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BLマンガ
ばら色の頬のころ
1巻完結

ばら色の頬のころ

952pt/1,047円(税込)

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作品内容

私立カレンズバーグ学院中等部。僕らが過ごしたかけがえのない時間ーポールとモーガンの出会いを描く「Jの総て」前日譚

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

ばら色の頬のころのレビュー

平均評価:4.7 27件のレビューをみる

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高評価レビュー

モーガンにも幸あれ。。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「 昔話をしよう 」から始まるプロローグに一体何が起きたのだろうと想像力を掻き立てられる。
ポールとモーガンの出逢いから、Jに出逢う前までのお話。
真面目で可愛らしさを合わせ持っていたポールと、
不真面目だけど情に厚く不器用なモーガンの思春期時代が、純粋であり、もがく姿が切ない。
初めて下級生の同性愛を間近で見てしまった事により、徐々に自分の抱き始めていた想いを自覚してしまった時の衝撃を、呪いと表現されているのも苦しく、愛されないならいっそのこと憎まれてでも、ポールの瞳に自分の姿を映し、繋がっていたかったのかと思うと更に切なくなる。
「 くりくり頭のオカマの天使が降ってきた 」
この天使という言葉が、Jとの出逢いによって、2人を目に見えないしがらみや呪いから解放し、新たな絆を繋げていくキューピッド的な表現のようで救われる気持ちになりつつも、複雑な心境が拭えません。
どうかこの恋心を抱きながらも、決して求める事のないモーガンにも幸せをと願ってしまう。( なんかもう泣けてしょうがないの )
書き下ろしでの、頬を赤らめながらのポールとの抱擁シーン( もうこれが精一杯だったんですよ )や、街中へ走り去るモーガンの後ろ姿に、やるせない気持ちと愛おしさで涙が込み上げてくる。
お値段が少々お高めで今まで見送っていたのですが、レビューを拝見し、背中を押して頂けました。大切にしたいと思える御本との出逢いに感謝です。
ありがとうございました。
いいね
3件
2021年9月16日
Jが現れる前のポールとモーガンの物語
わあ〜〜〜『Jの総て』を読んだ後すぐに読むべき前日譚でした…。結構間を空けてしまったのが失敗。あまりにも良過ぎました。ポールとモーガンがカレンズバーグ学院中等部だった頃の話です。彼らがJに出逢う前の物語。
『Jの総て』でのポールとモーガンのあの関係性が、彼らのどんな過去の上に成り立っていたのか、知る事ができました。あんな出来事があったんですね。ポールの何事にも無関心で閉鎖的な部分や、モーガンの攻撃的で叛逆的な態度、それらの"原因の一部"となったでだろう過去がむごく、でも美しく描かれていました。ですがだからこそ、その後彼らがJという人間に出逢えて良かったんだと思いますねえ。一度は失った彼らの中の大事な"もの"を、また取り戻すきっかけとなった存在がJだったのかもしれないですね。
あーもう本当に本当に感動しました。まだ青々していた頃のポールとモーガンの姿に涙します。
同作中に登場するユージーンとジェリーの関係にも酷く心が痛みますね。彼らのその後の話(番外編)が『2週間のアバンチュール』に収録されています。これは必読ですね。
いいね
14件
2021年9月15日
Jに出会う前のポールとモーガン
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Jの総て」の前日譚で、どちらから読んでも、共にしっくりくる部分があると思います。ただ、「ばら色の頬のころ」の本編後の後日談は、「Jの総て」の後日談でもあるので、それは「Jの総て」を読んでからの方が、いいように思います。「Jの総て」の痛々しさを癒す意味でも。
明日美子先生のお話は、先が読めず、ドキドキハラハラさせられますが、「ああ、そういうことだったのか」と納得できる伏線回収が癖になります。「Jの総て」では計り知れなかったポールへのモーガンの想い。「愛されないならいっそ憎め」と思うほどの気持ちがありながら、Jの良き理解者であり、ポールとJが結ばれた後も関係を変えることはなく、二人を祝福するポール。最後に頬を真っ赤に染めながらポールを抱きしめる姿が切なすぎました。
「Jの総て」も「ばら色の頬のころ」もトランスジェンダーや同性愛の苦悩、マイノリティを排除しようとする人たち、家族の確執がエグられるように描かれてあって、しんどくもなりますが、私はとても惹かれる作品です。
いいね
6件
2021年1月7日
Jの総てをまた読み返したくなる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 当初絵が好みでは無い為あまり買うのに気が乗らなかったのが中村明日美子先生でしたが、兎に角この先生話が私を夢中にさせて止まないのです。
Jの総てと言う漫画のJを支える2人の男性の若かりし頃のお話が今作品。
今作品だけでも読めますが普通にJの総て読む流になります。
幼い時の葛藤や切なさ無力さが、閉鎖的な全寮制の名門男子校の中で交錯してます…
シチュエーションな!!
シチュエーション余すとこなく使ってる感じがな!!
エロ大好きな私からしたらエロ薄め。読み物として面白かったです。
作家さんの中では薫りの継承がエロい気がします。
と言っても中村明日美子先生のエロはリアルな描写で肉感のあるエロというよりもエロいデッサン画とかラフ画を見ている様な感じ取るエロで楽しんでおります。
キャラクターに幸せになって欲しいくらい感情移入させられてるのでモブやらオッサンにアララやらされてなくて安心してます。
もちろんホノボノエロもまずないですけど好きでした。
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1件
2017年1月21日
それは、少年時代。
ドイツ。激動の時代を背景に、そこから隔離されたようにギムナジウムで日々を過ごす少年たち。
しかし、そんな彼らにも戦争の影が忍び寄る。

