主人公は芸大出身でクリエイターのマネジメント等を扱う会社に勤めているサラリーマンの一ノ瀬で、昔芸大で同級生で才能が桁外れな堤の卒業制作の絵を見て自分の才能の無さを改めて思い知り、でも絵に携わる仕事をしたいと今の会社に勤めているが・・。
そ
んな主人公の元に、今の自分に多大なる影響を与えた堤が会社に訪ねてきてマネジメントを担当して欲しいというが。
最初、これを読んでいて、あれ?これ無意識にお互いがお互いの事を意識している感じで、このまま行けば感情的には恋愛的な好きになりそうな?と思ってました。
合間に堤の昔のマネジメント担当で元恋人のアルという男性が出てきますが、何か雰囲気が一ノ瀬に似ている気がしてなりませんでした。
まるで、堤はアルの顔だけ見ていたのか?みたいな。
結局、堤と一ノ瀬は色々と揉めつつもお互い好きな事を認めて恋人になってましたが、展開早くてもっと色々あると面白いのになって思いながら読んでました。
後、収録している作品で同級生同士のお話は受けがちょっとだけ親の事があって不憫な思いをしていたので、恋愛に対して奥手になっていたので、攻めに好きだと言われていたけど受け入れられなくて悩むんだけど、攻めがお互い両想いだから性別は関係ないみたいな事を言ってくれて、攻めが優しくて良かったなと思いましたね。
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