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アンチロマンス (1) 【電子限定カラー収録&おまけ付き】
2巻完結

アンチロマンス (1) 【電子限定カラー収録&おまけ付き】

680pt/748円(税込)

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作品内容

幼なじみで、同級生で。高校卒業後ルームシェアを始めてから気がつけば6年――。広告代理店でライターをしている柿谷と美容師の周防の関係は、「友達以上」ではあるけれど、その先に進むには、お互いためらいがあり、ぎくしゃくしていて……!?

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • アンチロマンス (1) 【電子限定カラー収録&おまけ付き】

    680pt/748円(税込)

    幼なじみで、同級生で。高校卒業後ルームシェアを始めてから気がつけば6年――。広告代理店でライターをしている柿谷と美容師の周防の関係は、「友達以上」ではあるけれど、その先に進むには、お互いためらいがあり、ぎくしゃくしていて……!?
  • アンチロマンス (2) 【電子限定カラー収録&おまけ付き】

    700pt/770円(税込)

    幼なじみで同級生。ルームシェアを始めて6年、柿谷と周防の関係は“友達以上”で燻ったまま。そんな関係から進もうと、キスを交わし、さらに踏み出そうとする柿谷を周防は止める。「結局お前は俺に任せるだけなんだよな」――そう周防に告げ柿谷は同居生活を解消し、一人出ていく。“特別な関係”になっていることがわかりながらも先送りにしていた自覚のある周防は、何度も柿谷へ連絡をするが応答はない。柿谷もまた、周防への想いを引きずりながら日々を送っている。互いに想いを馳せる柿谷と周防は……!?

