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BLマンガ
僕の美しいひと【電子限定おまけ付き】
1巻完結

僕の美しいひと【電子限定おまけ付き】

720pt/792円(税込)

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216pt/237円(税込)

作品内容

「吉良が僕を抱いたのは、僕がセクサドールだから―――。」秘密を抱えながら全寮制の名門校に編入した忍。学校で一目置かれる存在の吉良と親しくなっていくが、彼に秘密を知られてしまい……!?

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

僕の美しいひとのレビュー

平均評価: 4.6 193件のレビューをみる

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高評価レビュー

もう堪らん?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ カシオ先生の作品って幅広いなと感動したお話。

「僕の美しい人」のその言葉が、バイオロイド”忍”の言葉なんだと思ったら、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を思い出しました。
それ以前に手塚作品もありますね。私なんかがSFを語るのは無理ですが、作中の授業中のシーン、クローン技術の始まりの羊の説明で、私の頭の中はもう何かスイッチが入ってしまって…。ぁぁぁぁあとプルプルしてしまって、そこで一旦小休止。

BL風に吹かれながら、心とは何か?人間とは何者なのか?と自然と考えてしまう物語。
そして、忍は何故12時間毎に薬を飲み続けないといけないのか。わざと人工的に欠陥を埋め込まれたバイオロイドが飲まなければいけないというその薬。その欠陥を作らなかったら、人間を超えた人になるんだと1人興奮?。(そんな残酷な設定も作者らいなと思いましたが、逆にその欠陥があるから心が芽生えるのかな?とも)

サイボーグ…人の身体の一部が機械化。攻殻機動隊でいう義体化。
アンドロイド…AI 人工知能を持つ人型ロボット。
バイオロイド…クローン技術によって作られた生き物。 (色んな〜ロイドがSFにはあるのかなと…。すみません、この程度。)

心とは何か?どこにあるのかな?と思ったら、この作品では心臓なのかなと思いました。

ネタバレになりますが…、

明確な表現はされていませんが、あの事故の後 兄のスペアとして生まれたクローン弟 和彦は…(和彦はあくまで兄のクローン。バイオロイドの愛玩用忍は、IQ含め和彦とは違う?…分けて描いている?と感じたり。でも2人の心は人間と同じでしたね?)。
和彦は本来の目的の為、和彦の心臓も含めて兄の為に使われたのかなと。兄の意識は最初和彦で、その後正嗣に戻り…だけど忍と会うと、和彦の心がまた甦り、2人は抱き合う。(この切なさッッ、泣いてしまう?)。

ピロートーク、番外編。だいぶ和彦になってるよ? と感動しました。

…何だろ。魂はどう生まれるのか、人工的な生命でも魂はあるのか?、心はあるのか?いつそれは生まれるのか? 頭の中が宇宙になりますね。

面白いです。
いいね
9件
2023年6月12日
何度も読んでしまうので☆4→5に変更
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ つい勘繰って読んでしまう癖があるので、わりと序盤から吉良の正体が予想できてしまい、兄との交通事故もそうなるだろうなと読めてしまったので淡々と読んでしまった。それでもストーリーは面白かったし、全寮制高校の雰囲気とか良かった。
ただ、母親が息子と同じバイオロイドのウェイターに、何であんなに腹立ててたのか謎。息子は完全なクローンなんで違いますってこと?兄もイケすかない奴だなと思ってたら良い人だったし……。あと、心臓患ってたのにサッカーのエースストライカーだったの??
お話は、2人だからこそ出会った時に互いに自然と惹かれ合ったんだろうなと思うと胸にグッとくるものがあった。
最後のあしながおじさんで癒されて終わったので読後感は良かったです。

■☆4→5
淡々と読んでたにも関わらず、中毒性があり何度も読んで考えてしまうので変更。
和彦が正嗣のスペアでしかなく、故に和彦という存在自体無かった……兄弟揃って何て悲しいんだろう。自分に置き換えてみると発狂しそうになる。自分の17年の人生は一体何だったのか、そして兄も自分として死ねなかった……苦し過ぎる。兄の事を思うとハピエンだとは到底思えなかった。最後の車での兄が良い人過ぎて。
(ぶっちゃけ2人には年齢差があるし、経営がそんなすぐできる訳無いのでは?経験、人間関係も違うし……とちょっとうまく飲み込めないところもあるが。)
でも救いがあって、忍だけは和彦のことをタイトル通り見つけられたこと。それを何と呼ぶのでしょうね。
その感情がある限り人もクローンもバイオロイドも同等です、と兄の問いに答えたい。
いいね
1件
2023年9月4日
SFとおとぎ話の融合のよう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ★全寮制の名門校に編入した忍とルームメイト・吉良のカーストテイストストーリー。

★訳アリっぽい忍にテストで負けた吉良は、忍を構うようになる。心の内を話してくれた吉良に、自分も秘密を伝えたいと忍は思ったが…。

★大人の童話のようだな、と思いました。キャラたちの情念とエゴに胸騒ぎを感じ、少し悲しくて残酷な展開は、一気に読める面白さでした。人間とは何か、を問うメッセージ性もとても良かったです。吉良の母親のレストラン給仕への嫌悪と吉良の忍への仕打ちは、同じ感情から派生しているように思いました。罪悪感はエゴのささやきですね。人は、自分のエゴに翻弄されながら、それを否定したい矛盾に苦しむ。登場人物の一貫性の無さが、人の弱さを表しているな、と思いました。大人のおとぎ話は、ゾッとするような結末のモノがありますが、この話は救いがあって読後感が良かったです。

