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BLコミック
絶望に啼け(上)
2巻完結

絶望に啼け(上)

700pt/770円(税込)

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作品内容

「お前を好きになるはずがない」
6年前、内海は裏切られ、赤嶺に路地裏で犯された。芽生えはじめていた恋心は憎しみに豹変。「心も身体も同じように蹂躙してやる」それだけが、内海を生かしていた。時は流れ、ふたりは再会をはたす。怒りを噛み殺しながら、内海は思わせぶりに近づき、好きだった男の身体を踏み荒らしてー…!?男の因縁と確執を描く、紫能了の怪作!

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 絶望に啼け(上)

    700pt/770円(税込)

    「お前を好きになるはずがない」
    6年前、内海は裏切られ、赤嶺に路地裏で犯された。芽生えはじめていた恋心は憎しみに豹変。「心も身体も同じように蹂躙してやる」それだけが、内海を生かしていた。時は流れ、ふたりは再会をはたす。怒りを噛み殺しながら、内海は思わせぶりに近づき、好きだった男の身体を踏み荒らしてー…!?男の因縁と確執を描く、紫能了の怪作!
  • 絶望に啼け(下)【特典付】

    700pt/770円(税込)

    「偽りの恋人関係はおしまいだ」
    ――復讐は続く。内海は、弄んで捨てるため失恋に苦しむ赤嶺を献身的に慰めた。計画通りなはずが、想い人の代わりにされるたび心は軋む。最奥をむさぼり尽くしたあと、我に返った内海は赤嶺が好きだと思い知ってしまった。そんな倒錯的な繋がりを失ってようやく内海から向けられた感情の名に気づいた赤嶺はー…。傷に名がつき、絆になっていく。相互執着関係の結末。【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】

