ネタバレ・感想ありLOVE SONGのレビュー

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全部切ない
2023年8月20日
何なんでしょうね…。ノスタルジーってやつでしょうか。平坦な道に咲く花や、落ちている小石みたいに、ふと見ると彩られている「そこ」に確かにある何か。好きとか別れとか出会いとか。丁寧に情緒的に、感情に色がついてて、漫画の中の空気までも伝わるような。このじめっとしてるけど読後がさらりと吹いた風みたいに爽やかで。言葉にできない切なさがたまらなく愛おしかったです。
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切なさを感じるリアルな恋心
2023年3月12日
表紙に引かれて読み放題で読み始めた短編集ですが、どれも切なさを感じるストーリーなのに、読後にはある意味納得のいく満足感を得られた作品ばかりでした。私には3作目の「あなたが幸せになれた日々の理」の最後のほう(113ページ)の中沢が東堂に言うセリフが刺さりました。エロではないので物足りないと思われる方もいるでしょうが、恋する若者の心の葛藤をリアルに描いたお勧めの短編集です。
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心臓をぎゅっと掴まれました。
2022年9月10日
短編集です。BLですがヒューマン系、人間ドラマに近い。当たり前ですがBLって男同士と言う前にまず人間同士のぶつかり合いなんですね。その人間の描き方がリアルで苦しくて愛おしい。きっと苦しんだ人にしか見えない世界が描かれているのだと思います。凄い作品でした。
考えるきっかけになるかな。
2022年7月15日
まんだ先生のTL作品は読んだことがあって、それから ツイッターで 現在 お描きになっているものとか先生が興味をもってらっしゃるものとか見ていると、この一冊の一つ目の作品は 先生の心髄をついてるものなのでは、と思いました。娯楽としてのBLを否定するつもりは 全くなくて、でも たまに こうやって、脳の柔らかいところを刺激する作品を読むのもいいと思いました。
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読後感ずっしりと重い短編集
2021年8月22日
短編集でただいま半額セール中。少し前にフォローしてる方々が長文でオススメされていて、ずっとお気に入り入ってました。私は表題作と2作目が特に好き。短編なのであらすじ詳しく書きませんが、学校や家族の無理解や無知によって苦く厳しい道を生きざるをえない人たちが描かれていて、苦しくなります。表題作ではきっとふたりとも一生忘れられないでしょう、その後の人生に思いを馳せてしまう。2作目のお味噌汁の味やお母さんの空っぽの家の告白がとてもリアルで、自分だったら、、と考えてしまった。真剣に社会とセクシュアリティに向き合った短編集で読後感ずっしりときました。
胸が苦しくなった
2021年8月20日
心にくるお話でした。こんな良作品を値下げ中で購入できてラッキーでした。刀根くん、幸せになってて欲しい。。。ダーリング聴いてから再読したら、なんだかまた切なくなり涙が出ました。。
4度目の夏は猿島君視点のお話、このお話し本当に心にぐっとくる。何気に1番好きな話かも。
この作品に出会えて感謝
2021年8月12日
レビューを拝見し皆さまの言葉が胸に刺さり速ポチッと…。も〜なんでしょう。4つのノンフィクションドラマを観たような感じです。どれも本当に素晴らしいのですが、皆様も書かれていますが、私も表題作の『性同一性障害の刀根くんの話』が忘れられない。自分が性同一性障害である事をサラッと言って、いつも明るく歌ってふざけてる刀根くんですが、心の中を想うと胸が張り裂けます。カラオケで頬を染めながらジュリーのダーリンを歌い告白する姿がもうたまらなく切ない…。性転換の話、処女を貰ってと伝え涙を流すシーンは、涙腺崩壊です。短編ながらも心に残る作品の1つになりました。また次の短編では、ゲイCPが田舎に帰り母親と同居をする話。これもとてもいい話でお母さんの心情やこの2人が愛しくてたまりません。刀根くんもきっと同じように幸せになっていて欲しい…。他の短編も含めこの作品はLGBTについて深く考えさせられるし、BLに限らず、多くの人に読んで欲しいです。素晴らしい作品でした!
