このレビューはネタバレを含みます▼
ものすごく、じれキュンで、甘々な恋愛物語。
幼馴染み同士の偶然の再会とルームシェアから始まる、甘くて、じれキュンで、とにかくむず痒くなるジレジレで甘い恋愛物語。
好きな男の子に、ヒーローの方が余程可愛いと振られてから、ヒーローを苛めまくった小学生の頃のヒロイン。ヒロインは全く覚えていなくて、ヒーローは最初、恨みまくってたけど、どこまでも正直で、まっすぐで行き当たりばったりで、一生懸命に生きてるヒロインに絆されていく。ヒロインも、自分を恨んでるのに、地の優しさが出てしまい、なんだかんだと優しいヒーローに、惹かれていくも、女嫌いなヒーローに惚れるなよと言われ、売り言葉に買い言葉で、どちらも、相手に惚れるなよと啖呵をきってしまう。そこから、ヒーローの片思い疑惑やら、ヒロインに近づく男性の存在やら、自分の気持ちを自覚しないながらも、ヒロインが心配でたまらなくて、独占欲や嫉妬心やらに振り回されるヒーロー。
すぐに、他の男性にフラフラしようとするヒロインだけど、今一つ踏み込めない。
強力なヒーローのライバル登場で、ヒートアップしていくヒーローと、鈍くて、天然で男性二人を振り回す実はもてるヒロイン。
ジレジレに、甘くて胸キュンの連続で、憧れの姉のような存在の女性に相談してやっと、自分の気持ちを自覚したヒーロー。かなり遅い初恋のよう。
そして、ヒーローに告白されて、やっと、自分の気持ちを出してもいいのだと安堵したヒロイン。惚れるなよというヒーローの言葉を一生懸命に守ろうとしてた健気なヒロイン。そして、男性を振ったヒロインとやっと、ハッピーエンドのヒーロー。
そして、将来を見据えた挨拶をヒロイン母にするヒーロー。ヒーローの大きな愛に感動のヒロイン。
これからは、甘々な同棲生活なんだろうなあと思われる終わり方で、大満足の読感。