★描き下ろしと電子限定おまけ含めて252ページ。本編は仄暗さが残るラストでしたが、描き下ろしが甘かったです笑。おまけも面白くて、そういえば、本編もクスッと笑えるコマが差し込まれるんですよね。

★兄・正嗣の「人間の階級」という言葉に、今後、忍のような存在が当たり前の世界になったとしても、今のままでは、生まれ方や場所で、その「差別化」はなくならないよ、と言われているような喉に骨が刺さったような余韻が残りました。
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12件
2021年11月23日
人でないものにも人権を
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 値引きを機に購入。思った以上に良い作品でした。バイオロイドやクローン、セクサドール等、現在では踏み込んではいけない領域として留められていますが、この先の未来ではどうなっているかわからない、そんな世界の話。
主人公忍の秘密は早々と明かされますが、親友とも呼べる仲になった吉良がそのことを知り、怒りに任せて身体を繋いでいくシーンに胸が締め付けられました。そしてまさかの出来事に嘘なんじゃないかと思い、何度も戻って確かめて、変わらない事実に愕然とし、この後の話の展開が読めず、私の頭の中は大運動会…。現実逃避をしたくなるほど苦しかったです。でも待っていたのは絶望ではなく幸せでした。兄の言葉が最初読んだ時はどういうことか全く分からなかったのですが、全部読んでからもう一度戻り、その言葉の意味を理解した時、切なさと感動が胸いっぱいに広がりました。

ネタバレなしで読んだ方がいい作品ですので多くは語りません。絶望の中で恵の雨が降り注ぎ、虹が出るほど明るく照らされた未来に私も救われました。「人でないものにも人権を」という大きなテーマが、これから訪れるかもしれない未来の礎になってほしいです。
いいね
9件
2022年5月25日
あらすじ読まずネタバレもなしで!面白い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 情報ゼロで読んだので、1話目の終わりに「ダメだよ バイオロイドが人間のフリしちゃ」とあって、あ?へ?えええ〜?!これクローン系の話かぁ〜とびっくりでした(笑) 勝手に不意打ち喰らいました。SFだったかあ。
クローンを題材にした物語は色々ありますが、クローンでも人間と何ら変わりない個体を、わざわざハーネス(薬)を飲ませて欠陥化させる、という設定が斬新で面白い!と思いました。和彦も実は忍同様バイオロイドで、事故に遭うまで本人もその事実を知らずにいたという展開も面白いですね。つまり、自覚は無いにしろ、バイオロイドとしてバイオロイドの忍を突き放して、だけど最初からバイオロイド同士恋に落ちていたという。相手がどんな個性を持っていようと好きになる時は好きになるという。。ありのままのその人を。
"産まれ方"が違うってだけで、人間もバイオロイドも何も変わんないじゃん、っていうカシオ先生が暗に示した、倫理観を問うメッセージでもあるのかなと思いました。
深いテーマではあるけど、意外とさらっと気軽に読めまました。
いいね
18件
2021年8月11日

最新のレビュー

泣けてしまうのは仕方ない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 人為的な生命は その成り立ちから悲しく 息苦しい
“人”権かぁ⋯
私が 私だと言えるのは 私たらしめるのは
遺伝子の独自性なのか その思考によるものなのか
経験 生まれる感情や 意思?
正直わからない わからないけど
相手の行動や考え 容姿 纏う空気に
惹かれ 羨み 憧れ 執着し 劣等感や 劣情を持つ
それはまさしく”人間“らしさと言えるのではないのかな
そんな“私たち”と同じ感覚があれば
その成り立ちが特殊で 人為的以外何物でもなくても
人 以外にどう捉えればいい?
その根底には 私=人間 という揺るぎない前提の上に成り立つ
自分基準
果たして 前提が成り立たなくなった時 区別に意味はあるのか
ただ求め合い 想い合う関係性は 優しく温かい
それだけでいられるようになったラストは
考え込むと やるせなさは残るけど ほんのり救いのような
作中の経過としてはそこそこ長かった忍の苦しみだけど
あくまで 成り立ちに根ざした苦しさや二人の関係性に留まり
周囲からの偏見に根ざした容赦ない仕打ちがなくて良かった
あれ以上忍が傷つけられることがなくて良かった
作品としては長く引っ張ることなく ふんわり
互いにとって 落ち着いて欲しいところに落ち着いたような
読後は ただ 少し悲しく 穏やかでした
いいね
1件
2026年6月7日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

不条理で美しい愛
制作 : パーマ (シーモアスタッフ)
秘密を抱えて全寮制の名門校に編入した忍は、学園で一目置かれる吉良に出会います。正反対な二人でしたが、徐々に互いに心を許していきます。しかし、とあることから二人の関係は歪みだし…。カシオ先生が描く、仄暗く切ない、美しい愛の物語。まるで映画のような重厚感に心が揺さぶられること間違いなしです!

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