レビュー

アンチロマンスのレビュー

平均評価:4.6 528件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 一歩を踏み出す難しさ
    めろんさん 投稿日:2024/4/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 周りの方との人間関係を含め、丁寧なストーリー展開です。二人の恋を取り巻く話ではありますが、青年の日常の成長物語が大きいです。 ☆マイナス1の理由は、個人的に周防に魅力を感じられなかったことと(主人公が執着する気持ちに共感が難しかった)リアルな心の変化で結ばれた二人が、最終的にリバースものになった違和感です。 主人公カップル以外の恋も少し出てきて、うまくいかなかった恋に対しての切なさが余韻として残る作品です。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 「これは私の話」だと思わせるスゴ技よ!!
    Hammyさん 投稿日:2022/10/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 「大きな事件」も「生死を分ける運命的なこと」も起こらないお話なのに読み終えた時にドキドキが止まらず切なさでいっぱいになり下腹がキューってなってしまいました。 これは私のお話だと感じてしまったからでしょうか。先送りの人生に甘んじ自らは積極的に変われなかった、その自責の念を晴らしてもらえたかのようでした。 長い膠着状態から脱却するのってすごいエネルギーとパワーが必要で。 そもそもその状態を片方は壊したいし片方は維持したいわけで。 壊したい方はそれはそれは辛くて苦しくて、でも壊れてしまったら一緒に居られなくなる可能性が大きいから行動に移せません。 この幼馴染みBLによくある設定を細やかにリアリティを以って1巻が描かれています。居心地の良さと報われない思いと2人の間だけの甘さと確かにある熱が、こちらの身の内に充分に刷り込まれるほどの丁寧さです。 そこに2組の大人たちによる作用で孕んだ熱が煽られ、また普通でいる難しさと解釈違いを自覚し、あのとてつもなく凝り固まった膠着の塊がゴロリと動き出します。先送りの気持ちに決着をつける時です。 昔から互いに特別だと思っていても、そこに熱の他に色はあるか無いかが大事。 大概は片方若しくは両方に色が存在せず「親愛や信頼で終わる」。その例が件の2組の大人たちです。 かくして2人ともに色を自覚し恋の結実を迎えるのです。 かつては呼んでいただろうに長いことできなかったヒロくん呼びがいっそう涙を誘いました。 今作はわかりやすい思いだけで動くキャラはいません。まるでリアルの人が様々な感情で右往左往しているかのようです。それぞれの割り切れない気持ちの行方が本当に切ない。 くっついた2人よりも結実しなかった大人たちのための物語だったのではないかとさえ思えました。 日高先生の作品で毎回なのですが、モノローグも吹き出しも無いアップ顔のコマで必ず目を止め、何を思い何を感じているのかと考えてしまいます。 不思議と相反する両極端を想像でき、都度こっちの場合はこういう流れ、あっちの場合はああいう世界観と勝手にお話の広がりと深みを感じてしまいます。 いずれも恋が結実するその一点に向かっての想像ですが、気持ちの紆余曲折をすごく楽しんでいると気づくのです。 修正は白抜き発光体です。 そしてリバ!本当に嬉しかったです。 続きを読む▼
  • (5.0) 友達以上恋人未満BL………最高か
    タコさん 投稿日:2022/10/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 見目麗しい男子を描いて下さる、 こんな大好きな作画なのに、今まで敢えて、手を付けてなかった作家さん… ついに本作でデビュー今からチビチビ購入決定だわ。 いやぁ…2巻発売を待って購入して良かったぁ。 こんなん展開が待ってられんww 友達以上恋人未満…… こっれは切なさやモダモダ…想う側、想われる側の気持ちがギュンぎゅんと刺さる、刺さるぅー どちらの感情も丁寧に描かれてあるので、切なさがめちゃくちゃ迫ってきます。たまらーんッ! 幼馴染で同級生、高校卒業を機に、 長年ルームシェアしてきたライター柿谷と美容師の周防。 ルームシェアしているからこそ見えてくるお互いの性格の一長一短。日常的に潜むエチ未満の熱い瞬間。 もう!特に柿谷の周防へのギリギリで堰き止めている気持ちの数々のエピソード。 そして!その気持ちが溢れてしまってからの展開。 うおー熱い!熱い! 最高なんだが…… 想われる側の周防のズルい甘えも、分かりみが深し! いつから友達じゃなくなった…?その明確にココって言えないけど大切すぎる柿谷の存在のデカさね。 ほんでまた、主役2人だけじゃなくてお互いの仕事で関わる人たちとの温かいやり取りにもジワる。 柿谷&周防がまるで昔の自分達のよう…と気になって仕方のない戸和田とゲイバーの店長との関係とかヤバ過ぎ……… キャー一一!! 結ばれなくとも、こんなに切なくなれちゃう恋って、辛すぎる、そして尊く、素敵すぎる。戸和田への気持ちが恋ではなくなった瞬間を語る店長の場面とか…え、泣きそう…ってメイン以外でも感情移入し過ぎてしまったww ただ、言わせて下さい! めちゃくちゃに友達以上恋人未満&両片思いを楽しめるんですけど、ぶっちゃけ、巻数足りてない感は否めません。2巻の後半の足早感…1巻が丁寧に丁寧に、お互いの気持ちを探り探り距離を見計らってきたつくりにしておいて……最後あたり恋人になってからの展開の早さ、ちょい見せ感が少し残念。 こ〜れは、後2、3巻で丁寧にジリジリ見せてほしかった流れ。 大大大好きなリバ展開があるのにッ そんなサラッと流す感じで?一瞬見せんといてほしかった! いや、リバ大好きやので、この2人が?!え、納得って嬉しかったけど まあ、そんな感じでしたが… 間違いなく最高&最高です。 続きを読む▼
  • (5.0) 心情がすごい
