【声の出演】
柳の剣のソウジロウ:梶裕貴 / 遠い鉤爪のユノ:上田麗奈 / 星馳せアルス:福山潤 / 静寂なるハルゲント:大塚明夫 / 警めのタレン:朴璐美 / 鵲のダカイ:保志総一朗 / 世界詞のキア:悠木碧 / 赤い紙箋のエレア:能登麻美子 / 濫回凌轢ニヒロ:高橋李依 / 音斬りシャルク:山寺宏一 / 鎹のヒドウ:岡本信彦 / 速き墨ジェルキ:子安武人
【あらすじ】
地平のすべてを恐怖させた魔王が打ち倒され、破滅に怯える必要がなくなった時代。未来に夢を見ることができるようになった今、少女は理不尽な暴力の渦中にいた。素晴らしかった景色はもはやなく、都市も、草花も、全てが燃えている。生きながら解体されていく親友の苦悶の断末魔を聞きながら、少女は逃げ出した。親しい誰かが死にゆくとき、自分が無力でいること以上の絶望があるだろうか。しかし、少女の前にふらりと現れた一人の剣士が、絶望を、抗うことのできなかった理不尽を、たった一振りのなまくらで、いともたやすく斬り伏せてしまった。「――柳生宗次朗。このオレが、地球最後の柳生だ」この世界には、あらゆる“力”の頂点を極め、「最強」の名を戴く者たちがいる。剣士もまた地平に蠢く無数の、“修羅”の一人。魔王亡きこの世界で、なおも闘争を求める、その一人目に過ぎない。――そうか、私はこの男が、“強者”が許せないんだ。幾度も命を救われたにも関わらず、少女に芽生えた見当違いな感情。しかし、すべてを失った少女には自分自身を支えていく理由が必要だった。――この男を殺す。この世界には、それができる“強者”がいる。理不尽な“強者”たちへの憎悪を支えに、少女は剣士と共に歩き出す。「最強」を殺す旅路は、そうして始まりを告げた。
【制作会社】
パッショーネ
【スタッフ情報】
原作:珪素(電撃の新文芸/KADOKAWA 刊)
総監督:高橋丈夫 監督:小川優樹 / 助監督:朝岡卓矢、浅利藤彰、間島崇寛、青柳宏宜
シリーズ構成・脚本:猪原健太 / キャラクターデザイン:菊地洋子、高品有桂 / モンスターデザイン:反田誠二、飯島弘也 / メカデザイン:鈴木勘太 / ワールドデザイン:福島達也 / 美術設定:須江信人、多田周平 / 背景美術:草薙 / 美術監督:小倉一男、畠山佑貴 / 色彩設計:歌川律子 / 撮影:サンジゲン / 撮影監督:井上麻梨 / 編集:丹 彩子、新沼奈美 / 音楽:得田真裕 / 音楽制作:KADOKAWA / 音響監督:濱野高年 / 音響効果:中島勝大 / 音響制作:マジックカプセル / CG アニメーション制作:サンジゲン / 製作:異修羅製作委員会
【音楽】
OP:sajou no hana「修羅に堕として」 / ED:鈴木このみ「百花」
【関連リンク】
公式サイト「異修羅」