品内容

17歳で彗星のごとく文壇デビューした水上青年は直後、筆を折る。秘められた真実──受賞作は盗作だったのだ。やがて営業マンとなった水上は、同期の地味総務・加久田に「大ファン」だと告げられる。何も知らず、無邪気ともいえる加久田の賛辞。水上は自分の忌まわしい過去を愛する加久田に何の因果か惹かれてしまい、肉体を要求していくが…。2人のサラリーマンに降り注ぐ繊細で残酷で美しすぎるラブストーリー。大幅加筆修正。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 花降るふたり【電子限定おまけ付き】

    800pt/880円(税込)

    17歳で彗星のごとく文壇デビューした水上青年は直後、筆を折る。秘められた真実──受賞作は盗作だったのだ。やがて営業マンとなった水上は、同期の地味総務・加久田に「大ファン」だと告げられる。何も知らず、無邪気ともいえる加久田の賛辞。水上は自分の忌まわしい過去を愛する加久田に何の因果か惹かれてしまい、肉体を要求していくが…。2人のサラリーマンに降り注ぐ繊細で残酷で美しすぎるラブストーリー。大幅加筆修正。

レビュー

花降るふたり【電子限定おまけ付き】のレビュー

平均評価: 4.5 334件のレビューをみる

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高評価レビュー

感想を醸し続ける作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ リーマンもので黒髪メガネ一途受けくん。
好みの設定で程よい恋愛、エッセンスとして作家モノ、と気持ち良く読みました。
わりとある星4つ作品かな〜と思っていましたが、最終章を読み終えた時点で涙が止まらず、そんな自分に愕然としてしまいました。それが初読時の状態。
今回は長いインターバルを置いて再読の感想です。
………
受けは見たまんまいい人で一途、何事もブレさせず安定した好感の持てるキャラです。
対して攻めは、頭脳明晰で小器用、悪い人物では無いが拗らせて拘らせてゲスも発動、己に忠実、感情豊かetc.…
一見、グチャグチャな複雑キャラでゲスな面が目立ってしまいがちです。
しかし、ひとりのキャラをここまで多面的に捉えたリアル、しかもグチャグチャしている原因がたった一つのトラウマという明快さよ!(幼い頃から面倒臭い片鱗はあったけど汗)
この受けと攻めのキャラの対比が軸となり、緩急となり、物語の重しとなり推進力となっています。
星5つを決定付けたのは、兄の新刊の一説でした。
許される事が苦痛であり続けた攻めへの、本当の意味での救済です。
理由とか何故?とか思う前に、読み手の心にストンと納得した形でハマってしまう。
一冊かけて悶々鬱々とした感情を薙ぎ払ってしまう、素晴らしいエンディングです。
もちろん拗らせた恋愛の成就というタイミング有りきで、受けくんの一途さにも救われたというのが、BLを読んだー!という満足感が大きかったです。
………
修正はホタルで甘めです。
受けくんが期待通りに恥ずかしがりなエロでサイコーでした。
途中のグチャグチャを桜をモチーフにして甘い清涼感を醸し出したのも良かったです。
いいね
16件
2022年5月4日
素晴らしい美しさ!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじを読むと少しシリアス味が強い話かと思いきや、終始温かい雰囲気が醸し出されていて、その中で切なさが渦巻いているような印象です。めちゃくちゃよかった〜…!!加久田も水上も、お互いのことが好きで想い合っているのに踏み込めない壁があって、なんかもう…切ない…泣。キャラクターもいいんですよね!!水上はイケメンで仕事できて爽やかでコミュ力が高く、加久田はド真面目で正義感が強く、芯のある人だけどいじられキャラ笑。水上がちょいちょいイジるのが面白い!小っちゃい加久田がたくさん登場してその反応に笑いが止まりません!特にお気に入りは石うす君に本当にそっくりなのと笑、tkbガードですかね笑。擬音語もたくさん出てきてその時の様子がより伝わります。
エロの本番は最後のみ。でも水上が、どうしても触れたくて持ちかけた契約が終わらないように、時間を引き延ばそうとお触りしちょります。それがまたエロくて美しいんです。小っちゃい加久田が嘘のようにトロトロにされててかわいい!!

