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レビュー

今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • コータロー君は嘘つき 分冊版

    緒之

    どうしよう
    ネタバレ
    2026年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いつも新話を心待ちにしているのと同時に 読み始めに気合がいるの

    コータロー君とみのりちゃんの ほのぼのウブでかわいい恋模様には 最初から
    どこか常に不穏で暗い影が付き纏っていた。
    特別なチカラを持ちながらそれを誇示することなく
    穏やかで人当たり良く どこか謎めいたコータロー君は 大人びて見えて。
    みのりちゃんへの執着は みのりちゃんサイドからすると どこか突然感があり
    コータローくんが何を どんな本音を隠し持って みのりちゃんとの距離を詰めていってるのかと
    最初は疑心暗鬼感をうっすら持ちつつ見守っていた。

    だけど コータロー君がみのりちゃんにひた隠しにする 2人の本当の出会いや
    彼の経験してきた衝撃的な幼少期を知るにつれ
    孤独な存在として生まれついたコータロー君にとって みのりちゃんの存在は
    こんなに切実に求めざるを得ない 特別でかけがえのないものだったんだと知って切なくなった。
    それは 自分の力ではどうにもならない渦に ジワジワとひとりなすすべなく飲み込まれながら
    それでも運命を恨まないように 周囲を傷つけないようにと 張り詰めた糸のようなココロを
    周りにひた隠しに生きてきた 孤独なコータロー君を包み込む
    温かくて優しい 唯一の光なんだろうなと思った。
    縋らないと保てない 砂漠でのオアシスのようなそれくらいの切実さで求めてる。

    まだ自分のココロを守る術も確立していない 幼いコータロー君に
    暴力的に刻み込まれた”テレパスの最期“は あまりにも過酷で悲しい。
    彼が懸命に 彼しか出来ない方法で守り続けた 大切な 特別な存在であるみのりちゃん。
    彼女の幼いココロを守るために あの瞬間 新しい力を発動させてしまった事で もしかしたら
    彼が彼として居続けられる短い時間を 更に縮めてしまったかもしれないと思うと ひたすら悲しい

    そこまでして守ってきた みのりちゃんの記憶が 重なる偶然に導かれるように 解けていく様と
    コータロー君の中で始まった終わりへのカウントダウン
    壊れていく彼 解かれた過去の記憶 ⋯どうなっちゃうの?
    つら過ぎて でも 最後までシアワセに過ごせる道があると信じたくもあり葛藤が半端ない

    テレパスは脳の機能障害なんだって設定は 新しくもあり リアルっぽくもあり。
    彼は彼女は どんなラストに向かって どんな選択をするのか
    正座して その終着点を見守ります
    いいね
    0件
  • 兄弟失格【完全版】【電子限定描き下ろし付き】

    りんごの実

    純愛⋯なのかな
    ネタバレ
    2026年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ただ 切ないね
    実の兄弟として寄り添って生きてきて
    そんな気持ちになるものかな とも思うけど

    自己犠牲をも厭わない強い愛情で 弟のヒロを守り支え続けた兄のハチ
    惜しみなく愛情を注いで 臆面なく慈しんできたことがよく分かる
    対してヒロも 素直に真正面からその愛情を受け取り続け
    深い感謝と執着にも近い敬愛を 兄に感じつつ成長してきたんだろうな
    いわゆる思春期のひねた態度を取ることもなく 真っ直ぐすぎる互いの愛情が
    一つの動画をきっかけに 心の結びつきを飛び越して 性愛へと否応なしになだれ込んでいく

    亮君が動画を見つけなければ ヒロに送らなければ
    そもそもハチが動画に出なければ と言うよりダメ父親が貯金を使い込まなければ
    動画を見たのがもっと大人になってからだったら 互いに様々な経験をした後なら 他の選択肢はあったのだろうか
    家族でも踏み込まない心の柔いところまで 晒して入り込むことはなかったのだろうか
    思春期の 性自認も曖昧で 身体はオトナなのに(立派すぎるくらい!)ココロはズルい逃げ方も知らない子どもで
    経験が少ないからこそ危険なくらいに 自分の気持ちに真っ直ぐで大胆な
    そんな年代にヒロが知ってしまった兄の痴態は
    妖しくみだらで美しく扇情的な姿に 映ったんだろうと思う(実際エロい⋯)
    衝撃的だったよね ヒロの心情の吐露は少ないけど
    何日も眠れなくなるくらい悩んで 悩んで 壊れそうになって 結局 ストレートに想いをぶつける事で
    弟を突き放せないハチの優しさ弱さに委ねたカタチで 想いを遂げる事ができた
    ハチは弟の想いも罪も引き受けようとしていて 肝が座って強いとも言えるんだけど 切ない