ルームメイトの美しいポールはある事件から徐々に心を蝕まれる。
移ろうようで、強い心を持つモーガン。
モーガンは乱れるポールに翻弄されつつも、彼を救いたいと願う。
そばにいたいと願う。

やりきれない気持ち、行き場のない想い、愛とわからずに愛を打ち明ける行為…。
ふたりの様々な感情が入り乱れ、すべての感情はガラス細工のように美しく脆くはかなく、また同時に強く強くきらめいて見えるようでした。

何もかも全てが美しく、何度でも繰り返し読んでいただきたい深い作品です。
いいね
3件
2009年7月17日

最新のレビュー

Jの総て前日譚、コレクション7巻がオススメ
Jシリーズ、同級生と同じくらい名作だと思うのですが、なぜにレビュー数少ないんでしょうか?!2007年の作品なので、皆さん紙で持ってるのかな。。私のように最近先生のファンになった方、必読シリーズですよ!「Jの総て」読んだらすぐにこの前日譚を〜読んで〜。(フォローしてる方のレビューにJ読後にばら色すぐ読めとあったので、すぐ読んで大正解)

単行本の表紙はモーガンとポールだけど、コレクション7巻の表紙の方が内容に相応しいです。ほんとは2CP+1のお話。Jではツンツンしてたモーガン(Jには色々バレてたけど)視点で展開する、Jが転校してくる前のモーガンとポールの中学生時代、Jでは詳しく語られなかったモーガンとポールの家庭背景とふたりの交わりそうで全く交わらなかったふたりの愛憎、そしてモーガンに影響を与えた下級生の恋愛の顛末が描かれます。この作品読後、すぐにまたJの1巻3巻(コレクション4巻6巻)読んで、モーガンの想いに涙して〜!あのハンカチにどんな思いがこめられてたか。。

ちなみに読む順番は 中村明日美子コレクション4〜6巻(Jのすべて)→コレクション7巻(ばら色の頬のころ)*たとえこの単行本版がセールになっていようと、コレクションは番外編付き(Christmas holiday まだポールとアンドルーが仲良かったころの4ページ)なのでコレクションがオススメ。**前日譚だけど、後日談take my hand〜がJのすべての後日談も兼ねてるのでこの順番で。→コレクション8巻収録の「彼の左目」(ばら色の頬の下級生CPの後日談)「Belgian waffle」(モーガンの後日談)「Ange d’un 〜」(彼の左目の後日談←ラスト謎の解答、必読)
いいね
16件
2021年12月27日

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