作品タイトルは1作目の題名。
11の短編からなる一冊。
ひとつひとつはすごく短いのだけれど。
どれにも共通しているのは、心地よい軽さとちょっとしたミステリアスさ、ユーモアの効いた奇妙さが良い具合に心に引っ掛かって楽しいのです。
ほんのり漂う優しさもいい。
なんとなく"永遠なるもの≒エロス"を感じるのは私だけでしょうか。
特に好きなのは
「あと少しで人魚姫」
「亡国の騎士とワガママ王女」
「変身」
…そしてなにより
「球」…!!この落とし方最高です。
作者さんの感性光る一冊でとてもおもしろかったです!
(108p)
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ずいぶん前(レビュー直後)より積んでました。ご紹介ありがとうございます!
(遅い)
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