    ハチも気づいたように きっと元々共依存的に 互いを必要としていた部分が 2人の心の根っこにあって
    そこと オトナになると求めてしまう体の結び付きが 一気に合わさってしまったのかなって思う
    これは いわゆる 愛 なのかな
    八尋も 熱情を受け止めてもらい 一気にオトナの漢の顔に
    「あのひとは俺がいないと」「時間がかかっても迎えに行く」って(痺れる⋯)
    この強い想いは 愛 ではないの? 他に名前がつけられるの?

    この先この兄弟が 兄弟として存在し得るのか
    互いを偽らず でも思いやり合い 求めつつ 兄弟として⋯?
    いや 個として 一緒に生きていく道は存在するのか
    見守っていきたいと思う
  • 死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから

    白川蟻ん/六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

    ずっと 楽しみにしてるんです。
    ネタバレ
    2026年2月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まずシンプルに、絵が好き。 綺麗。特にカラー。
    オリアナの瑠璃色に煌めく瞳とアッシュな髪色 ヴィンセントのタンザナイトで優しげな眼差し
    舞踏会に誂えたドレスやタイのカラーを
    互いの瞳の色に呼応するようにしてるのもラブラブ過ぎて萌える
    ミゲルの髪色も好き
    豊かで美しい緑深い森や湖で 見つめ合う2人の初々しさ
    ミゲルの作った魔法の傘もステキだった。
    どれをとっても、見惚れてしまう。
    美しい。表紙や扉絵が豊かな美しさでキラキラして
    普遍的な“想い合う2人”“恋する眼差し””初恋“なんてタイトルが付いた絵画のよう!
    願わくば額縁に入れて飾りたい。
    目に入る度にトリップしてホッコリ幸せな気分になれそう。

    キャラクターもいい。どの子も素敵。
    どこまでも優しく寄り添うミステリアスなミゲルや
    ヤナとアズラクの想い合いつつも叶いそうにない秘めた恋
    あっけらかんと明るく振る舞うオリアナが秘めている 愛する人を命を懸けて救いたいという狂おしい想い
    何度も読み返しては あちこちで涙腺崩壊させてる⋯

    一度目(?)のオリアナの◯に戻り後、ヴィンセントと改めて恋に落ちていく過程は
    初々しくてドキドキ キュンキュン
    生手でぎこちなく触れ合ったり 寸止めエアキスなんて
    もどかしくて奥ゆかしくもエロティック

    物語を貫く“◯に戻り”の謎もいい。
    実は2人は一体何度ループしているのか、誰がどこまでループを知ってて
    どんな役割を担っているのか⋯読めば読むほど謎が深まる。
    ミゲルもヤナもなんか知ってそう?ミゲルは謎に加担してる?
    冒頭のヴィンセントはループ後だったよね?
    ヴィンセントが◯んだとき談話室にいたもう一人は誰?
    ってかそもそも本当に2人は◯んでたの?等々⋯
    また、毎回ループ後の人生では 端々エピソードが異なってしまうのも
    予測がつかなくて 見てるこっちはハラハラしてしまうのもいい。
    まだまだ 先がありそうで 楽しみだし とにかく 待ち遠しい。
    ナゾが決着して 2人が無事に結ばれるのを信じて 待ち続けます。
  • あした、君と恋を知る

    日向きょう

    すき
    2026年2月15日
    不器用さんたちが
    ひたすら悩んで 間違えて 傷付けて
    勇気を振り絞って一歩を踏み出して
    自分を知って 相手を知って
    自分達を大切にする方法を学んで
    関係性をアップグレードしつつ互いに成長してく
    そんな瞬間に立ち会う感じ にやけちゃうし あったかくなる
    あああ~ すきだ〜
    みんな幸せになってくれ
    いいね
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  • 太郎 DON’T ESCAPE!

