キャラクターの設定・背景とか物語の大筋や個々で切り抜いたシーンは悪くないと思う。
ただ、そのシーンやキャラの背景が語られる状況や物語の重要な岐路に至るまでのエピソードが、明らかに足りていない。
ついこの間出会ったはずのヒロインと主人公一
行がいつの間にか気を許し合い信頼と絆とお互いを想い合う心が芽生えていて、個々のキャラクターに読者が愛着や思い入れが生まれる前にその背景や過去が語られる展開になり、読んでいる側としては「ふーん、そうなんだ…」程度の感想しか湧かない。
前述の通り大筋の設定や物語の流れ自体は結構面白そうなのだが…。起承転結の承がすっぽり抜け落ちている感じ。
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