捨てたい過去と向き合うのは非常に苦しいものですよね。その過去を愛する男を愛してしまうからなおのこと。でもいろいろ回り道しながらも自分の言葉で想いを紡いで幸せを掴んでいき、最後には大きな感動が待っています。重たいテーマであるにも関わらず、キャラクターの個性を生かしながら、温かく包み込むような優しさと愛に溢れた素晴らしい作品です!
いいね
13件
2022年5月23日
愛する人は自分の幻影を愛している
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話自体が小説的だと思いました。3話で兄が小説家だと告げたときに受けにもう全て告白したようなものなのですが、身近な人間が自分にないものを持っていることの焦燥や鬱屈がわかるなーと思いました。兄がミステリー作家になったのは弟をおもんばかってのことなのかな。でも気づく人は気づくと思うので兄弟であることは世間に知られないほうがいいのでしょう。母親がアッケラカンとしていてノンキなのが読んでいてちょっとざわっとします。いいことにしても悪いことにしても兄弟を比べるみたいなことって何気にでもよくないことだなと思いました。やりがちですが...。BL面より攻めの背景に気持ちが全フリしちゃいました。兄の小説の部分がとても美しくて、これは当時の自分がかけた言葉を悔いてるのかな、全然悪い言葉ではなかったのですが、弟の苦しさを理解できてなかったことを今はわかっているのだと思います。この先会えても会えなくても、気持ちが伝わっていたらいいんじゃないかな。苦しいときに手を差し伸べてあげれば、それで十分なのではと思うのです。
2019年5月 総169ページ おまけペーパー1p 電子限定特典1p 修正はトーン、ホタル、白モヤ、白抜き、ハート(♡)。
いいね
6件
2022年6月18日
気持ちを抑え込んだ大人の恋愛
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 17歳で文壇デビューした過去を持つ営業マンとその作家の大ファンである地味な総務の男が、同期として出会い惹かれていくお話。
作家だった忌まわしい過去を消したい水上とその作品をひたむきに愛している加久田。自分の過去を知る加久田に対してはじめこそ嫌悪感を抱く水上ですが、作品を大切に思うまっすぐな加久田に惹かれ、自分の秘密と引き換えに体の関係を要求します。近づけば近づく程、加久田に惹かれていく水上と、水上に翻弄されながらも惹かれる加久田。両片想いの2人なのに、本当の気持ちを曝す事を怖がり溝が出来てしまいます。そんな状況になっても、慌てず騒がず、グッと気持ちを抑え込みながら平静を保とうとする大人の対応が切なくて苦しくて胸が締め付けられました。全体を通して、相手に気持ちを伝えるのを怖がり、壁を作って誤魔化そうとする大人の冷静さと狡さに葛藤するお話ですが、最終的にその壁を突き破った先にある幸せを手に入れる事が出来て良かったなと思います。
また、何よりこの作家様の描く肉体美が全編通して素晴らしく、加久田のエロさや水上の熱情が伝わってきて、とても良かったです。
いいね
1件
2024年4月20日
深く傷つき凍りついた心の鍵が解錠される時
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 営業部のエース水上瑛介は、かつて17歳で文壇に鮮烈デビューし、処女作にして唯一の作品を残し、今は普通の会社員として働いています。5年前、同期の新人•加久田慎一郎が水上を一目でその作者と見破り、水上の作品のファンであり、その作品のお陰で辛い高校時代を乗り切れたと告げ、それ以来真っ直ぐな好意を向けてきます。けれども水上の作品は実は盗作であり、水上はその過去に苦しみ、封印するようにして生きてきたのでした。加久田の存在に惹かれながらも忌まわしい過去に苦しむ水上、水上に夢と憧れを持ち続ける加久田に、職業小説家である水上の兄が加わりストーリーが進行してゆきます。偽悪的に振る舞う水上と真面目な加久田とのやりとりに「心のシャッター」「想いの鍵」という比喩が使われたり、二人の勤める会社が電子錠を扱っていたり、自然にテーマが浮き彫りにされてゆきます。最後は長い冬の時を終えて恋人となった二人に都会の満開の桜が降り注ぎます。
いいね
1件
2022年7月20日

最新のレビュー

すっごい良かった!
初めて読む作家さんでしたが、とても素敵な物語を描かれるなと感じ、ファンになりました。受けのキャラが生真面目で融通が利かない感じの時って、最初は攻めと反目しあっていることが多いけれど、これは既に攻めが受けを好きになっているところから始まっていたので、いつもと違う面白さがありました。
いいね
0件
2026年6月11日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

罪は宝物
編集 : 海人 (シーモアスタッフ)
ここのつヒロ先生の美麗な作画が拗れた感情の痛々しさを際立たせていますね。水上が触れたくない「罪」を加久田は「宝物」だと言う。誤魔化すことしかできない狡さと微妙な距離感に堪らなく萌えます…!罪を背負った水上の救済物語。澱みが次第に清く澄んだ形へ移り変わる美しさに涙しました。超オススメです!

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