    mememe

    なんだこれ かわいいでしかない
    ネタバレ
    2026年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 太郎くんは反応がウブで、ピュアっピュアでかわいいのはもちろん
    「次は俺から」って告白返ししたり 「かわいくて かっこいい 俺の 鉄くん」って!
    意外と男気あるところもキュンポイント。オドオドしてるけど
    周りに愛されるキュートさもある(太郎を守る会って いつの間に!笑)
    対して アイくんこと鉄くんは 無表情で分かりにくいし来るもの拒まぬクズ臭が
    ⋯と思いきや太郎に対する執着と 反応の振り幅よ
    のっけの感情から「甘やかしたい」って 本人も無自覚にいきなりの沼
    からの 恐らくは普通にピュアな初恋へ
    オレがアイやねんって明かした時のあのクシャッと顔はホント反則,
    気持ちを疑いようもない 分かりにくい鉄くんの 本当の感情ダダ漏れな瞬間。
    何回も見直しちゃう。
    2人のこれからも見守って見たいと切望中です。
    また、一軍3人の空気感もいい。
    潤くんはもちろん中身もいいオトコで最高の友達だし
    悟くんも見た目イケててキョリ近いけど
    普通にいいコで常識人だったのも良かったな
    とにかく、幸せとキュンとかわいい しかないです。
  • ハッピーマジカルNIRVANA

    絵津鼓

    なんだか
    ネタバレ
    2026年2月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 澄春くんが健気で一途で。自分の中の想いを消してしまいたい とただ思うだけではなく
    実際に消してしまっちゃう(だってそこに不思議アイテムがあるんだもん…)
    でも、衝動的にでも消さなきゃいられない程の 苦しさと辛さを抱え続け
    いつの時もいっぱいいっぱいで
    それでも傍にいるという選択肢しか彼の中になかったんだなと思うと
    不憫で可愛くて泣けてきました。
    でも それだけ澄春くんを惹き付け続けただけある「先輩」は
    きちんと澄春自身に向き合ってくれる素敵な人だったね。
    澄春を その想いで長い間縛り付けて身動きできなくしてたのは
    彼自身だったのかな。
    ただ、学生時代に大悟に想いを告げてても同じ気持ちで受け入れてくれたのかな
    ってのも思う。想像でしかないけど。
    14年の澄春の 大悟を 一番近くでひたすら見つめ続けて支え続けた想いの上に
    二人の過ごしてきた蓄積の上に 大悟の想いが芽生えたのではないかなって
    だから もちろん 大悟が人としてそんな想いを受け止める器のでかさを持ってる
    いい男だってこともあるんだろうけど 澄春の粘り勝ち 想いの強さの勝ち
    ってことなんじゃないかなって思ったな。
    いや~ベクトルが双方向になって本当によかった。
    はぁ 幸せになってね みんな って思いました。
    いきなり説明もなく ちょいちょい出てくる じいちゃんのマジカルな不思議アイテム…
    だけどクスッと笑えたり そんな深刻でブラックなものではなく
    どれもこの澄春の幸せな結末のためには必然だったとも言えるので
    ふんわりファンタジーだけど 違和感なく 私は好きでした。
    いいね
    0件
  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    悲しいだけじゃない色んな感情が渦巻くけど
    ネタバレ
    2026年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ホロリとして 最後の最後にホッコリさせられちゃいました。
    テンシが行ってしまって虚無の中 汚れた部屋で無為に過ごす幸紀。 アリサが見つけたたった1枚の白い羽根。
    それは二人で紡いだ時間の存在証明で。 幸紀の溢れる涙ときっと無意識に堰き止めていた想いに
    こちらまでぐっと涙腺崩壊。
    負の感情に晒されて あれだけ沢山の羽根を落としていたのに たった1枚だけってのが切ない。
    でも 1枚残してってくれた面影は、きっと神様の粋な計らいかな。
    その存在の証明だけで 幸紀は立ち上がって歩き出すことが出来たんだもの。
    テンシ君のセリフ ”生きる価値なんて自分次第“を 正しく活かしたね。
    にしても、“秘密のセリフ付きネーム”が最高。セリフのあるとなしとで大違い。
    どんな人生を歩んだにしろ 胸を張って 笑顔できっとその日を迎える事が出来たんだろうと
    そうしてそんな幸紀を テンシはずっと信じて待っていたんだろうと
    変わらない2人のやり取りが 愛おしい。
    今度こそ 思い切り愛し合いされ 楽しく楽園で過ごして欲しい。
    いや そうに違いない! と確信してホッコリとした余韻に浸っている次第です。
    迷いに迷ったけど、 ポチって悔いなし! でした。
  • 僕らの食卓

