マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ オーバーラップ LiQulle(リキューレ) 20722072
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
2072
1巻配信中

2072

400pt/440円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

2072年、人間はAIの作った「ニューオーダーAI」に保護され平和に暮らしていた。
ニューオーダーAI・イズの元で管理されながら働くスルガとサガミ。
二人はかつて人間が作った、人間の記憶が搭載された「オールドAI」を破棄する仕事を行なっている。
ある日スルガはサガミに告白されるが、恋に疎い彼は、かつて一人の男性が亡くなった恋人を模して作ったオールドAIの記憶のコアを持ちだし、意思疎通を試みようとする――。
“人間らしさ”とは何か。未来に問いかけるSFラブロマンス

読み放題の登録がお得!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

  • 2072

    400pt/440円(税込)

    2072年、人間はAIの作った「ニューオーダーAI」に保護され平和に暮らしていた。
    ニューオーダーAI・イズの元で管理されながら働くスルガとサガミ。
    二人はかつて人間が作った、人間の記憶が搭載された「オールドAI」を破棄する仕事を行なっている。
    ある日スルガはサガミに告白されるが、恋に疎い彼は、かつて一人の男性が亡くなった恋人を模して作ったオールドAIの記憶のコアを持ちだし、意思疎通を試みようとする――。
    “人間らしさ”とは何か。未来に問いかけるSFラブロマンス

レビュー

2072のレビュー

平均評価:4.9 20件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

単話シリーズだけどコレだけでも読めます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズとは思っておらず(シリーズも単話で今回は前作より20年後くらいの話とのこと)読みましたが、ここまでのお話をよくまとめておられ、最後まで余すことなく読ませていただきました。
単話でも確実に見えます。作中に出てくるオールドAIのアオイ。このアオイの存在が、今回の主人公であるオリジン(人間)のスルガ、サガミの関係性に苦しいくらいに彩りを与えるんですが…
これはハッピーエンドかと言われるとハッピーエンド。が、捉え方によってはハッピーエンドではないのかもしれません。あとBLか?と言われると、もうそんなジャンルは飛び越えて人間同士のドラマじゃないかと思うんですよ。

2072年、世界には人間(オリジン)と、人間(オリジン)が作り出したAIロボット(オールドAI)、そしてAIが保護対象である人間(オリジン)の幸せの為に作り出したAI(ニューオーダーAI)の3種類が存在しているが、現在主流であるニューオーダーAIはオールドAIを「廃棄対象」として回収を急いでいる。オールドAIは人間が、人間の意識データを搭載して作り出したAIである為、どうしても所有者である人間よりも長く残る。人間の意識が搭載され孤独となったオールドAIは彷徨い続けるため、ニューオーダーAIは彼らを「人間と同等とみなし回収・廃棄」対象とした。無論、人間の中には今や人間を保護、管理する側となったニューオーダーAIに対して反抗的に捉える者もいるため、そういったオリジンはレジスタンスとして識別しニューオーダーAIが管理強化対象としてほぼ平和的に解決をする。
危険思想は「ノイズ」であり、ニューオーダーAIが無くては生きることができないオリジンは常日頃からニューオーダーAIと共に平和に暮らしているのだった。

もうね、全部見終わってからニューオーダーAIを見ると辛すぎるんですよ。まるでニューオーダーAIが研究者で、オリジンこと人間がロボットみたいなんですわ。だからこそ、スルガやサガミの人間味が共感しちゃうんですよ。だからね、サガミの最後のコマ。たくさんの感情が詰め込まれた表情だな、と。辛く悲しくどうして、という気持ちと、でもどうしても芽生えてしまうこれからも一緒に生きられる喜び。
唸るしか無いよ、もう。
読み切ったあと、天を仰ぎました。
本当にこの作品が見れて幸せです。ありがとうございました。
いいね
16件
2024年4月28日
はぁ。言葉が見つからない…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「2055」の17年後の物語。世界線は同じなので前作から読むと付箋が繋がるかなと思います。(ネタバレしています。)

前作よりさらにディストピアな世界になってる…😩と感じた冒頭、あのヤナギとアオイは希望じゃなかったの??と叫びました(弥凪と葵の旧アンドロイドがヤナギ、アオイ)
人の負の感情はノイズだと…最新のAI(アンドロイド)が人間をカウンセリングし、幸福感に満ちた戦争や犯罪のない、平和な世界で暮らしている人間たち。そんな世界でも反発する人は存在して、本来の人間らしさとは?と海上から訴えている。

物語は身体は人間で頭部はAIによって復元された電脳を持つスルガと、両手だけ機械化されたサガミの物語。元のスルガはサガミと愛し合っていたんだけど、その記憶はレジスタンスの危険性からノイズとして消去されていて、電脳スルガを最新AI IZは常に観察研究している。恋する気持ちをアオイから知ろうとしても、弥凪を想う感情をスルガとは共有できないとアオイ。ヤナギの記憶データが見つかりまた2人の人生が送れるとアオイに言っても、弥凪と葵の遺骨を手に、アオイは自身を消去して欲しいと言う。
共有の拒否や○を願うアオイの感情は、電脳のスルガからしたらノイズでしかないのに、彼は消去された感情、サガミとまた愛し合おうとします。

