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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)コミック 新潮社 バンチコミックス KANATA 蛍火艶夜 単話版蛍火艶夜 単話版第1話―田中志津摩一飛曹―
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蛍火艶夜 単話版第1話―田中志津摩一飛曹―

200pt/220円(税込)

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作品内容

「男女の間じゃないと…
本来しない事をしてました」

1945年3月、徳島。

カメラマンの淀野は報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていた。
「若者が憧れるかっこいい兵隊」を撮らねばならぬことはわかっているものの、淀野に懐く、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔についついレンズを向けてしまう。

志津摩の輝きに惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてる淀野。

ある晩。

不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――

「…じゃあ
俺にしてくれますか?」

いけないとはわかっていても、乱れゆく心と身体――。

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の第一夜。

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作品ラインナップ  全13巻完結

  • 蛍火艶夜 単話版第1話―田中志津摩一飛曹―

    200pt/220円(税込)

    「男女の間じゃないと…
    本来しない事をしてました」

    1945年3月、徳島。

    カメラマンの淀野は報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていた。
    「若者が憧れるかっこいい兵隊」を撮らねばならぬことはわかっているものの、淀野に懐く、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔についついレンズを向けてしまう。

    志津摩の輝きに惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてる淀野。

    ある晩。

    不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
    話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――

    「…じゃあ
    俺にしてくれますか?」

    いけないとはわかっていても、乱れゆく心と身体――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の第一夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第2話―橋内和中尉前編―

    200pt/220円(税込)

    「貴様 男は抱けるか!?」

    1945年1月――。
    海軍航空隊兵舎では、月に一度堂々と酒宴を開いていい日がある。
    夜も深まるなか、そこでは徐々に新兵たちへの“可愛がり”が始まっていく――。

    新人整備兵・塚本太郎もまた例外ではない。
    彼はひとよりも大きい男根をもって諸先輩方を笑わせてきた。
    そんな酒宴も終わった深夜、ある男が声をかけてくる。
    「貴様 何回くらい後家さんを抱いた」

    男の名は橋内和。
    戦闘機の運転がべらぼうにうまい皆のあこがれの中尉。

    何故、声をかけられたのか戸惑う中、さらに続く言葉に――。

    葛藤のはざまで呼応する心と身体――。
    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、至上の第二夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第3話―橋内和中尉後編―

    200pt/220円(税込)

    「何であの日、断っちゃったんだろう」

    橋内の願いをかなえるため、念入りに身体をほぐす塚本。
    戸惑いを覚え、乱れながら、そんな彼に心を開いていく橋内。
    念願の時、二人の間に交わされるのは――。

    葛藤のはざまで呼応する心と身体。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、回億の第三夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第4話―八木正蔵中尉前編―

    200pt/220円(税込)

    「…お前、身体洗ったばかりか?
     せっけんのいい匂いがする…」

    1944年9月。太平洋戦争のまっ只中――

    海兵団出身の搭乗兵・田中志津摩二飛曹は、喜びを隠せずにいた。
    ようやく憧れの絹の白羽二重のえり巻が届いたからだ。
    配給から受け取ったえり巻を大事に抱え、心躍らせながら歩いていると、
    ふと、夜空を見ながら煙草をくゆらせる人がいた。

    不思議に思い声をかけた、志津摩は直後後悔する。
    その人が、八木正蔵中尉だったからだ。

    八木は、下の者に容赦なく鉄拳制裁を下すため、志津摩たちの間で恐れられていた。
    話しかけてしまった手前、逃げ出すこともできず、しぶしぶ話に付き合うことになってしまった。
    何を見ていたのかと問う志津摩に、ただ郷里を思い出していたと答える八木。
    ただの世間話だったはずが――

    「…お前、身体洗ったばかりか?
     せっけんのいい匂いがする…」
    「八木さんも…何やら、いっいいにおいします!!」

    そうして、夜が始まった――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、殉情の第四夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第5話―八木正蔵中尉中編―

    200pt/220円(税込)

    「…せ 戦争が、こんな生活がっ 終わったら…」

    あの夜から始まった八木と志津摩の“交わり”。
    次第に二人は体を重ねるだけではない夜を過ごす。

    一方で、戦況芳しくなく、ついに志津摩たちのところにも“特別攻撃隊”を編成することとなり――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、凄愴の第五夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第6話―八木正蔵中尉後編―

    180pt/198円(税込)