    三田織

    なんといっても
    ネタバレ
    2025年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 種くんだよね! 公園で豊を覗き込んだ、種クン初登場時の破壊力…こんなん無視できん可愛さでしょう。 そりゃ、オニギリあげちゃう。次の時のウサギ耳帽子に、膝あて付きぴったりズボンも、見るたび違うヌイをおんぶしてる姿も…どの瞬間も超キュート! 彼は“ゆかた”と穣のキューピットでもあり、おにいのかわいい恋敵でもあり。 とにかく、物語のキーパーソンかつ、ひたすら無邪気さと可愛らしさで彼の周囲もコチラ側をも癒やす存在だなーって思う。何気に穣の恋路を邪魔しちゃうタイミングの良さは、初めは無自覚、徐々にわかっててヤキモチイジワルしてそうなのも可愛い。ぼくらのそれから も良かったな。種クン スクスク思春期になって彼にとって豊は、ただの兄貴の恋人ではなく 母のような初恋のような特別な存在なんだろうな こんな複雑な感情を知っている彼は、ギャップがあってとても魅力的な男子なんだろうな。思春期種クンのアナザーストーリーも見てみたいな
    豊はおっとりしてそうで優しく控え目で、見た目可憐さもあってかわいらしいのに、懐深くて意外に心が決まると男気見せるのがいい。種をとても大切にしてて、子どもが本当に好きそうなのもキュンです。 最後の穣のバイト先での豊のコトバ。あれは、ほぼほぼプロポーズじゃんね。 そら 穣も泣いちゃうよ。穣バイト中なのに気持ちの勢いに任せて告っちゃうトコロが、表面穏やかな豊の秘めた激情ってカンジで、穣はホンモノの気持ちを受け取った感じがして嬉しかっただろうなー。同じ気持ちで向かい合ってると感じる素敵な”プロポーズ“だ。 豊はやっと本当の意味での居場所を、本当に穏やかで温かな居場所を見つけて良かったな。それぞれが癒えない痛みや欠けを抱えて とりあえず日常に逃げ込むことで紛らせていた孤独を やさしく受け止めて支え合って 手はしっかり繋いで前を向いて お互いのペースを尊重しつつ 一緒に歩いてくれる相手を見つけたんだよね。 次の おかわり で更に今度は穣の辛さのターンが来るけど、そればまた次へ… 何度も読み返しては、穣家の細かいディテールも含めてホッコリしてます 無造作に散らばるヌイグルミの多さ雑多さに愛を感じます とにかく、愛があって やんわり暖かくて でもそれだけじゃない痛みや孤独もあって 時々彼らの日常にお邪魔したくなる作品です
  • 不可抗力のI LOVE YOU

    ほしの瑞希

    うん 初めてってそうだよね
    ネタバレ
    2025年10月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻好きですよ 付き合って の その先 ない方が不自然
    このままモダモダいくのかと思いきや 越えた!!! ちょっと星凪!? って展開だけど(笑)
    これはそうなるよね 綿谷先輩はよく我慢したよ
    大人の自分としては TL的な部分ももっと見たいところですが
    (綿谷先輩視点 星凪視点どちらもイイ! な)
    ここで表現の割愛は致し方ない 想像力の翼を拡げて補います(笑)

    より深く繋がることで 肌を 欲望を晒すことで 綿谷先輩が
    必死で閉じ込めていた内なる扉が開いて 更に深く広がっていた闇と対峙する回
    満たされるはずが孤独を募らせる終わり方でしたね

