電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 小学館 ビッグコミックス ビッグスペリオール フールナイトフールナイト 9
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

作品内容

新章突入!トーシローが生まれた謎とは!?

ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。

しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、
わずかな酸素を作り出して生き延びていた。

そんな世界で貧困に喘ぐトーシローもまた、霊花になることを選ぶ。
霊花になるまでの時間を豊かに生きようともがくトーシロー。

そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回る
アイヴィーが現れる。

アイヴィーとの激闘を終え、転花院にも束の間の平和が訪れる。
しかし、九大博士から課せられた指令により、
ヨミコはトーシローを転花させた科学者を見つけようとする。

その謎を追ううちに、ヨミコは新たな事実を知ることになる…

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  11巻まで配信中!

レビュー

フールナイトのレビュー

平均評価:4.8 39件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

語彙力なくなる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ うまく説明できません…
めちゃくちゃ面白いです!ですがセンシティブな内容も含まれてて面白いと人くくりにすると語弊があるので、すごい漫画、ぜひ読んで欲しいとしか言えません。
キャラクター一人一人が全悪ではないから、悲しいことが起こるし、貧困が1つのテーマになるんですが、その貧困にも程度があってより生活苦が悪い方に手を染めさせる…無知たるせいで人が死ぬのは誰が悪いのか。読んでて苦しくなる展開もあるけど、それぞれが大事なものがあって、大事な人を守りたくて、信念のために死ぬことがあって、楽しい時間はずっとじゃない世界がどういう結末になるのか、まだまだわかりません。
テンポがいいので1~10巻まで一気読みでした。
ほんとうに良く練られてるストーリーと、絵がうまい!アクションも格好いいのでよりヒヤヒヤしたシーンが見応えあります。
とにかくトーシローとヨミコが同じ方を向いていてくれれば…仲たがいなんかしないでね!お互いを守ろうとし過ぎて死んじゃったら意味ないよ!!泣

作者様頑張れ!
いいね
5件
2025年3月7日
想像をかきたてられる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 遠い未来、太陽が雲で覆われて光がなくなり植物は育たず酸素がなくなる。研究者たちは人間の体に種を埋め込んで人間の身体の養分に植物を育成することに成功する。
なかなかぶっとんだ設定。私にはハマった。植物が好きなせいかもしれない。自分に埋め込むとしたらなんの種にしてもらおうかなぁとか想像してしまう。身体がだんだん植物になっていくってどんな感覚なのか想像してしまう。

ストーリーもすごく面白い。
貧富の差がかなり出てしまい、実際日本は国としてもう終わっている。
でも人々はやっぱりそれぞれ自分の仕事を精一杯している。お金目当てに転花するにしても、完全に植物するまでの間どう過ごすか悩みに悩む。

人類はこの先どうなっていくのか、主人公のトーシローはどう生きていくのか。気になりすぎる。最近異常気象だからこういう漫画って人ごととは思えないのは私だけ?こんなぶっとんだ展開にはならないだろうけど、終焉に向かっていく雰囲気は味わえるよねー
いいね
1件
2025年7月21日
貧困と選択と希望
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 厚い雲に覆われ光がなく植物が枯れ果てた世界で、酸素不足が死活問題となる。人類は技術を集結し人を「転花」させることで植物を、酸素を得ることを選んで数年。倫理的に余命僅かな人間が希望した場合、転花の申請をすることができ、2年の年月で完全に植物となり意思を失うことと引き換えに1000万を手にすることが出来る――
薄暗い未来をSF的に描いているけど宗教や貧困が生む悲劇の解像度が高い。すごく現実的。
転花院職員の女性と小学生時代に同級生だった男性が転花希望として転花院で再会するところから物語が展開していく。2人の生い立ちや、登場人物の背景が濃く、皆何かを守るために足掻いていて、それが魅力的。転花院、一般市民、反対派、開発者、それぞれの思惑が絡み役所だけの話ではなくなってから手に汗握る展開で気づいたら一気読みしてた。
転花した人間とその家族の抱える思いも様々で、倫理的にも考えさせられる良い作品に出逢えたと思います。
いいね
7件
2024年4月6日

最新のレビュー

多くの人に読んでもらいたい
読んでいて胸をえぐられるような辛さがあります。
「知識と想像力が不幸を遠ざける」
幸せになれると言い切らないところが世界の苦しさを伝えていると思います。
めちゃくちゃハラハラして続きが気になって気になって仕方がないです。もっと世間に読まれてほしい!
いいね
0件
2025年8月24日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

陽が差さない世界で徐々に酸素が薄くなり…
設計:じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
分厚い雲に覆われて陽の光が届かない絶望的な世界の街の片隅で生きる少年トーシローが将来の夢を語り、少女ヨミコが夢を見るなと諭しつつも、明るさを失わない2人の登場から物語の幕が開く。――時は流れて、医者として従事するヨミコは、国の制度で死期の近い希望者を植物にする「転花」を人に施していた。酸素確保を目的としたものだが、転花申請者には1000万が支援金として支払われて、完全に「花」となるまでの2年間を好きに生きるのだ。そして、今日もひとりの申請者の対応をするヨミコ。現場に向かうと、そこに居たのはトーシローだった…。安田佳澄先生がおくる未来の地球で「絶望の世界を人として死ぬ」か「植物として生きながらえる」究極の選択を迫られた人類のifの世界を描いたSF作品!鬼才感あふれる構成で最高におもしろいです!

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