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LOVE SONG1
1巻配信中

LOVE SONG1

500pt/550円(税込)

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作品内容

あと少しで高校生活が終わる。
僕たちは別々の道を歩み、
僕はもどかしいウソの自分を捨てて
遠い場所へと向かう…。
だからこそこの想いを君に伝えておきたい。
僕と君が同じ空気を吸ってる今この時、
この場所でーーー
切ないまでに狂おしい青春の思慕が
胸締め付ける表題作ほか、
唯一無二のナチュラル&センシティブな5編を収録。

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  • LOVE SONG1

    500pt/550円(税込)

    あと少しで高校生活が終わる。
    僕たちは別々の道を歩み、
    僕はもどかしいウソの自分を捨てて
    遠い場所へと向かう…。
    だからこそこの想いを君に伝えておきたい。
    僕と君が同じ空気を吸ってる今この時、
    この場所でーーー
    切ないまでに狂おしい青春の思慕が
    胸締め付ける表題作ほか、
    唯一無二のナチュラル&センシティブな5編を収録。

レビュー

LOVE SONGのレビュー

平均評価:4.8 23件のレビューをみる

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高評価レビュー

幸せであって欲しいと願わずにいられない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡い雰囲気の絵柄が切なさを感じさせます。
表題作は 性同一性障害の男の子刀根君の話。
とにかく、読んで見てほしい。刀根くんが
カラオケBOXで 精一杯の気持ちを込めて 歌うジュリー。おおよそ、若い世代 刀根君世代の歌手ではないジュリーの、ダーリン。YouTubeで曲聴きに行きました。あの時代男性なのにセクシーで 性別を超えた雰囲気のジュリーは
いまの時代の先駆けのように、
性別関係なく、好きな相手に ダーリン ダーリン、と愛を歌ってるような。そんなジュリーの歌を 体は男性でも心は女性である刀根くんが 精一杯の気持ちを乗せて波広くんへ歌うシーン。その後の 2つの告白と、刀根くんの涙を 見た時 もう、私も同じように涙が溢れてしまいました。
卒業後は 体も女性になると、決めている。でも今の姿の処女を貰ってと告白する刀根くん。刀根くんは、ずっと女性なんです。だから童貞じやなく処女を捧げたい。
どんな気持ちで、好きな人に それを伝えんだろうか、こんなに沢山のハードルのある想いを性同一性障害の人は抱えて生きている。いまからの時代 波広くんの、ように、知らないから、悪気なく、傷つける発言をしてしまい世界であってはいけないんだと、そんな事まで考えてしまいました。
読んだ後 胸の奥が詰まされたように 何故か凄く苦しくなる終わり方でした。

3話目の この終わり方、どう受け止めていいかわからないのが本音。きっとこうやって、本来の自分を出せず周りの期待に応えるべく
頑張りすぎて。でも頑張れなくて。そんな自分を嫌悪して。作中で、恋をするには まず自分を好きにならないと…みたいな台詞があるんです。まさに。でもそれが東堂くんには出来なかったんですよね。人を好きになるのは尊い事なのに。心が壊れてしまったような東堂くんの 姿が なんかもう泣けてしまって。。
2話目は、終わり方としてはハッピーだし
4話目も前向きな終わり方?のお話。

ただ、他の方も書かれてましたが 表題作の刀根くんが 幸せになれているのかが、何故かずっと気になるんです。
たかが単行本なのに 読んで、こんなに
その後が気になるのはバナナフィッシュのアッシュ以来です。。
いいね
4件
2021年7月24日
考えさせられてしまう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 脳の違う部位を刺激されるようなBL。
生活とか感覚とか人間関係とかからの、切り取ってくるものが微妙に他と毛色が異なる存在感。リアルさとフィクションの配合が現実寄りなバランスにあって、生々しさは、でも、前面に無くて。個々のストーリーの結末の幕の切れ方にもそこに多様性というか可能性というか。ドラマというのは本来、一様ではないな、ということを何故だか実感。人の数だけ人生あるんだと、一人一人の毎日のどこにでもストーリーがあって、その中にそれぞれ当事者の感情があることを、確かめさせられた感じ。ある意味特異でニッチなのに、どこかの誰かの個人的体験に留まらず、他の誰かへと繋がり思いやれてしまう。
様々な個別の状況に付き合うこちらは、画像化して時間を繋いだ結果として、他人事からなんとなく身近なとこにストーリー自ら拡がって来た形で短編が集まった、そんな作品群から、まんだ先生の作家性を公約数的に感じ取ることになる。