    chayさん 投稿日:2024/1/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 心の動きとか、葛藤とか、人間のダメなとことか、そういうのが全部全部詰め込まれてて、すんなり進むわけじゃなく、避けてかわして逃げて誤魔化して、めちゃくちゃ遠回りしてたどり着いた関係がまだ終わりじゃなくて、これからも続いていくためにまたきっと心の壁にぶつかるんだろうけど、二人ならきっと大丈夫と思える。同居して6年、というのは現実世界にするときっとあり得ないことに近いんだと思う。その時点で何かしら特別。最初の嫉妬からはじまり、最後にも見せた周防の亮への触れたい欲からして、きっと周防の方が亮へ執着しているのではないだろうかと思うほどだった。二人ともダメダメなんだと思う。言葉にしないと分からないのは最初からそうなのに、ちょっと許容を超えそうなのに気づいたらすぐに離れて試して、でもちょっとの希望は残しといて、ずるい大人たちだなと思うのに、誰しもがきっと心当たりあるであろう心の卑しい部分をうまく表してて苦しい。亮だって話聞こうとしないし、1だった関係から急に100は難しいのに選択を迫られてもって思うし、あまりにもだったわけで、だから周防がクズとかは思わないかな。どっちもどっちだもんね。心の葛藤も苦しさも凄く丁寧に描かれていてよかった。あとリバだったのはびっくりした笑。あとあと良かったといえば、登場してくる先輩と店のママさん、店長と御園さん、そんな事もあったよねって言えるまでになってしまうくらい時が流れてしまったその時間が切なかった。本当にタイミングだと思うから。一年前思っていたことも一年後には価値観変わってたりする。鮮度って何事も大事だと思う。だからこそ先輩のいう、まだ外野からしてみれば何一つ終わってないだろって思う二人の関係が羨ましかったっていうのが痛いほどわかる。きっとそういう恋は何年経っても心の片隅にちょこんって居るもんだから。苦しいわけじゃないけど、ちょっと切ない気はしてしまうんだよ。作者さんの言葉の選択とか、言い回し、使いどころも凄く考えられていて、二人の世界だけではなく多方面の感情も含まれていて色んな人の色んな感情も見え隠れしていたのがよかった。 続きを読む▼
  • (5.0) 6年の同居生活が動き出す。2巻読了
    kouさん 投稿日:2021/6/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 待ちに待ったルチル、「アンチロマンス」目当てにまたしても即買いしました。 柿谷と周防は幼なじみ。違うタイプ、友人関係も別、でも親友。高校を卒業して一緒に東京に出た2人は就職しても一緒に住んでいる。もう6年も。 長くつづいているこう着状態の2人。彼らの関係の歪みが徐々に大きくなり、柿谷は2人のマンションを出て行き同居を解消してしまう。 日高ショーコ先生の作品の中でも出色のリアリティある作品です。等身大の20代、ルックスから攻め受けもまだわからない。設定としては日高作品の中では平凡な方なのにこの2人の緊張感にはドキドキさせられます。 丁寧に丁寧に2人のモノローグから浮かび上がる「それ」。まだ名前も付いていないこの関係を、彼らはどうして良いのかわからないんですよね。 焦ったい彼らを意識的に動かそうとするのは柿谷の同僚戸和田。仕事でも自分から変わろうとしない周防の背中を押してくれるのは周防の美容室の店長佐久間。彼らの周囲の人々も魅力的でスピンオフを読んでみたい程好きです。 この作品、多分今後一旦完結してもその後の2人までずっと読んでみたくなると思います。 ドラマチックな出来事は何も起こらないのにスリリング。この2人の関係の目撃者に私はなりたい! 。。。目撃者になって2巻読了。今回1巻はもちろんのこと、「足りない時間」や「知らない顔」、「初恋のあとさき」、「リスタート」などなど、柿谷と周防を辿る旅に出てから2巻拝読。 もうね、ジレた挙句のリバ最高。そう来るとは思ってたけど、なんかこう、むつみあい愛し合う2人の行く末って感じで文句なし!普段は固定のみを愛してますが、この2人に限っては最初からそう来て欲しかった。 2巻は周辺cpの切なさがたまらず、戸和田×准一、佐久間×御園の「いつの間にか終わった恋」に涙。いつか彼らをきちんと幸せにしてほしいです! それにしても胸が絞られるようなジレでした。彼らのいつもの生活を、また読みたいと願いつつ。。。 続きを読む▼
  • (5.0) 誰しもが一度は経験のある悩み
    まるみんさん 投稿日:2023/4/29
    幼なじみで同級生の二人が、同居して6年。友達以上恋人未満の関係から少しずつ変化しようとしていくお話。 このお話、男同士に限らず男女でも必ずぶち当たることのある大きなテーマだと思います。亮のように、相手のことが好きで好きで仕方ない、少しの触 れ合いは許されて隣にいるのが当たり前の関係だと、一緒にいる時間が長ければ長いほど身動き出来なくなってしまう気持ちは痛いほど伝わってきました。また、周防のように、相手が自分を大切にしてくれているのが感じられつつも、その心地良い関係をあえて壊したくないズルさも良く分かります。 そんな二人が関係を変えるのは困難極まりないし、何か大事件が起きないと出来ないことだと思います。でも、普段の日常にはなかなかそんなことは起こらないのでより一層変わらない。でも、歯車が少しずつ狂い始めて、噛み合わなくなっていく様子がとても丁寧に描写されています。 だからこその行ったり来たりだったり、何度も拒絶して本意を確かめるような行動に繋がるし、その過程のモヤモヤ感が切なくて苦しくて、誰しもが共感できる想いだと感じました。長い付き合いだからこその難しさを実感出来るし、恋は本当にタイミングなんだとしみじみと感じてしまいました。周りの大人たちの経験もとても切なく、この二人に限らず、誰かの想いには必ず当てはまるのではないかと思います。 最後までどちらがどちらの役か全く分からなかったのですが、リバだった二人の関係が何だかとてもしっくりいきました。この二人ならそれが一番の形かなと納得させる、それまでの展開力が本当に素晴らしい作品です。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ふと気付いたら沼
設計:海人(シーモアスタッフ)
周防と柿谷は幼馴染で高校卒業後に始めたルームシェアは早くも6年目。友達以上、けれどそれ以上は進むことが出来ない微妙な距離感は非常ッに悶えます!等身大の青年がふと気付いたら沼にいた恋=アンチロマンス。日高ショーコ先生の丁寧な心理描写でこの先どう展開していくのかとても楽しみな1冊です。

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