(短編で43pです)
押見先生の「惡の華」は途中で挫折し、「おかえりアリス」既刊5巻まで読了、6巻を楽しみに待っている読者です。
他作品は全て少年、青年誌なのに今作だけ「FEEL YOUNG」?!
読んでみたくて講読。
主人公ふ
たり、柏原くんと尾長さん。
私は尾長さん目線で読みました。
中盤の展開に「あ、押見節来た」と思ったものの、
尾長さんの「期待してた何か」という「その何か」が、すごく分かりました。
そしてそこから芋づる式に、
柏原くんの気持ち、存在そのものが、救われるような心持ちになりました。
(もう少し書きたいけど、ネタバレにあたると今から読む方に申し訳ないので抑えます)
書きながらここの表現、大丈夫かなと、慎重になりつつ。
ごく短い作品なので読者に委ねる形になると思われますが、
個人的に押見先生がここで表現し、伝えたいことを受け取り理解できたと思います。
おそらく多くの「FEEL YOUNG」読者層の所謂「女性」にも伝わっていると。
エンディングも好きです。
柏原くん、尾長さんどちらも幸あれと思わずにはいられないのでした。
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