幸せであって欲しいと願わずにいられない
ネタバレ
2021年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡い雰囲気の絵柄が切なさを感じさせます。
表題作は 性同一性障害の男の子刀根君の話。
とにかく、読んで見てほしい。刀根くんが
カラオケBOXで 精一杯の気持ちを込めて 歌うジュリー。おおよそ、若い世代 刀根君世代の歌手ではないジュリーの、ダーリン。YouTubeで曲聴きに行きました。あの時代男性なのにセクシーで 性別を超えた雰囲気のジュリーは
いまの時代の先駆けのように、
性別関係なく、好きな相手に ダーリン ダーリン、と愛を歌ってるような。そんなジュリーの歌を 体は男性でも心は女性である刀根くんが 精一杯の気持ちを乗せて波広くんへ歌うシーン。その後の 2つの告白と、刀根くんの涙を 見た時 もう、私も同じように涙が溢れてしまいました。
卒業後は 体も女性になると、決めている。でも今の姿の処女を貰ってと告白する刀根くん。刀根くんは、ずっと女性なんです。だから童貞じやなく処女を捧げたい。
どんな気持ちで、好きな人に それを伝えんだろうか、こんなに沢山のハードルのある想いを性同一性障害の人は抱えて生きている。いまからの時代 波広くんの、ように、知らないから、悪気なく、傷つける発言をしてしまい世界であってはいけないんだと、そんな事まで考えてしまいました。
読んだ後 胸の奥が詰まされたように 何故か凄く苦しくなる終わり方でした。

3話目の この終わり方、どう受け止めていいかわからないのが本音。きっとこうやって、本来の自分を出せず周りの期待に応えるべく
頑張りすぎて。でも頑張れなくて。そんな自分を嫌悪して。作中で、恋をするには まず自分を好きにならないと…みたいな台詞があるんです。まさに。でもそれが東堂くんには出来なかったんですよね。人を好きになるのは尊い事なのに。心が壊れてしまったような東堂くんの 姿が なんかもう泣けてしまって。。
2話目は、終わり方としてはハッピーだし
4話目も前向きな終わり方?のお話。

ただ、他の方も書かれてましたが 表題作の刀根くんが 幸せになれているのかが、何故かずっと気になるんです。
たかが単行本なのに 読んで、こんなに
その後が気になるのはバナナフィッシュのアッシュ以来です。。
苦手なタイプ
2021年7月17日
レビューに釣られて衝動買いしてしまいましたが、本当はこういう作品は読みたくないんです。あの子は幸せになったのかなぁ?あの子は辛い思いをしてないかぁと、その後が気になって気になって胸が苦しくなってしまうやつ。みんな幸せでありますように。
忘れられない1作がまた増えてしまったよ
2021年7月10日
レビューを読んで、衝動買いです。
驚きました。BL、短編、どこにでもいそうな人々。
平凡な素材をこんな風に切り取って見せられるとは、漫画ってなんて奥が深いんでしょうね。
表題作、息子の友人を思い出して涙が出ました。この作品が描かれてまだ20年も経っていないのに、時代は急激に変わりました。これは良い変化だと信じたい。
2作目の「あたらしい家族」も沁みます。物理的「家」と「家庭」、人ってどちらも欲しい。
3作品目は作者様にはこういう結末で描く理由があったのだと思います。そこに敬意を。
4作品目の「恋をせずにはいられない」。リーマン課長の回想と現在の切り替えが上手い。課長と部下の鳥谷尾の、切ない少年の日の思い出がシンクロする時、人は恋せずにはいられないんでしょうね。
そしてこの課長の思い出が、5つめの「4度目の夏」に続いていくとは!これはもうほんとにやられました。
マスべ課長の心に刺さったままのあの友人が、こんな高校時代を生きていただなんて。