    特別攻撃隊、出撃隊員に任命された八木。
    収まりどころを見つけられない中、
    酒井大佐に告げられた言葉に、押さえつけていた感情があふれ出し――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、慟哭の第六夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第7話―坂ノ上庚二少佐前編―

    200pt/220円(税込)

    「この兵舎という場所にいて…
    勃起したのは初めてだった――…」

    1945年3月。
    2週間も何ひとつ戦果を上げられず、ばくちのような出撃は軒並み空振り、
    鬱憤のたまった兵たちのケンカに、「作戦会議」と称した宴会……と、
    その日は生真面目な坂ノ上庚二少佐にとって、とにかく不愉快な一日だった。

    乱痴気騒ぎに嫌気がさし、見廻りを口実に宴会を退出した坂ノ上は、
    兵舎に戻るや否や、慌てて逃げる人影を目撃した。

    「…ああ、面倒くさい」

    犯人捜しをせねばならぬ状況にまたしても苛立ちを募らせていたその時、
    空き部屋から何かが動く物音を聞いた。
    胸騒ぎを覚えながら扉を開くと、そこには凌辱された男が……。

    伴勇人一飛。

    敵機の撃墜量も多いがケンカ早く、上官への態度もすこぶる反抗的で、兵士とも諍いばかり起こす問題児。

    そんな男が、いま目の前で、あられもない姿をさらしている……
    坂ノ上は我知らず―――……

    一つの夜をきっかけに絡まり合う歪な二人の縁。
    己の業深さに直面するとき、漢は産声を上げる――……。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、雄叫びの第七夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第8話―坂ノ上庚二少佐中編―

    200pt/220円(税込)

    「…よりによって 何で俺なんだか」

    相も変わらずめぼしい戦果はなく、兵はどんどん死んで行き、
    若い連中からも気力が失われていったのかケンカも起きなくなった。

    あの夜の交わり以来、伴の事が頭から離れない坂ノ上。

    ふと妻子の写真に目をやり考えを巡らせていると、作戦室に呼ばれた。

    「特攻作戦の構成員が決まった」

    記されたその名前に――。

    二人の漢の視線が合わさる時、解れ交わる夜が始まる――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、眩惑の第八夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第9話―坂ノ上庚二少佐後編―

    180pt/198円(税込)

    「あいつの顔が見たい」

    伴がやったことに戸惑いと憤りを覚える坂ノ上。
    しかし、理由を尋ねても伴が答えるはずもなく、無情にも時は過ぎ、
    特攻前夜。
    私物を整理していくうち、己の心と向き合うことになる二人の漢。

    ついに、特攻のその日を迎え――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、懐抱の第九夜。
  • 蛍火艶夜 単話版第10話―鳴子部隊 第一編―

    200pt/220円(税込)

    『あいつ2日後
    特攻に征くんです
    「桜花」で』

    1945年4月 鹿児島。
    8人からなる部隊を率いる鳴子文一郎飛曹長は、取材に来ていた新聞記者に、自隊の鍵谷征士郎上飛曹の肖像を撮影してもらえるよう頼んだ。
    2日後、「桜花」で特攻することが決まっていたからだ。

    「桜花」―― 機首に徹甲弾を埋め込み、搭乗員を乗せたまま敵機に体当たりする攻撃機。その用途から降着装置はなく、「一式」と呼ばれる母機によって目標地点まで抱えられ……そして切り離される。

    鳴子部隊はそんな「桜花隊」8人衆であった。

    鍵谷の出撃を明後日に控え、にわかにあわただしい兵舎。
    桜を見つけた長身の隊員・園は、鳴子にひと房手渡す。
    それを見た鳴子は
    「…これ
    あさってきーやに
    渡せんかな!?」
    と言い――。

    散り征く者と、見送る者――想いが交錯するとき、
    人はそれを何と呼ばうのか――。

    特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、玲瓏の第十夜。

レビュー

蛍火艶夜 単話版のレビュー

平均評価:4.7 536件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 最高
    くうさん 投稿日:2024/11/4
    絵にひかれて購入しました。 読み終わった後も愛しさと切なさが襲ってきて、全てのキャラクターの幸せな未来を願ってしまいます。 とてもおもしろかったのでおすすめです。

