作画が上手い！
トグロを巻いた蛇に囲われて震える鼠。鰐と亀と蛇がお風呂に入っている表紙下のイラスト、とってもイイです！
劇画タッチの絵とコメディーのデフォルメの絵の対比が極端で、それだけで笑えます。
片親で育ててくれた父が亡くなり、そ
れを機に無味乾燥した都会での暮らしを捨てて帰省した主人公「山鼠（ﾔﾏﾈ）みや子」29歳。父が残した銭湯を成り行きで再開したけれども、ヤクザへの借金1000万円を返済するためには、スパリゾートを経営する会社への譲渡（額面1億円）が手っ取り早いとは思うのですが、まぁ、それではお話は続きません。それにヤクザさん「蛇塚さん」の過去にも、この銭湯は重要な思い出のようで・・・。
銭湯の土地を狙っている会社と、蛇塚さんが所属する組の上層部の登場が、このお話にどう絡んでくるのか、コメディー寄りなので気楽に楽しめる感じが好印象です。
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