「災禍の神は…」が素晴らしかったので作者買い。今回はギリシャ神話でこれまた大興奮モチーフ。
神々の揉め事がメインにあるのですが…天界の神々によって人の体に封じられた全能神ゼウスと、その宿主であるエジプシャンな奴隷少年を巡るミステリアスなお
話。舞台が神域だけでなくアテナイやスパルタといった都市国家で、人間ドラマも楽しめます。どちらもドンパチやってて見応え十分です。
相変わらず絵が上手く、歴史考証に気合い入ってる所が最高でした。巻末の解説コーナーが本編より面白いくらい。
( ただ…土下座なんて文化がここには有るのか?いや無い。ギリシャ神話の神が土下座と言い出した点だけすこぶる残念でした。)
加えてどっちを向いても美形を拝めるキャラデザが素敵です。この中なら軍神アルスの陽ビジュなのに限りなく陰!なギャップとボロクソな扱いが不憫萌え的に美味しいなぁ。
なーんて思ってたら3巻ラストにまさかの…最推しが…!?「災禍」の作品跨いで来ちゃったのかと期待しかない。早よ会いたいっす。
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