こういった作品に続きを望むのは野暮ってもんでしょう。でもせめて、漫画の世界だけでもみんな幸せになって欲しいなと思ってしまうのです。
考えさせられてしまう
ネタバレ
2021年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 脳の違う部位を刺激されるようなBL。
生活とか感覚とか人間関係とかからの、切り取ってくるものが微妙に他と毛色が異なる存在感。リアルさとフィクションの配合が現実寄りなバランスにあって、生々しさは、でも、前面に無くて。個々のストーリーの結末の幕の切れ方にもそこに多様性というか可能性というか。ドラマというのは本来、一様ではないな、ということを何故だか実感。人の数だけ人生あるんだと、一人一人の毎日のどこにでもストーリーがあって、その中にそれぞれ当事者の感情があることを、確かめさせられた感じ。ある意味特異でニッチなのに、どこかの誰かの個人的体験に留まらず、他の誰かへと繋がり思いやれてしまう。
様々な個別の状況に付き合うこちらは、画像化して時間を繋いだ結果として、他人事からなんとなく身近なとこにストーリー自ら拡がって来た形で短編が集まった、そんな作品群から、まんだ先生の作家性を公約数的に感じ取ることになる。

けろっと描かれておらず、酸いも苦いも想像力で引き寄せてあれこれ意外に豊かな印象を残していってくれる。
扇情的でないが、何かを啓発してくるような感じがした。

アップされたコンテンツ名として、電子書籍の中の方の一番最初に見る表示書名にも、表紙見せる画像中にも、レビュー用書名にも「1」が付されていないのだが、購入書籍名として開く際に「1」がある。LOVE SONG1となっている。続編の予定が組まれたのだろうか。それとも間違い?(サポートセンター確認。出版社の意向あって「1」付き、但し現在のところ続編の配信予定無し、との事。7/27回答。)
「1」付きが正しいとなると、表題と一致する作品名である収録作品と、その他作品との一体感は減ってしまう。全体としてlove song イメージに繋がるには繋がるが、となると、表題作の中に登場するジュリーの歌とのリンケージ感以外の意味に絞れなくなる。一つの作品名と切り離し、集合体としてlove songsとしないと合わなくなるのではないだろうか。
潔く別タイトルのほうがいい気もするのだが。
…胸がいっぱいです
2021年6月6日
フォローしている方のレビューで知った作品です。表題作『LOVE SONG』ですが、こんな揺さぶられ方をするとは思わなくて…。読み終えた後、食事が喉をうまく通らなくなる位胸がいっぱいで…。ちよっと胸に響きすぎて、ショック状態です。表題作以外の作品も、とてもとても素晴らしかった。本当に良かったです。素晴らしい作品たくさんあると思いますが、私の心の中で別枠で大切にしていきます。是非色々な方に読んで頂きたいなと思いました。フォローさん、ありがとうございました。
刀根くんが
ネタバレ
2021年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 刀根くんが、高校生なのに凄く自分と向き合って頑張ってて切なくなる。全部のセリフや場面にキチンと意味があって、素晴らしい漫画だと思う。最後のカラオケの波広が歌った歌と、刀根くんの歌った歌。そこでも互いの生き方の違いがハッキリ出てて、刀根くんはそれを分かってて「テーマソング」だって言うんだけど、おそらく波広は分かってない。私は刀根くんが、ジュリーを心の支えにして一生懸命頑張って来たのが感じられて涙が止まらなかった。波広は、そのままの刀根が好きだと言うんだけど、それは刀根くんにとっては苦しい生き方なんだよね。刀根くんが幸せになることを切に願う!
