主人公は乙女ゲーの世界に妹に誤送されたノーマルなDK。攻略対象と結ばれると元の世界に帰れる指輪をプレゼントされるが、そのルートを全力で避けて自力で指輪を手に入れようとする。
攻略対象の好感度が高過ぎたら強制的に恋愛ルートに入るし、低け
れば魔王に負けて花嫁にされてしまう。その細い中間を綱渡りのようになんと渡り、指輪探しに奮闘するギャグです。
面白いのは、好感度を下げようとする行動が裏目に出て好感度が上がっていくシーンですねw
もう、諦めて恋愛ルートで指輪を手に入れれば楽やん? と、妹ちゃんと同じような考えになっていきますよ。
けど、それを驚異的な反射神経でブレずに回避行動を取る主人公が一番面白い。
乙女ゲーの盲点を突く感じで、乙女ゲーに潜在的に持っていた不自然さを論じる所などは、なるほどな〜と共感出来ました。
3巻まで読了しましたが、BL的な要素はオモシロ要素でしかなく、そんな展開は主人公がぶち壊していくので苦手な人でも大丈夫!
文句なく面白いですw
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