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1巻完結

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握り拳にライスシャワー【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

ツブキ

（4.9）投稿数67件

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720pt/792円(税込)

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作品内容

新しく暮らす街で迷子になった高校生・高松(たかまつ)の前に、好みど真ん中の美女が現れる。
一目ぼれの予感から一転、その正体は女装したクラスメイトの南(みなみ)だった！
美女が男だとわかっても夢に見るほど南のことが気になってしまう高松は、ある日、南から「同じクラスの潮田(うしおだ)が好き」という秘密を打ち明けられる。
なぜ秘密を話すほど信用してくれたのかと疑問に思う高松に、南は「高松、俺のこと好きだろ」と直球の言葉を返してきて……!?
5ページの描き下ろし漫画を収録したシーモア限定版！
※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。

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完結

シーモア限定特典

同級生(BL)

学生(BL)

詳細

簡単

1巻から｜最新刊から

作品ラインナップ　全1巻完結

握り拳にライスシャワー【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

720pt

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

学生(BL) / 同級生(BL) / シーモア限定特典付き / 電子特典付き

作品タグ

：まっすぐな気持ち / キャラが魅力的 / テンション高め / 不毛な恋 / 仲が良い / 可愛い恋 / 妙なリアリティ / 幸せな未来 / 幸せな気持ち / 恋に変わる / 顔がいい

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：リイド社

雑誌・レーベル

： mimosa

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年6月9日

ファイルサイズ

： 148.6MB

※本作品はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi環境でのご利用を推奨いたします。

出版年月

： 2022年6月

ISBN

：

4845859041

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

握り拳にライスシャワー【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】のレビュー

平均評価：4.9 67件のレビューをみる

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高評価レビュー

しろくろうさぎさん

(－/－) 総レビュー数：197件

女装は手段であり目的ではないのですよ…

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 女装といえば女装Hですよね。
似合ってる女装もそうでなくても、どちらも好きです。

しかも今作は高松君が一目惚れするくらいの美女装。美小悪魔の南君です。助かりますありがとうございます。
ですが、女装Hはありま…………せん。
女装なのに女装H無いんですよ。
ちょっと待って下さい。
寧ろ高松君と南君をそんな目で見ないで頂きたい。
と…そんな穢れた思考は私だけでしたね、安心しました。

まず、なぜ女装をするのか。
女装は南君にとって手段であり目的ではないのです。切なくなりました。
誰も悪い訳では無いのですが、やるせない気持ちになります。
高松君の一途さ、純粋さ、フレッシュな弾ける若さ。
うんうん、心が動くのは当然でしょう。

南君「好きになって良かった」
かぁぁアオハル。
何だよもぅアオハルってやつはよぅ…弾ける炭酸飲料で乾杯したい！
女装Hが無くても、結構ガッツリ致してますので御安心下さい。
これがツブキ節だ！という様な「ヨーイ、始め！」(手を叩く)から始まるHで可愛らしさ爆発です。
満足です。
読んだ次の日に、あら？そう言えば女装H無かった様な…と思い出したくらい普通に忘れてました。
それくらい物語に入り込みました。

ツブキ先生の漫画は好きで全作品読んでます。
全作品の台詞多めですがスラスラと読めるのが推敲されてるのか、センスが高いと思います。
関連してなのか皆様のレビューも長く重量感有りますね。

バカの恋の若干クレイジーなラブコメから毒を薄くしてストーリー重視の様な作品です。大変読みやすい。

ラブラブな続編希望です。是非2人にもライスシャワーを。
あと、バカの恋の烏丸&さわ君が大好きなので叶うならば、あの毒の様な2人も読みたい。
そしてバカの恋の2巻を紙で出して貰いたい。

あら、最後の方に願望が。

17件

2023年2月16日

なむさん

(女性/20代) 総レビュー数：145件

タイトル回収気持ちいい！！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 何気なく見つけてしまった評価オール5作品。
タイトルも気になったので購入してみましたが大正解でした。

まず友達同士の掛け合いが本当にいい意味で軽くて中身が薄くて高校生らしい雰囲気がすごく好みでした。明らか悪口みたいなセリフも仲がいいからこそのただふざけているだけみたいな男子高校生特有の雰囲気、自分が味わえないからこそ読んでるとあこがれてしまいます(笑)

また女装男子として作品に登場するのかと思っていた南くんが、潮田くんから高松に気持ちが移った途端、女装をしなくなったのがとてもよかったです。どなたかがレビューで「目的ではなく手段」とおっしゃっていましたがまさにその通りで、もちろんオシャレもメイクも好きだけどでも自分が女装をするのは好きになった潮田くんに気持ちが通じなくても少しでも意識してもらいたいといういじらしい思いがあったからであって、そのままの自分を好きだと言ってくれる高松相手には自分が女装をする必要はないと割り切っているのが何とも言えず刺さりました。