心の琴線に触れます
ネタバレ
2021年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちるちるのソムリエで推薦されたのとフォローさんのレビューに後押しされて読んでみました。私も皆さん同様、表題作にやられました。(※以下、盛大にネタばれしてます)
性同一性障害を持つ刀根とクラスメイトの波広の話。
内面の障害は気づかれにくいのに敢えて言葉にする刀根に、あっさり「大変だね」と応じる波広とのやりとりからお話は始まります。波広のおおらかさにどれほど刀根の心が軽くなっただろうと思えば、さらりと男子特有の考えを口走ってしまう波広にハラハラもして。けど、こういう光景ってよくある事なのかもしれません。。刀根も十分理解しているのか、波広に対してわきまえている様子が凄く伝わってきます。
そんな刀根がいつも聴いている曲がジュリー。私もリアルタイムで見てましたが、当時のジュリーは危険な色気が漂い仕草も声も妖艶でした。そんなジュリーの曲をカラオケで熱唱する刀根、選んだ曲はダーリン。この曲をようつべで検索して刀根の心情を思いながら聴いたんですが、なんか胸が締めつけられました。感情の防波堤が決壊し涙を流す刀根を見て、必死で慰める波広。波広は、本当に裏表ないすごく優しい男子でした。ただ2人の気持ちが分かるだけに、この場面は涙が溢れてしまい‥。短いながらも感情に訴えてきて、ラスト数行に余韻が残ります。
他4つの短編が入っていますが、心に残る名言や場面が多々あり書ききれません。静かに心の琴線に触れてくる作品、ストーリー重視の方にオススメです。
すごく響きました
ネタバレ
2021年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLコミックスは様々ありますが、やはりこういう作品が1番心に残ります。5つのお話(4つ目と5つ目はリンク)が入った短編集。表題作がすごく心に響きました。高校3年の春、刀根は「性同一性障害ってビョーキなんだけどよろしくね」と隣の席の波広に挨拶します。波広は「病気じゃ大変だろうけど できることなら俺も協力するよ」と返して、刀根は大笑い。2人は友達になり、明るく人のよい波広のことを刀根は意識するようになります。このお話が描かれたのは2005年で今よりずっと性同一性障害について知られていなくて、波広は悪気なく刀根に配慮に欠けたことを言ってしまいます。刀根がジュリーの「ダーリン」をカラオケで歌うシーン。中性的な魅力のあったジュリー。リアルタイムで聴いていた世代ですが、この歌がこんなに悲しい愛の歌になるなんて。波広はここでも刀根の気持ちとは相容れないことを言ってしまいます。波広はとても優しい。でも...。ラストのページではせつなくて胸が苦しくなりました。セクシュアリティを家族に受け入れてもらえないゲイの男の子のお話もありました。私もBLにハマってるのを知られるとマズイと思っていろいろ隠してたつもりが、ある時何気に「腐女子やなあ」と言われて石化しました。なんか、生暖かく見られてる感じです。でもこれがギャースカ言われたらつらいだろうな、泣く泣く封印すると思います。セクシュアリティだったら人間の根幹に関わることだからもっと苦しいことでしょう。こういうお話を数多くの人が読んでもっと理解していけたらいいなと思います。様々な事象について、自分と違っていても互いに認め合うことができたら、人はもっと生きやすくなるのではないでしょうか。
2007年1月 総213ページ 修正は白いモヤ。
切なさとあたたかさがじんわりと…
2021年4月1日
フォローさんのレビューを見て購入(Twitterで表題作は読めるようですが、フォローさんのレビューから他の作品も読みたかったので)。自分では辿り着けなかった作品だったと思うので、フォローさんに感謝です。
お値段から、特に短い系の短編を想像していましたが、表題作32ページ、2編目36ページ、3編目42ページ、4編目と5編目は繋がりのあるお話で、それぞれ57ページ、33ページ、トータルで200ページありました。なかなか読み応えがあります。どのお話も、『完』という感じの終わり方ではなく、余韻があり、特に表題作「LOVE SONG」と3編目の「あなたが幸せになれた日々の理」は、心の葛藤と痛手と焦燥と覚悟とが混ざり合い、人の気持ちが簡単ではないことが分かるからこそ、何とも切なく胸が苦しくなりました。カラオケボックス、何度も読み返してしまいます。「あたらしい家族」も好きです。お母さんの気持ちも分かるし、その気持ちに寄り添おうとする息子・稜悟と彼氏・仙さんがとても良かったです。年代にかかわらず、いつ読んでも心に響いてくる作品て、素直にすごいなって思います。
