この漫画の冒頭のストーリーは、子供の頃から両親が大好きな相撲をやっていたけど体が小さく自分に才能は無いと思っていた主人公。
彼がとある村に住むことになります。
その村は謎な風習があり、信仰が強い。
まだ少年でいながら冷静で達観している
都会っ子の主人公。
その謎はどういうことなんだー、風習とどう向き合っていくのかー、みたいな感じです。
漫画の評価として客観だとどうでしょう、ちょっと相撲関連で古事記の引用というか、うんちくというか、そんなのが多いので飽きちゃう人はいるかもしれません。
私も何度か中断して読むくらいでした。特に1巻は入り込めて無かったですね。いや、古事記やうんちくも好きなんですけどガンガンストーリーが進むわけではないので。
あと、ジャンルはミステリーサスペンスになってますが、ガッツリ推理でも無く、他の何かに寄りすぎてるわけでもなく私にとってはちょうど良いバランスでした。
全てに面においてどうなるのか、うまくいくのかどうか、というのが先が見えず楽しかったですね。
なのであまり色々あらすじとか見ずに、無料1巻のいま、興味を持ったらとりあえず読んでみて良いと思います。
ぼそっとコミカルなのも今読むのにホントちょうど良かったです。
まったりと時間あるときにぼそぼそ読むと面白いかも。
人によるけどオススメかなー。
話変わってどうでもいい話ですが、私はスポーツやる時に体が大きく無いしパワーも無いので脳筋をどうやって倒すか相手の表情や仕草からメンタル推測して、嫌がることをジワジワやってくタイプでした。もちろん精神面だけで無く技術的にも戦略勝負です。
でもそれは相手が崩れず自分を貫かれると結局負けちゃうんですよね。あ、相撲じゃないですし、この漫画のストーリーとは関係無いです。
ただ、そんなのもこの作品を好んだ理由かもしれません。
主人公が小さいため、競技をする上で体が小さいことへの客観的視点ってのは出て来ますから。
そんなこんなでトータル面白かった。
3巻完結です。3巻は一気読みした!ってサスペンス系なら普通そらそうか。
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