高評価レビュー

  • (5.0) たった1夜から生まれた執念
    うめやまさん 投稿日:2022/8/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 戦時中、記録係(今でいう報道カメラマンなのかな)として軍に従事していた淀野(攻)は特攻隊の田中(受)の事を気に入っていた。ある夜、たまたま風呂の時間に居合わせた淀野は田中の褌姿を見て息を飲むが、その顔を見られ時間を置いて田中にその劣情を指摘されてしまった淀野は、先に戦死した恋仲の男“やぎさん“と関係を暴露され…ー激しい一夜を共にした淀野と田中は、それ以降気まずくなり。ろくに話さぬまま、彼の部隊が移動した数日後、田中の名誉ある死を伝え聞いた。淀野の耳に残る、甘く切なく“やぎさん“を求める声は終戦後も淀野の耳に残り…田中を忘れることができず、否、ファインダー越しに笑いかける田中を抱き戦死した“やぎさん“を見つけるべく足しげく新聞社に頭を下げるのだった。 いや、本当。先生の既刊である倫理は〜を最新刊出る度に見てるんですが、いやもうエロいなぁ…倫理の先生は抱かれる側なのかなとか思いながら見てたんですよ。色気がヤバいじゃないですか、絵柄が。は〜〜…商業BLかかないかなぁ無理だわなとか思ってたらさぁ!ご光臨ですわ…(合掌)未亡人との…未亡人が…寂しくて淀野を利用して旦那を思い出しながら抱かれて、追いかけたくて追いかけたくて特攻隊に志願して見事に最期まで旦那を思って天国に逝ってさぁ……雑誌が違えば転生で幸せにルートか来世で出会って幸せにルートのやぎ×田中の神聖な行為を拝見したいけど?!いやでも間男の淀野…強烈な一夜を永遠に脳に刻まれた故に、何としても“やぎさん“を見つけたいという執念は田中の為なのか、はたまた嫉妬からか。どっちなんかはまだわからないけど、は〜…こりゃ凄いよ。凄いよ。凄くエロかった…田中も淀野に惹かれてたのかな…やぎさんの匂いがしない襟巻き身につけて淀野に抱かれる田中。田中は淀野からの歯形を身に纏って逝ってしまったけど…最期の数瞬、淀野のこと思い出してくれたかな田中…2話も楽しみ…早く淀野と一緒に愛憎に浸りたいね…田中くん、愛してるよ。 追記…2話/和さん…特攻何度も失敗して無事に帰還してと思ってしまった…相思相愛じゃん…ああ…これが戦争か、だから蛍火艶夜かと思った…最高に良かったけど辛い。7話/たっちゃうのかぁ…始まらない片思い、どうなるのか。8話/掛け合い交じわい最高すぎて…9話/打上げ花火のようだった…10話/鳴子さんが心配だヨォ…11話/兎ちゃん…12話/喘ぎ最高13話/泣いた下巻楽しみ 続きを読む▼
  • (5.0) 読後、世界が変わると言っても過言ではない
    やまねさん 投稿日:2023/6/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 賛否両論あるようですが、それは特攻隊でBLだからですか?それだけが理由ならば、残念としか言いようがありません。読み進めて理解を深めるほどに、いかにamase先生が敬意を持って、精神を削って描かれているのかが分かる人には分かるかと思います。あそこまで情感のあるベッドシーンはなかなかお目にかかれません。こんなに美しいBL作品は他にないと胸を張って言えます。登場人物たちの心理描写、表情、仕草、細部に至るまで全てが美しく切なく愛おしいです。 塚本×和さんは読んでいて脳みそが溶けそうになりました。散々悩んだ末に決意し、手探りながらも持てるテクニックを駆使して和さんを抱く塚本の男気、最高です。自身も上り詰めそうになりながら必死に耐える様もリアルで息遣いまで聴こえてきそうでした。 そして、その塚本に身を任せて戸惑いながらも快楽に呑まれていく和さんのなんと甘美なことか!終盤にある塚本と一緒に果てたいという甘い願いが切なくて可愛い。本音は一度と言わず二度三度と抱いて欲しかった。お互いそれを望んでいた。それでも最後の晩を抱くことでなく徹夜で整備する時間に充てた塚本の信念に最期は一度拒んだ『キス』というカタチで応えた和さん。 痺れました。彼らはやはり漢なんだなと。 私は、八木さん×しずまくんが特に好きです。八木さんの荒々しさ、脆さ、煙草を燻らす際の表情たまりません。登場人物の中で最も人間くさく共感できる部分が多かったです。八木さんにとっての信子ちゃんは一つの理由ではあったけど、心の多くは占めていない。八木さんの胸の内にはもっと違うものがあったと思う。他の方のレビューに『立場が彼を作った』とあり本当にその通りだなと感じました。