『薬屋のひとりごと』の日向夏先生の原作、ですが、2巻まで読んでまだハマれない
「祝福(ギフト)」という魔法とは違う、五感に対しての第六感のような能力(らしい。。。)を持つものを集めて「神子(ミコ)」を選抜する試験を受けてほしいと、辺境
の教会で神官見習い中の主人公「クロエ」に話を持ってきたのは「ビルツ伯爵」家の子息の聖騎士「エラルド」。
ただ、クロエの能力はギフトではなく、生きるために培った暗記力と洞察力。でも、金貨の報酬に釣られて已む無く引き受けるという冒頭。
神子選抜試験は2年前の前回、殺人事件が起きて延期した、いわく付きのもの。その犯人探しというのが主な目的なのだが、設定がなかなかややこしい。「聖女(セイジョ)」と「神子(ミコ)」という呼び方にも派閥が分かれる裏があるようで・・・。
神子候補の誰が怪しいのか、その裏に隠された事情や背景、殺人犯は誰なのか、何故殺されなければならなかったのか・・・!?
お話の端々で、主人公の推理が冴えます。
男前な凛々しさは、「猫猫」に通じるものもあるような気がします。
期待値を込めて、続巻を待ちます。
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