フローラの結婚相手、悪名高いグラードルは、卑劣漢どころか正反対の誠実な好青年だった。
今の姿を信じると決めたフローラは、二人で伯爵家再生に乗り出す。
離散した従者一族を再び向かい入れ、館の一部を貴族学生宿舎として活用することに。
すると申請手続きで法務卿が肩入れを表明し、茶会の招待状を渡してきた。
その誘いに乗ってみると……?
一方で、前世の記憶から未来の展開を知るグラードルは、バッドエンドを回避するため、主要人物とのフラグを立てないよう動く。
だが、当人たちが次々に寄宿してきて、頭を抱えることに!?