しずまくんは凛々しい眉毛とくりくりお目目に愛嬌たっぷりの立ち居振る舞い、時折見せる物欲しそうで切なげな表情に陰を感じる部分がありそこがまた彼の魅力だと感じました。そんなしずまくんだからこそ、孤独と闘い鎧を纏った八木さんは心を許し惹かれ、共有し、救われる部分が大きかったと感じます。話が進むにつれお互いの中に確かな想いが生まれ、しずまくんの『すき』が溢れてから八木さんが更に熱く濃く強く求めていく姿は息を呑みました。飛び立つ八木さんの表情、涙が止まりませんでした。最後の展開、どうなるのか…。少しでも救いがあればいいな。こんな素晴らしい作品を生み出してくださったamase先生に感謝です。 続きを読む▼
  • (5.0) 購入前の生活に戻れない
    もちもちさん 投稿日:2023/7/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 最近広告でこの漫画を知って、即シーモア会員になって1〜6話まで一気に購入。 性癖のド真ん中にぶっささりすぎて「買わなきゃよかった……」ってくらいハマってしまって、購入から1週間以上たっても1日に何回も何回も見てしまいます。 特に塚本×橋内中尉編が好きすぎて…。 真面目で穏やかで信頼もある橋内中尉、でもピュアで欲求に素直で、鍛え上げられたムチムチボディでどエロくて喘ぎまくるなんて最高すぎる…。 「こ…これだけ頼んでるのに!」って可愛すぎんかぁ…。 頼めばしてもらえるって思ってるこのピュアさ!たまらん…。(多分言わなくても勝手に犯されたことしかないからなのか…) 行為中一度は気色悪い!って拒んだキスも、段々「してほしい…」っておねだり顔になってるのもたまらん…!! おそらく童貞非処女な橋内中尉の、劣情丸出しな濃厚な初めての愛ある体験をたくさん見させてもらって大変満足です!! 最期に自らキスをするところ、いつ見ても体が爆発しそうなくらい尊いです。あと照れながら3回もしたなんて自己申告…可愛すぎんかぁ…。 悲しい結末だけど、塚本くんが大切にしてた軟膏をお守り代わりに持って征けてよかった…。 やぎしずは辛すぎて前編、中編しか見れないです。心身共に元気な時に後編まで読んでます。 襟巻きのエピソードは実在された某大尉を彷彿とさせました。 お気に入りのシーンはたくさんあるのですが、逢瀬を重ねるたびに二人が親密になっていって、しずまくんが八木さんの部屋で好きって気持ちが溢れ出すシーン、しずまくんの気持ちが痛いほど伝わってきてあかんです…。 あと全裸で致してるのもあかん…。どう考えても身も心も繋がってる二人やん…。 結末がどうしても悲しいので、どうか自分の脳内だけでももっと長く幸せを感じてほしいと思って暇があれば二組のことについてすぐ妄想をしてしまいます。 原作では征ってしまわれたけど、私の脳内では二組とも毎日エロいことしながらずっと幸せな生活送ってます! こんな中毒性のある重厚な漫画初めてで、毎日頭から離れなくて人生初の感情に困惑してます。 雨瀬先生もものすごく精神を削りながら執筆されておられると思います。こんな素敵な作品を世に出してくれて心の底から本当に本当にありがとうございます!! ぜひできるところまで描いていただきたいです!ついていきます! 続きを読む▼
  • (5.0) 唯一無二の光を放つ作品
    はちりみさん 投稿日:2024/5/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 本当にこのひとたちが存在してたのではないか、と感じてしまうくらいに真に迫った描かれ方が凄まじい。 最近出た十話が好きで繰り返し何度も読んでいます。相手を好きかどうかよくわからないうちに致していたように見えた今までの登場人物たち。だけど今回、まっすぐに目をみて好きだって言っちゃう人が現れました。ヒソーチョがすごく可愛いらしい。死が近くにあることが伝わってくる過酷な状況の中、彼らがどうなっていくのかとても気になります。 追記,11話読了。 ソノの「増やさんと」というのは、失った命を取り戻したいという気持ちからくる本能的欲求なのかな。そしてそれはヒソーチョに対して向けたいものなのかも?ヒソーチョの方は、ソノとの体の接触に縋る気持ちが徐々に出てきている感じなのだろうか。 12話読了。一人で雨を見上げるヒソーチョの姿とその瞳が哀しくも美しい。状況ゆえの容赦のない想いのぶつけかたをしたソノ。もしもできるものなら孕ませたいくらい、駆け落ちしてしまいたいくらいヒソーチョを想う彼の必死さが伝わってくる。 