    相手を大切にしたい だって好きな人に同じ温度で自分のことを想って 求めて もらえる事なんて
    奇跡に近い事
    この関係性を保っていたい 相手に幻滅されたくない 本当の自分を曝け出しても引かないか
    なんて実は お互い思ってて 更に 相手の事 本当の意味でどこまで受け入れてあげられるか
    なんてのも 自分でもわかってなかったりする

    最初の恋なら特にそう 曝け出して曝け出されて 互いにぶち当たってみて そこで初めて
    自分の中にどんな感情や想い、衝動が湧き上がってくるのか
    自分の本質や相手の本質と対面し 相手を 自分自身を理解していく
    その上でどのような関係性を築いていきたいのかを 模索していく
    素敵だけど
    正解がないから自分たちで決めるしかなくて 間違ってないかなって 常に
    苦しくて不安でもある過程

    それはエロの面でもそう 古今東西いつの時代も 湧き上がる衝動は 単なる性癖だけではなく
    その人の成り立ちにも由来する デリケートで一番コアな部分
    支配したい されたい して欲しい で どこまで? どこまでしたいの 出来るの 許せるの
    自分でもわからないのに 相手を傷つけるかも 歪めてしまうかも 壊してしまうかも
    大切にしたいのに 奇跡なのに
    相手の理性を壊してしまいたい
    そう想像しただけで興奮してしまう自分に気づいたり 自分の本質に
    幻滅してしまう自分がいて

    飄々とした立ち振舞の内に 綿谷先輩が必死に隠して抱え込んでいた闇の扉を
    彼女なりに悩みつつも 軽々と 能天気に こじ開けてしまった星凪
    より色濃くなった先輩の闇の部分と どう向き合っていくのかな
    気になって仕方ない
  • 魔女の教え子 分冊版

    森下suu

    美しくて…
    ネタバレ
    2025年5月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ でも、ただ美しいだけじゃなく、苦しさと切なさがあって甘美なお話。
    彼らの心の繋がりは、お互いへの尊敬と信頼に基づいて、深くて強固なのだと感じさせられる。
    他を寄せ付けなかった、美しい強さを封印せざるを得ない「喪」の作業は、とても切ない。
    喪に付す者も、喪の作業を取仕切る者も同じく辛いだろう。
    具体的な説明がなくても、大変な出来事や決意の結果、彼らの今のやり取りがあるんだって感じさせられて、どうにもならなさにうっかり泣きそうになった。
    あと、パルム買いにって…小ネタで微妙にリアルとファンタジーがmixされてるのも、好きです。
    この先、彼らがどんな世界を見せてくれるのか、「恋々」同様楽しみにしています。
  • ショートケーキケーキ

    森下suu

    ダメだああぁ
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何回読んでも、リク君と座敷君の兄弟の長年の確執が溶けていく回では涙が止められん
    既に、幼かった2人の抱える葛藤が描かれる場面…何でも出来てしまうように見える歳の離れていない弟、リクに強い劣等感を持ちつつもそれを乗り越えようと必死にもがいて、兄として横に立っていたいと切望する鈴、出生の複雑さから大人びてしまっている理玖、2人の抱える孤独感と互いを強く求めつつも周囲の言動に翻弄されて、素直になれず傷付け合う幼い心に何度も涙を拭った。理玖と天の葛藤も辛かったな。理玖の、手離したくない大切な人だからこそ、自分の過去や抱えている重い荷物や弱みをさらけ出せない臆病さも判るし、逆に、天の、大切な人の心の闇をその本人も目を逸らそうとしている強い想いを、どうにかできないか、してあげられないかと強く願ってしまう苦しさも、わかる。ああ、でもストレートでお節介な周囲に導かれてキチンと兄弟がお互いの想いをぶつけ合えて良かった。アマノジャクなのに鈴も頑張って伝えたね。その後も、その後のその後も良かった。千秋の情熱も最後、イイ感じに正しい方向に向かって(笑)良かった。
  • 星降る王国のニナ

