このレビューはネタバレを含みます▼
最初は絵が好みではなかった為敬遠していたのですが、読み始めたら譲木先生の魅力に虜になりました。知的な人素敵。
かっちゃんは力だけのTHE男!って感じですが、憎めない優しい人で、早く2人が結ばれるといいなあと思いながら読んでいます。
★書き直しというか追記します。大好きな作品なのにあまりに薄いレビューであることがずっと気がかりでした。
でもシーモアさんは巻数ごとにレビューができない為、こちらのように巻数も多く内容としてもあまりに壮大だとレビューを書くのが非常に難しいです。
呼び方も「先生」から「尚」に変わりました。
全て読み終えた時しばらく放心しました。
何度も言うけどあらゆる意味であまりに壮大で。
深夜一人静かに爆笑した巻、文字通り号泣した巻、心がぽかぽかになった巻、切なさに胸が締め付けられた巻、吃驚、憤慨、恐怖、僥倖、ついでに腐女子への大サービスも、ほんともう盛り盛りの話なんです。
それらを全く飽きること無く次々読ませます。息つく暇も無いったら。
どこかのレビューで「これはBLといえるのか」「絵が苦手」等読んだことがあります。
安心して下さい、86話で「第一学期」が終わり87話から「第二学期」が始まるのだけど、ここからかなり尚と寿矢の距離が縮まります。肌色も増えます(笑) 言っておくけどめちゃくちゃエロいっす。特に尚のお尻がもう!
166、167話は悶絶です。
絵柄は私も正直最初は苦手でした。今でも寿矢は苦手かも。でもいい男なんですよー!はっきりいって最初はクズ男だったけど人は変わるんだなと。こやつのおかげで尚が辛い過去を乗り越えることができたのです。163話は号泣。
200話以降は「another」「family」と続き完結となるのだけど、ダメだやっぱり私のこの感動をとても文章に起こし切れない。悔しい。この期に及んで「another」はひたすらイチャイチャしてるよ♥️くらいしか言えないなんて😭
でもでも、迷ってる方がいるなら読んで欲しいなぁ。
アカネちゃん、ぷーこ。名脇役なの。大好き。
これまで「この人天才」と思った作家様が数名いるけど、朔空誓河先生は「とても頭のいい人」という印象です。
所謂ひらめき型というよりかは充分に練り込まれた構成の作品であると思います。
縦読みで単行本ではない作品でここまでハマったのは稀です。強くお勧めします!