そして高松がまた愚直でよい！！最初南くんが潮田くんを好きと高松に教えてくれた時、彼失恋してるんですよ！？自分の気持ちがはっきりしてないのもあるけど、それでもあくまで南くんの気持ちに寄り添い応援するスタイルを保つ。でも南くんが自分の方を向いたら大喜び！ってはたから見たら超健気…最後まで俺が好きなのはお前だけのスタンスが一切崩れず、また南くんに向ける言葉がまっすぐでとても推せます…

そして最後、本当にきれいにタイトル回収していて気持ちよかったです。１冊を通して比較的穏やかで日常が描かれている作品ですが、ずっと面白くてずっときゅんとできて、そして最高に後味のよい１冊でした！これは大満足！

5件

2023年8月18日

ムラさん

(女性/40代) 総レビュー数：2161件

笑った〜！！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生のノリってこんなだったわ！めっちゃくだらないこと言ってたわ！と、青春を謳歌してるキャラ達のお戯見てて沢山笑い皺できました。
テンション高めの陽キャなノンデリカシー潮田は、本当ヒヤッヒヤするくらい思ったこと全部口に出ちゃうタイプで、彼に片想いしてる南（受）が傷ついてないか心配になった。でも、南も長年の片想いで慣れてるせいもあるのか、良い感じに悪魔的な性格をしているからか普通に対抗する術を身に付けてる。
そんな2人の間で右往左往してるのが真面目で素直で優しい高松（攻）。ある日偶然街で女装した南に出会い一目惚れし、まさかのクラスメイトだと知り一回目の失恋を見事に経験した後、3人でつるむようになってからはどんどん南に惹かれていく難儀な彼。
南は潮田が好きで、潮田は合コンしたい！の一点張りな女子大好きマンで、高松は南に好意を抱きつつも彼の恋を応援してる健気マン…。なにこの面白い図。
傷ついても笑ってたり、悪戯心でイジワルしたり、見てるだけでいいやと思ったり…好きってなんだろ？という彼らの青春がいっぱい詰まった作品。本当良作。
タイトルの意味も分かるとニヤリとしちゃう。淡い思い出と共に友人の幸せを願うライスシャワー。最後の最後までノンデリカシーだった潮田が居なかったら今の2人はないもんね！節分のように米を叩きつけてハピエンです笑。

4件

2024年9月11日

モコさん

(女性/40代) 総レビュー数：524件

想像以上にとても良かった！

「バカの恋」のテンションが好きで同じ作家様なのとフォロイーさんがお薦めしていたので購入。めちゃくちゃ良かった！
本編のみで全6話、20歳になっても9p、シーモア特典マンガ5p、おまけマンガ、あとがきが読めます。
転校生の高松は方向音痴で家の帰れず迷子になっていたところクラスメイトの潮田に声をかけられる。一緒にいたかわいい女の子に見惚れたが彼女だと思ったら実は同じクラスの南が女装しているとその場で教えてもらい驚く。その後3人は仲良くなり学校でもよく話すようになり南から潮田に中学の頃から片想いしていると告白されて。。
高松がものすごくピュアで素直でとても正直なんだけどユーモアのある返しができる凄いやつ。前半は南と潮田と3人で頑張って普通の友達として振る舞う様子がもどかしくもいい奴だな〜と好印象だし、南もそんな高松にどんどん惹かれていく様子がとてもかわいかったです。
後半はお付き合いが始まり受験、卒業とその後が出てきてちゃんとタイトル回収までを6話まで見せていただいて大満足です。とにかく2人の会話の掛け合いがいちいちツボにハマり声に出して笑いながら読みました。元気が出ます。
エッチはしますが思いが通じ合ってから。初々しい高校生のまだまだ恋人らしくないけど頑張った様子がとても可愛らしいです。

5件

2022年6月30日

リタさん

(女性/40代) 総レビュー数：68件

質の高い平和なBL

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 「恋わずらい穴わずらい」で見知ったツブキ先生。
過去作品も気になり、試し読みを経て購入しました。

ふとしたきっかけで知り合った同級生（同クラ）の高松と南。
高松と南には、共通の友人である潮田がいるけれど、実は南は高松に片想いをしています。
その事を知ってしまった高松ですが、実は高松も南に好意を寄せ始めていて、高松は南を応援しつつ南を好きで居続けるという、一見切なさそうな設定でした。
でも、そこはやはりユーモアセンスの高いツブキ先生！
エモーショナルになり過ぎず、絶妙な軽さを交え、少しずつ高松と南の心の距離が近付いていく様を描いていらっしゃった。

両思いになりきっていないうちのキスシーンが、個人的にはとても良かった。
若さゆえなのか、思考より先に体が動くことってあると思うけど、それが自然に描かれていて、ツブキ先生の力量の大きさを感じました。

同性を好きになることへの葛藤などは全く描かれていないため、その意味でのリアルさはありません。
でも、この作品にそういったものは不要だなと思ってます。
ラストの、タイトル回収のライスシャワーシーンが映画みたいな流れで、笑いもあってエモかった！
心穏やかにニコニコしながら読み進められる、良質な平和なBL作品です。

2件

2024年12月7日