    リカチ

    秋が待ち遠し過ぎる!!
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アズよ…(´;ω;`)
    神の墓標がひとつ壊れてる?!憑依しないと存在できない神?!悲痛な覚悟を秘めたアズの横顔…。
    新刊久しぶりだからいっちゃん最初から辿り直して、今、今朝、新刊に辿り着いた。
    読みながら、途中から、イヤな予感がムクムクと首をもたげてきて、いや、待って、ウソ、アズ、まさかそんなっ…て不安ではやる心を抑えつつ読み進めた…いや、そうだよね、知ってたんだよねアズは。獣の神が星の姫に憑依して終わりを導こうとしていること、終わりのためにニナの力と魂を奪おうとしていること、ニナがただの人間になれる未来が存在する事。だから、アズは自分の身体と未来を差し出す覚悟を決めたんだね。悪意を一身に背負って、自分ごと消してもらえるように…。悲しい決意。まるで人柱のよう。愛が深いゆえだけど、私は信じたい。最後の星の民のコトバの意味する、獣の神やアズが予想した未来と全く違う未来をニナは作れるって。
    ああー、今から仕事なのに心がフワフワ。秋に飛びたいわ。
  • あつもりくんのお嫁さん(←未定)

    タアモ

    かわ
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いや、一気しました。
    錦の元気で一直線な感じがめちゃくちゃだけど元気をもらえる。ここまで好きになれるってないよね。なんだか見ていたくなって、少し迷ったけど、購入。あつもり君がそばに置いておきたくなるのもわかる。錦の熱があつもり君をどう変えていくのか、彼はどんな選択をするのかって思ってたけど、クールなスタンスのまま徐々に甘々になって、錦にだけキュンキュンしていくさまはとんでもなくかわいい。彼女が天使に見えるって、いや、ラブフィルターかかりすぎやし重症やわ。笑 あと、何度もしてしまうキスが、いいよね~。若さ故の熱情にグッと来る!
    いいね
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  • ゆびさきと恋々

    森下suu

    12巻
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ おーし。
    何度も読み返しては、彼の想いの深さに鼻の奥がツンと…うう。
    遂に彼は、ずっと、もはや向き合えば手放すしかなくなってしまった想い、でも大切でどうしても手放せなかった、幼い頃から一方的に抱き続けていた後悔と恋慕の想いと向き合った。そして、雪に自分のコトバで伝えることで、手放して、一歩歩みを進めることを選んだんだな。選んだし、その不器用で温かい思いをそっと雪の心に贈って、先に進むことを自分に許した、ようにも思えた。想いの吐露は自分をそこに縛り付けていたものからの解放でもあり、喪の作業にも似てる。そして、彼を取り巻くsmall circle of friends の熱。温かいな。もちろんそこには雪も逸臣も含まれてるんだよね。
    あと、最後。遂に雪が逸臣との関係性を一歩進めるための決意を固めた表情がっ…ドキドキドキドキ。妄想が止まらない。雪が、逸臣が、次にどんな新しい大人の表情を見せてくれるのか。待て、が過ぎます…涙
  • 氷の城壁 単行本版【フルカラー】

    阿賀沢紅茶

    イッキです
    2025年3月15日
    思春期の黒歴史。ない人もいるのかな。今の自分の経験値で戻れたら、悩みつつこんなリア充してみたかったな。笑。でも絶対に戻りたくない。自分がコントロール出来なくて、なんだかやたら辛かった。近視眼的な自己認識、自意識の肥大や自己肯定感の低さ。間違った選択、言葉。傷つく事に臆病で弱虫でプライドが高くて不器用。自分以外がやたら大人びて完璧そうに見えてたっけ。悩んでガムシャラに突き進んで、自分自身のことも人との関わり方や距離も、手探りだったとき。振り返るととんでもなく愛おしい時期。そんな時間がみっちり詰め込まれてる。一気に読みました。
    途中でやめられんし。みんなの絡まった想いが解けて良かった。それぞれのその後も見ていたかった。想像してニヤニヤしちゃう。また、細かいとこまで読み返そうっと。
  • 椿町ロンリープラネット