ヒソーチョはみんなを死なせたくないと感じているはず。それをソノは感じ取っている。ヒソーチョの座椅子となっている時の嬉しそうなソノの姿を見ると、2人の仲がより特別なものに変わっていく様をみたいと思ってしまう。 13話読了。面と向かって愛していると伝え、気持ちを尋ねたが受け入れてもらえなかったソノ。一緒に逃げようと言われてうれしかった、綺麗だと思ったのなら心が動いたのではないのか?と思う。だけど、ソノのことを思ってか、又、異常な状況での性的欲求を女性の代わりとして受け止めたという意識がヒソーチョにあったからか、愛を受け入れなかった。その結果、ヒソーチョは温もりを失ったかのようにみえた。彼は孤独に震えて自分自身とソノの気持ちを理解していったのだろうか。最後に向き合えてヒソーチョが愛を受け入れて心を曝け出す姿をみて胸が震えた。いろいろ考えてしまうすごい作品。人の死も愛にも全て意味があり、ほんとうは祈り思うことで繋がっていけるのかもしれない。ラストキス素晴らしかった。ヒソーチョが与えてソノが受け取っているかのようで、すごく素敵だった。文一郎のこころの状態がとても心配な気持ちはどうしても残るのだが。 彼らの大切な仲間や愛する人との辛い別れを描いたこの自分にとって特別な物語を心に刻んで生きたい。 続きを読む▼
  • (5.0) 塚本太郎編もぜひお待ちしています…!
    かもすけさん 投稿日:2023/7/2
    【このレビューはネタバレを含みます】 1日に2,3回繰り返し繰り返し、大切に読んでいます。とくに和さんと塚本くんのお話が大好きで、2人の物語の続きを!と願うも、和さんが戻ってくることはなく…。塚本くんが機体整備で細工して、途中帰還するように仕向けてくれないかな…と思わず願いました。でも、国のために散ることこそ美しいという価値観を強要されている時代に、和さんを失敗させるようなことはしないだろうな…というより、考えつきもしないんだろうなと、考え直しました。塚本くんは和さんのことを想っているからこそ、機体に不備がないように、和さんが最期の瞬間まで優れた搭乗員でいられるように、決死の覚悟で整備したんですよねきっと…。数ヶ月後に終戦が訪れ、これまでと180度違う民主的な価値観を促され特攻の異様さが認知されていくなかで、なぜ和さんは死なないといけなかったのか、もっとできることはなかったのか、特攻がなければ和さんは今も隣にいてくれたのではないか……優しい塚本くんなら、そんな思いに囚われてしまいそうです。特攻を指示した上官は、責任を逃れるために失踪することもあったようで、そんな酷い様を目の当たりにしたときに、塚本くんはどう感じるのか。終戦を告げる玉音放送をどんな気持ちで聞いたのか…。塚本太郎編も、ぜひ、ぜひともお待ちしています!そして作品の題材上、不謹慎に思われる方がいるのは当然で、避けられないことだと思います。否定的意見に共感する部分もあり、作品を受け入れがたい気持ちもよくわかります。すみません…それでも自分は蛍火艶夜に出会えてよかったです。蛍火艶夜を読まなければ、特攻隊というものを誤解したままでした。勇敢な若者たちが、国のために自ら命を捧げた、お恥ずかしながらそんな印象を持っていました。しかし実際は、生きていたい若者が大半だった。生きたくても、特攻を拒否する選択肢がなかった。正気の沙汰ではありません…。蛍火艶夜を読んで、そして、自ら調べようとしなければ知り得ませんでした。こんな悲惨なことがなぜ起こってしまったのか、どうしたら避けられたのか、同じようなことが起きてしまったら自分達にできることはなにか…。大切なことを考えるきっかけをくれました。どうか、amase先生が描きたい物語を、最後まで貫いてくださいませ!そうじゃないと、こんなに人を動かすような、心に触れる作品は産み出せないのだと思います。どうかどうかお願いいたします! 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

読めば心がとらわれる
制作:わっきー(シーモアスタッフ)
『ここは今から倫理です。』の雨瀬シオリ先生の初BL!特攻隊の青年・志津摩と写真家・淀野の物語から始まる第二次世界大戦末期の特攻隊員たちの死へと向かう苦悩、激しくも切ない恋を描いたオムニバス作品。目前に迫る死に怯えながらも最後の瞬間まで生きもがこうとするその姿に胸が詰まり、涙が止まりません!

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