けろっと描かれておらず、酸いも苦いも想像力で引き寄せてあれこれ意外に豊かな印象を残していってくれる。
扇情的でないが、何かを啓発してくるような感じがした。

アップされたコンテンツ名として、電子書籍の中の方の一番最初に見る表示書名にも、表紙見せる画像中にも、レビュー用書名にも「1」が付されていないのだが、購入書籍名として開く際に「1」がある。LOVE SONG1となっている。続編の予定が組まれたのだろうか。それとも間違い?(サポートセンター確認。出版社の意向あって「1」付き、但し現在のところ続編の配信予定無し、との事。7/27回答。)
「1」付きが正しいとなると、表題と一致する作品名である収録作品と、その他作品との一体感は減ってしまう。全体としてlove song イメージに繋がるには繋がるが、となると、表題作の中に登場するジュリーの歌とのリンケージ感以外の意味に絞れなくなる。一つの作品名と切り離し、集合体としてlove songsとしないと合わなくなるのではないだろうか。
潔く別タイトルのほうがいい気もするのだが。
いいね
6件
2021年6月18日
すごく響きました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ BLコミックスは様々ありますが、やはりこういう作品が1番心に残ります。5つのお話(4つ目と5つ目はリンク)が入った短編集。表題作がすごく心に響きました。高校3年の春、刀根は「性同一性障害ってビョーキなんだけどよろしくね」と隣の席の波広に挨拶します。波広は「病気じゃ大変だろうけど できることなら俺も協力するよ」と返して、刀根は大笑い。2人は友達になり、明るく人のよい波広のことを刀根は意識するようになります。このお話が描かれたのは2005年で今よりずっと性同一性障害について知られていなくて、波広は悪気なく刀根に配慮に欠けたことを言ってしまいます。刀根がジュリーの「ダーリン」をカラオケで歌うシーン。中性的な魅力のあったジュリー。リアルタイムで聴いていた世代ですが、この歌がこんなに悲しい愛の歌になるなんて。波広はここでも刀根の気持ちとは相容れないことを言ってしまいます。波広はとても優しい。でも...。ラストのページではせつなくて胸が苦しくなりました。セクシュアリティを家族に受け入れてもらえないゲイの男の子のお話もありました。私もBLにハマってるのを知られるとマズイと思っていろいろ隠してたつもりが、ある時何気に「腐女子やなあ」と言われて石化しました。なんか、生暖かく見られてる感じです。でもこれがギャースカ言われたらつらいだろうな、泣く泣く封印すると思います。セクシュアリティだったら人間の根幹に関わることだからもっと苦しいことでしょう。こういうお話を数多くの人が読んでもっと理解していけたらいいなと思います。様々な事象について、自分と違っていても互いに認め合うことができたら、人はもっと生きやすくなるのではないでしょうか。
2007年1月 総213ページ 修正は白いモヤ。
いいね
7件
2021年5月27日
心の琴線に触れます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ちるちるのソムリエで推薦されたのとフォローさんのレビューに後押しされて読んでみました。私も皆さん同様、表題作にやられました。(※以下、盛大にネタばれしてます)
性同一性障害を持つ刀根とクラスメイトの波広の話。
内面の障害は気づかれにくいのに敢えて言葉にする刀根に、あっさり「大変だね」と応じる波広とのやりとりからお話は始まります。波広のおおらかさにどれほど刀根の心が軽くなっただろうと思えば、さらりと男子特有の考えを口走ってしまう波広にハラハラもして。けど、こういう光景ってよくある事なのかもしれません。。刀根も十分理解しているのか、波広に対してわきまえている様子が凄く伝わってきます。
そんな刀根がいつも聴いている曲がジュリー。私もリアルタイムで見てましたが、当時のジュリーは危険な色気が漂い仕草も声も妖艶でした。そんなジュリーの曲をカラオケで熱唱する刀根、選んだ曲はダーリン。この曲をようつべで検索して刀根の心情を思いながら聴いたんですが、なんか胸が締めつけられました。感情の防波堤が決壊し涙を流す刀根を見て、必死で慰める波広。波広は、本当に裏表ないすごく優しい男子でした。ただ2人の気持ちが分かるだけに、この場面は涙が溢れてしまい‥。短いながらも感情に訴えてきて、ラスト数行に余韻が残ります。
他4つの短編が入っていますが、心に残る名言や場面が多々あり書ききれません。静かに心の琴線に触れてくる作品、ストーリー重視の方にオススメです。
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5件
2021年5月31日
心の一番綺麗な場所にそっと隠していた想い
初めての作家さん。前に何かで紹介されていて気になっていた作品。
はーこれは素晴らしかったです。特に表題作の「LOVE SONG」が好きでした。
水彩で描かれた優しい表紙絵の雰囲気そのままに、淡く儚ない青春の大切な想いが描かれていました。
冒頭、性同一性障害である事を告げる刀根とクラスメイトの波広。
今でこそ理解も進んでいるでしょうが、この作品が描かれたのは16年前。
悪気がなくとも理解のない言葉に、何でもないふりをする刀根に胸が痛みます。
BL作品ではありますが、性同一性障害ということは刀根の心は女の子なんですよね。
作中、いったいどれだけの勇気を振り絞ったのかと思うシーンがあって、刀根の心情を想像するだけで胸が痛くてもう涙が溢れてしまって。
きっと一生忘れる事はないであろう苦しくて切ない大切な思い。
たった36Pの中にリアルな青春の日々がギュッと詰め込まれていて、読んで良かったなぁと思えた作品でした。
全部で5作入っていますが、どれも胸に響く余韻の冷めないお話でした。
2作目の「あたらしい家族」もとても良かったです。
愛する人と生きていく覚悟。恋人でも、親でも、愛する人。あたたかいな。
いいね
19件
2021年3月31日

最新のレビュー

全部切ない
何なんでしょうね…。ノスタルジーってやつでしょうか。平坦な道に咲く花や、落ちている小石みたいに、ふと見ると彩られている「そこ」に確かにある何か。好きとか別れとか出会いとか。丁寧に情緒的に、感情に色がついてて、漫画の中の空気までも伝わるような。このじめっとしてるけど読後がさらりと吹いた風みたいに爽やかで。言葉にできない切なさがたまらなく愛おしかったです。
いいね
0件
2023年8月20日

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