    やまもり三香

    なんだか涙が止まらんかった
    2025年3月15日
    最後、それぞれの幸せまで垣間見る事が出来て本当に良かった。最終巻は途中からなんだか泣けて仕方なかった。はぁ~。胸がポカポカするのはなんでかなあ…それにしても、番外編で外野側から見る、暁のふみを見つめる表情の破壊力よ。どんだけ好きなのってツッコミ入れつつ何故か胸がキュってする感じ。ああ、お互い尊敬しつつ愛おしくてたまらない、生涯この人しか目に入らないって言うファンタジー。でもこの世界のあちこちにもしかしたら存在しているのかも。私が知らないだけで。そんな場面に自分は1000%いないと思いつつ、今いる環境の中にも見方を変えたら形を変えて潜んでいるのかもってそんな愛しさを探してみたくなる。ありがとう、楽しかった。
  • 正反対な君と僕

    阿賀沢紅茶

    ロス
    2025年3月10日
    ほんわかしてて、ニヤニヤしちゃう。青春のモヤモヤとかキュルルンとか。どのカップルも、個々としても推せる。成長の過程で自分や相手を知っていき、悶々としつつ、時折殻を破っては真っ直ぐでグッとくる言動を放つのも、いい。この時期だけのキラキラを共有できた感覚で読後のホンワリ感が半端ない。いつまでも終わって欲しくないし、大学生になってからも就職してからも、結婚してなんなら子供が出来てからも…ずっと関係性が続いていくことを想像してしまう…とにかく、終始幸せな気分のお裾分けを頂いちゃった感じでした。ちょこちょことちりばめられたあるあるネタも面白くてニヤけたな。
    いいね
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  • 気になってる人が男じゃなかった

    新井すみこ

    テンポがいい
    2025年3月9日
    タイトルのパワーと画角、色味にひかれて無料から。いわゆるトランスジェンダーものや百合ものではないかな。ある才能や興味関心に全振りしたような、不器用でバランスの悪い人っていると思う。それは特別で素敵な個性なんだけど、バランスの悪さゆえに、いわゆる「普通」から「みんな」からいい意味でも悪い意味でも浮き上がってしまう。その事実は、嫉妬などの意識的なものであれ、無知や常識とされるものに根ざした無意識からくるものであれ、周囲の態度や言葉によって繰り返し傷付けられて、自己防衛から、ひとりでは抜け出せない殻に自分を閉じ込めてしまうんだろうな。殻には幾重にも鍵がかかってて、殻を開くのは最終的には自分なんだけど、鍵を持つのは周囲の「理解者」達。時々話の流れを見失いそうになるのだけど、テンポ良くライトに読める感じ。無自覚イケメンなみつきが「自分」や2人の関係性を明確に認識した時どんな風にパワーアップするのか、次が楽しみです。
    いいね
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  • 野良猫と狼

    ミユキ蜜蜂

    やば
    2025年2月24日
    一気に最初から最新巻まで来ましたが…続きは半年後あたりですか…?お預け感がハンパなくて、萌える。
    周囲のコトバに勝手に揺さぶられては、その都度、真っ直ぐな気持ちをぶつけ合って互いの関係性を深める2人。自分の変化に戸惑いつつ、環が身もココロも少女から女性に羽化していくさまはこの時にしかない美しさだな。描写は直接的ではないけど、関係性が美しくてエロい。そして、成長の過程で当たり前の愛情を受けてこなかった娘にも、ぶっきらぼうながら伝わる言葉と速度と態度で愛情を示しつつ、じっくり彼女の変化を待てる狼は大人でカッコいい。大事にしたいものをキチンと大事に出来る人は年齢関係なく素敵だと思います。かといって紳士過ぎず、ギリ理性保ちつつも、熱情に任せてじわりじわりと確実に関係性をすすめていってるのが、オス感もあってよき。狼が、クールぶってて余裕ないのも、自分の本当の気持ちに気付いては激しく動揺するのも青くてキュンですな。若いっていいね。真っすぐで、一生懸命で周りが見えなくて、美しいです。
    この先の彼らが待ちきれなくて、悶えてますよ。ああ、願わくば、修復不可能な試練がこの先の彼らに待ち受けていませんように。幸せでいて。