なのにサガミは情事中泣いていて。何故かゾッと怖さをそこから感じ…。それは運転中ラジオから、自○したくなったらカウンセリングを受け薬を飲みましょうというcmを耳にした時のゾワッとした感というか。人と動物の違いは、人生の終わりを自分で決められると人は知っている、それほど人は不完全なものと。電脳化される以前のスルガを求めるサガミの割り切れない想いは哀しく(美しいのですが…)あの、何もかも諦めた様に感じた彼の表情は刺さりました😩

エピローグ。スルガのオリジナルの記憶を消去するサガミに涙でした。記憶の中のスルガは今のスルガにはない、喜怒哀楽がありました。何より皮肉なのが、前作の旧アンドロイド アオイの方が進化したアンドロイドスルガよりも人間らしいのが辛かったです。人の負の感情をノイズという物語に全体主義を感じ、唯一の希望はサガミに抱きしめられた時スルガが言った記憶の話でした。

真っ黒なベタ描写や箱の様な建物も良いなと。好きな作品です。
いいね
9件
2024年8月15日
泣ける…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作2055の続きかな?と思ったので復習してから読みました。前回は短い中にズシンと心に響くSFストーリーでしたが、今回はかなりのボリュームを使ってさらに心に訴えかけてくる、メッセージ性の強い内容でした。
スルガとサガミ(なぜ静岡?)の関係性の切なさはもちろんのこと、2055に出てきたアオイの存在がお話に奥行きを与えています。
何をもって人を人と定義するのか?読み終わった後ずっと考えてしまっています。
記憶なのか、肉体なのか、心なのか、脳なのか。単純に推し量ることのできない、定義づけできない人間という生き物の複雑性を、斬新な切り口で描いてくださる三月先生の手腕にさすがとしか言いようがありません。
色々と考えさせられる内容ではありますが、サガミとスルガが選び取り、そして繋がることを決めた選択にはほろりとあたたかい涙がこぼれます。
時間のある時にぜひゆっくり読んでいただきたい作品。
このシリーズがさらに続くことを期待しています!
いいね
9件
2024年4月27日
全90頁の深い深い物語に号泣
2055と繋がる、その17年後の物語。前作でも感じていた「それは愛なのか、エゴなのかを一生かけて問い続ける物語」と言いましょうか。

これは、ネタバレなしで読んで欲しい。

AIが人間を支える未来社会が舞台で、視点を切り替えたときに、まったく違う光景が見えてくる作風はさすがストーリーテラー。
既にAIは部分的に人間の能力を超えているけれども、理屈を超越して起こる衝動や情動から生まれる世界は、AIには紡ぎだせない。そこに人間の優位性があると考える身としては、最後には、全体主義と個人主義という言葉が浮かび、目の前にいるヒトを通じてそこにいない人を見る気持ちを想像して胸がヒリつき、涙が止まらなかった。はぁぁ、今回も深い…彼はそんな気持ちを一生抱えて生きていくのだろう。が、その末は…?いつかこの先も描いてほしい。三月先生、いつまでもお待ちします…拝
いいね
16件
2024年4月29日
涙が止まらない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作2055とお話がつながっています。2055は短いショートストーリーながら愛と切なさが詰まったお話ですが、それをさらに世界観を深堀りした、しっかり濃厚なSFBLでした。読み切りですが90ページもあって読み応えがあります。
人類はどんどん少なくなりそれに変わってアンドロイドが普及し、戦争の無い人間が安心して幸せになれる世界。戦争が起きないということは、人間が待つ様々な感情を無くしていくということ。その中で人間やアンドロイドが愛や感情を持って生きている世界が、三月先生によって切なく描かれています。
寝る前に読んでしまい、泣き腫らしてしまいました。2055も読み返し、アオイとヤナギのことを想ってまた泣きました。
普段ハピエンばかり読んでいるので、久しぶりに三月先生の切ないお話を読んで、今ボロ泣きしています。
いいね
4件
2024年4月27日

最新のレビュー

人間を人間たらしめるものとは
「2055」から17年後の、アンドロイドと人間の世界を描いたSFファンタジー続編です。
2055と同じ世界線の17年後、人間はオリジンと呼ばれ、ニューオーダーAIと共存するようになる。2055年よりも高度になったアンドロイドに管理された平和を生きるサガミとスバル。オールドAIのアオイのコアも加わり、人間らしさについて深く考えさせられる作品になりました。
人間のために生まれたAIがアンドロイドとして高度になった世界で、人間らしい感情が分からないスバル。人間らしさとは一体何なのか。秩序を保つ為に、人間としての様々な感情を殺し生きていくことは本当に幸せなのか?見せかけの平和な世界がとても嘘くさく見えました。対照的に過去のオリジンのスバルは、とても活き活きとした表情をしていて、生きていると実感しました。危険因子だとしても、きっととても人間らしい感情を持った人だったと思います。人としては完璧ではないかもしれない。でも、だからこそ人間らしいのかなと感じました。
アンドロイドらしさと人間らしさが一目で分かるほど、ちゃんと絵で表現されているのも本当に見事でした。表情一つでその人らしさを表す三月先生の画力に感動です。
いいね
1件
2025年1月23日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