恥ずかしながらロービジョンのことをよく知らなかったので、いろいろと知るきっかけになって良かったです。
主人公は「障害に負けずに前向きな女の子」というような安易でステレオタイプな人物ではなく、たくさん悩んで逃げててそれでも前へ進もうとしてい
る姿が印象的でした。
ロービジョンの方や障がいを持つ方への接し方に限らず、相手のためと思いつつも実はこちらのエゴの押し付けになっていることって多々あると思います。他方、自分だって完璧なわけではないので「かわいそう」とか「やってあげる」という精神ではなく、お互いに補い合いながら並んで進むためにどうしたらいいかという考えが大事なのではないかと考えさせられました。
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