心の一番綺麗な場所にそっと隠していた想い
2021年3月31日
初めての作家さん。前に何かで紹介されていて気になっていた作品。
はーこれは素晴らしかったです。特に表題作の「LOVE SONG」が好きでした。
水彩で描かれた優しい表紙絵の雰囲気そのままに、淡く儚ない青春の大切な想いが描かれていました。
冒頭、性同一性障害である事を告げる刀根とクラスメイトの波広。
今でこそ理解も進んでいるでしょうが、この作品が描かれたのは16年前。
悪気がなくとも理解のない言葉に、何でもないふりをする刀根に胸が痛みます。
BL作品ではありますが、性同一性障害ということは刀根の心は女の子なんですよね。
作中、いったいどれだけの勇気を振り絞ったのかと思うシーンがあって、刀根の心情を想像するだけで胸が痛くてもう涙が溢れてしまって。
きっと一生忘れる事はないであろう苦しくて切ない大切な思い。
たった36Pの中にリアルな青春の日々がギュッと詰め込まれていて、読んで良かったなぁと思えた作品でした。
全部で5作入っていますが、どれも胸に響く余韻の冷めないお話でした。
2作目の「あたらしい家族」もとても良かったです。
愛する人と生きていく覚悟。恋人でも、親でも、愛する人。あたたかいな。
BL読みなら必ず押さえておきたい作家さん
2021年2月17日
5つのお話が入っている短編集。最後の2作品は、登場人物同士でお話が繋がっているので、更に読み応えを感じました。 総213ページ。 私は今まで5000冊程のBL漫画.小説を読んできたのですが、その中で心に深く残る作家さんが4人います。そのうちの1人がまんだ林檎さんになります。とても深みのあるストーリーを紡ぎ出す作家さん。コチラの短編集も、5作品共、読ませるストーリーでとても良かったです。LOVEだけではなく、友情と恋愛の間、家族との関係、情熱を燃やせる趣味など、人間ドラマとBL部分を絶妙に融合させているところが、ストーリーに深みを与えているんでしょうね…。 2004年〜2005年に描かれた作品なので、歌など古さを感じる部分もあります。しかし、作品の根底部分は今にも通ずる普遍的なテーマだと思うので、是非若い方にも読んでもらいたいです。エロを楽しむ作品ではありません。現実社会に寄り添った、リアルなストーリー重視のBLがお好きな方にオススメします。
Twitterから見つけました。
2021年1月28日
ただただ尊いでしかなかったです。絶対見ることをオススメします。
心に沁みる短編集
2021年1月25日
Twitterで表題作を読み、とても良かったので購入しました。
15年ほど前の作品だそうです。
表題作は、今ほどジェンダーが取りざたされていない時代の性同一性障害の少年が主人公のお話し。どうにも切なく余韻がある作品でした。作品中の歌の歌詞におおっ!となりました。
他4編あり、短編ですがどの作品も読みごたえがあり心に沁みるお話しで、とても満ち足りた気持ちになります。上手いなあ。
これから何度も読み返すだろうと思うし、多くの方に読んでいただきたいです。
LOVE SONG1となっているようで、続きの企画があるなら是非また読みたいです。
おススメです!
とっても良かったです
2021年1月23日
Twitterでみて気になって購入しました。
全部短編の中にひとつひとつの物語があってとっても良かったです。
リアルが心に突き刺さる
2023年3月9日
BLマンガを読みすぎてると、あっちにもこっちにもゲイさんがいて、上手いことカップルに…なんてお花畑脳になりがちですが、実際にはそう簡単にことが運ぶ訳がありませんよね。この短編集はさらっと描いていながら、現実に近い世界を追求しているように思います。絵が爽やかですっきりしているのでいたずらに重くならず、自然に心の中に沁み込んでいきました。
ふーん、、、で読了しました。
2021年7月24日
余韻を残す…とか、読み手にその後を想像させる…といった類いのストーリーでしょうか。

ノスタルジックで、はっきりくっきりとした結末を描かない作風といった印象。

個人的には、レヴューで言われているほどには心に刺さりませんでした。

ハッピーエンドが好みの人には向かないかと。
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作家名: まんだ林檎
ジャンル: BLマンガ
出版社: ナンバーナイン