レビュー

絶望に啼けのレビュー

平均評価:3.9 319件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 甘さは皆無
    ゆのタンさん 投稿日:2024/9/25
    表紙買いしたんですが、最初からシリアスで思ってた感じと違うといった印象だったんですが、彼は味方?あの人は敵?ホントに復讐だけ?とか結論が読めなくて本当にドラマを見てるような感覚でした。久しぶりにコメディ要素のないストーリー性重視のお話を読ん だのでのめり込めて面白かったです。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 星100個ぐらい付けたい。黒髪受け
    ヒヤシンスさん 投稿日:2021/2/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 黒髪の方が受けですが、最初にリバ要素あり。その後は黒髪受け固定。 新刊として発見し、試し読みで「あれ、見覚えのある絵だな」と思ったら、デビューコミックでメチャクチャ絵が上手かったあの先生か!と気付き、更に黒髪の男らしい受けが好きなので購入。結果、メチャクチャ良かったです。夜中に読んだから、興奮し過ぎて寝れなくなった。ザックリ言うと、攻めが受けを憎んでいて、そこからお互い大嫌いになり…という始まりなんですが、この、「お互い憎い同士で最後は両想い」というのがド性癖の私にはたまらない内容。あと、圧倒的画力でもう私には10万円分くらいの価値がありました。 良すぎて、かえって読み返せるページ少ない。なんかもう、濃いんですよ色んな意味で。軽い気持ちで読み返せるページが少ない。どこ読んでも胸がしめつけられる。ラストのハピエンだけ何回も読み直してる。笑) ●内容は、新しく部下になった内海(攻め)に、飲み会の帰りにレ●プされる赤嶺(受け)。何故そんなことをと思うが、6年前に、酒に酔った勢いで、自分が内海をレ●プしていたと聞かされ…というスタート。そこから、社内のデータ流出問題など、会社の事件を追いつつ、2人の愛憎劇が進んでいきます。攻めの内海が、赤嶺を憎みながらもその根底には片想いの愛があるところが最高。もう、最後まで、「頼むから2人でハピエンになってくれ!!!」と、祈らずにはいられなかった。ラスト前1話はほんと、あまりに美しい絶望に「もうダメかも」と思いましたが最終話でホッとした。2人の握り合う手を見た時ほんとにダメかと思った。 ●話も凄いが絵がすごい。ハッとする表情を描くのがもの凄く上手いし、画力自体もメチャ高いのに、それ以上に絵に魂がある。本当に絵が上手い人の絵。デビューコミックでは、絵が上手過ぎるし絵柄自体も青年誌みたいだったので「この先生は本当にBLが好きなんだろうか。絵が上手いからエロも勿論上手いけど」と疑問に思ったりもしたが、今回ハッキリと先生の腐魂を見ました。疑ってすみませんでした。男性描写がメチャエロでした。体とか表情とかほんとエロい。一枚絵も最高。個人的は一巻の2話目の扉絵の内海がドツボです。エッロ!修正をかわす局部の描き方も最高。あと、個性的な顔を描くけど2巻では明らかに顔がよくなってます。欲を言えばラストに甘々が見たかったー!イチャラブの続編欲しいです!絶対需要ある 続きを読む▼
  • (5.0) 復讐劇&究極の片思い…ネタバレ注意!
    ペールエールさん 投稿日:2021/2/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 上下巻読了。上211ページ、下212ページ。あらすじを読めば分かると思いますが、リバになります。ただ、赤嶺(黒髪)が攻めになるのは最初のレ◯プシーンだけです。あとは内海が攻めで、赤嶺が受けになります。雑誌で途中まで読んでいて、とても面白かったので最後が気になって購入。もうホント、凄く面白かった! ページ数も多いし凄い読み応え! しかも絵が上手い! めちゃくちゃ絵が上手な作家さんですね! 絵がお上手だからHシーン(形が判る白抜き)も凄いですよ! 見応え充分! そしてストーリーがね、ホント面白い! 上手くBL部分も絡ませながら、会社組織の闇をミステリー仕立てに読ませてくれるストーリー。BL部分もミステリー部分もドラマチックに展開されていて、星5つじゃ足りないくらいとても良かったです。 ただ1箇所だけ、気になる部分がありました。何で?赤嶺は内海をレ◯プしたのか? 赤嶺さん、そのシーンだけ除けば結構良い人なんですよ。酔っていたとしても、そんなコトするような人じゃないと思うんですよね…。冴木さんと間違えて…なのかな?とも思ったのですが、入社してのすぐの新歓じゃ、冴木さんはまだ関係ないですよね? 隠された性癖がお酒によって出てしまったのかな??? 赤嶺が内海をレ◯プする理由だけはよく分からなかったので、その理由だけは詳しく描写して欲しかったです。 あとコレは究極のネタバレになるので、書くか?書かないか?かなり迷ったのですが、バッドエンドだったら読まない!という人もいると思うので……。ハッピーエンドで終わります。ハピエンで良かった良かった!と思いましたが、バッドエンドも似合う作品だったんじゃないかな?と感じました。 追記:修正白抜きと書きましたが、読み返してみたらトーンtnkの部分もありますね。修正無し?なのかな??? みたいに見える部分もあるので、エロ重視の方も是非、オススメですw。 続きを読む▼
  • (5.0) めんどくさい人たち(笑)
    アオさん 投稿日:2023/1/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 迫力ある絵で描かれているし、作り手の気迫のようなモノを感じたので、作品としては評価しました。…が、煮えきらないまま行動するからややこしくなるじゃん!というのが本音。まず、その会社は新歓の時点でやめるべき会社だと思う。反社との繋がりをどの時点で知ったかにもよるけど、無防備すぎる。そしてレイ●されたなら、とっとと警察へ行きましょう。和カン寄りで躊躇うというシチュでも無く、ガッツリひどいやられ方なので、ほんのり程度の恋情で見逃すレベルじゃない。記憶を無くすくらい酔っていてあそこまで出来るのかな?とも思うけど。片想いの相手に対する鬱屈をぶつけたにしても酷い。好きな人にあんなやり方するのか?と呆れた。両思いになったとしても暴力彼氏になりそう。魅力的に思う人物なだけに、酒の所為だとしても少々違和感。そして、復讐目的で他人まで巻き込んでいるのに、いざターゲットが苦境に立たされると救おうとするのも、葛藤あっての事だとしても、優柔不断過ぎるよね。関係者からしたら迷惑でしかない。 それにしても、自分を選んでくれない人の為に情報を漏洩するのもどうかと思うし、黒幕に焚き付けられとはいえ、仲良くしていた人間に情報漏洩をさせようとする人物もなかなかに信用できない。復讐を何年も夢見てチャンスを待っていたと言うのもちょっと怖い。 反社系の面々とそれにつながっている社長は言わずもがなだし。 復讐以前にそんな会社にいちゃダメだよ!と思いました。 …以上のように、ツッコミどころはいろいろあるし、ホント、コイツらめんどくせぇ!人も会社も問題ありすぎ!不正上司のとばっちりを受ける部下たちが可哀想…と思いましたが、それでも読ませる力のある作品で、二人を応援したくなる作品でした。兎に角、頭良い二人だっていうならホワイトな会社に行って欲しい(汗)。 続きを読む▼
  • (5.0) よいです!
    Hana*さん 投稿日:2021/6/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 復讐ものなんだけど…サスペンスみたいな社会派でクールなようで捩れた恋愛ものでした。 会社の新歓の帰りに酔っ払って同期の内海を襲った赤嶺×襲われた内海。 真面目でやや不器用で一生懸命、時に感情的になる事もあるけどほんとはいい人な赤嶺。 復讐のために赤嶺に近づいたのに次第に赤嶺の優しさに触れ、揺れ動く内海。 反発し合っていた2人の気持ちが近づいたのかと思ったらまた…とずっとハラハラして読んでる時の感情の振り幅が凄かった。 あと、絵がとても綺麗です。 感情を表す表情とか、繊細で黒い顔すら美しい。 表紙の絵がやや濃いかな?と思ったけど、赤嶺と内海の表情がそれぞれの巻の2人を表しています。 2人の絡みのシーンもいいけど、バックハグで全裸で寝てる絵が美しくて好きです。 Hシーンはエロいのだけど、愛すること、愛されること、赦すこと、がテーマな様な気がしました。 2人ともそのままの自分を受け入れて貰って愛されたかったんだよね。 枯れた花や舞い散る椿とか、お花の表現はきっと赤嶺の心を表すものなのでしょう。 赤嶺がなぜ内海を襲ったのか、は潜在的にゲイなのかバイなのか、元々その嗜好が精神的にあったのがお酒で解放されたのか(内海の見た目は好みだったみたいだし)。 それかお酒を飲まされ過ぎただけでなく、もしや先輩の誰かに何か盛られたのかも、と勝手に思っています。 ひとつ残念なのは幸せな2人があまり見られなかったこと。 短編でも番外編でもなんでもいいからその後の2人がたくさん見たいです! 続きを読む▼
  • (5.0) シチューBLに釣られて買った
    soramameさん 投稿日:2021/6/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 TwitterでシチューBLとして話題だったので購読しました。 噂では聞いていましたが、内容は極濃です。 シチューとの温度差に風邪引くレベルです…。 愛と憎悪は表裏一体なストーリー。 課長補佐で異動してきた内海×課長の赤嶺。 赤嶺に恋愛感情では無いにしろ好意をもっていたのに、酔っ払った赤嶺に襲われ、しかもなかったかのように扱われ、憎悪が積もりに積もった内海。 復讐するために赤嶺の憧れだった冴木をも使って手を染めさせ、陥れることに成功したのに晴れることのない気持ち。 復讐して貶めたい気持ちと、恋心がごちゃ混ぜになり内海も迷っている様子なのが複雑です。 赤嶺は単純にバカだなぁと思ってしまいましたが、馬鹿正直だからこそ内海を傷つけ、そして救うのだなと思いました。 男同士、プライドがぶつかり合う感じがとても良かったですが、仕事のことや無理矢理やられるなどハードなシーンも多いため、読む人は選ぶかもしれません。 結局のところ、自分が好きになった人に無理矢理犯されたのに、自分という存在さえも認識していない相手をどうにかして振り向かせたいという幼稚な感情から来た事件だと思いますが、大人になり、知恵がつき、会社を巻き込むとこういったハードなストーリーになるのだなと思うと恐ろしいです。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

渦巻くクソデカ感情
広報:海人(シーモアスタッフ)
2転3転するドロドロとした復讐劇。誰が敵で味方かわからない人間関係。サスペンスのような展開に手に汗握り目が離せません。それでいて内海が赤嶺に向けるクソデカ感情や、赤嶺の繊細な内面などBLとしても読み応えあるところが良いッ!紫能了先生の描く「静」と「動」の魅せ方にも圧倒されます…!

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